映画『パーフェクト デイズ』を 観る | 熊本 アラ還ホームティーチャーの毎日いきいきブログ~ECCジュニア鹿校通教室

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日々のできごとをエッセイのように綴っています。

昨日は サクラマチに 映画を観に行きました。


カンヌ国際映画祭 で 役所広司さんが 男優賞 を 受賞した『パーフェクト デイズ』

ドイツ人監督 ヴィム ヴェンダースの作品です。




映画製作のきっかけは、渋谷区内17か所の公共トイレを刷新するプロジェクト「THE TOKYO TOILET[注 1]である。プロジェクトを主導した柳井康治ファーストリテイリング取締役[9])と、これに協力した高崎卓馬が、活動のPRを目的とした短編オムニバス映画を計画。その監督としてヴィム・ヴェンダースに白羽の矢が立てられた[10]


小津安二郎の事跡をたどる『東京画』(1985)を監督するなど日本とのつながりの深さで知られたヴィム・ヴェンダースは、当初、短いアート作品の製作を考えていたが[10]、日本滞在時に接した折り目正しいサービスや公共の場所の清潔さに感銘を受け、長篇作品として再構想[11]。ヴェンダースが日本の街の特徴と考えた「職人意識」「プロ意識」を体現する存在として主人公を位置づけ、高崎卓馬の協力を得て東京を舞台とするオリジナルな物語を書き下ろした[12]

(Wikipediaより)


役所さん演じる主人公は スカイツリーの見える昔ながらのアパートに住む男。

このアパートの寝室が わたしの実家そっくり。四畳半の部屋を貸間として何部屋か貸していたのでした。



ストーリーは実に単調。NHK 「72時間」好きのわたしとしては このドキュメンタリータッチの描きかたがなんとも言えない。

「平山」という名前 小津監督が 何度も使った名前ではないですか。笠智衆さんだな。

映画の中でも



このシーンは 「晩春」の1シーンを彷彿とさせるし、公園で この姪と飲み物を飲むシーンも 小津監督の手法ですし、観ていて ひとり ニンマリしました。

細部まで 楽しむ作品でした。

特別なことは何もおこらないストーリー、それを楽しめない人には 恐ろしく退屈な作品だと思います。

ただ、三浦友和さんとのやりとりは 説明が多く、このシーンかなかったら パーフェクトだったのに、と思いました。残念。


パーフェクトデイズ  のような生活をしている夫が早朝出かけて行った今日、わたしは 大掃除の続き、トイレ掃除をするつもりです。