群衆の中の孤独 | 熊本 アラ還ホームティーチャーの毎日いきいきブログ~ECCジュニア鹿校通教室

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熊本県山鹿市鹿校通で英語教室を経営しています。
日々のできごとをエッセイのように綴っています。

どの占いを見ても 必ず登場する言葉がある。

☆変わり者
☆孤独が好き
☆ミステリアス

否定できない。当たっている。

ひとりが好きなのに 完全にひとりでは寂しい。
なんて わがままなんだ。


そんなわたしに「未来会議室」は ピッタリでした。

若い人は ファミレスで勉強をする。

息子も 国家試験前は 夜中に 「ジョイ勉」してました。
九州には 「ジョイフル」という ファミレスがあるのよ。そこで勉強するのを「ジョイ勉」と 言うんだ。

わたしにはできない。
長居したら悪いと思うし 周りも気になる。

「未来会議室」は お金を払って権利を得て 落ち着いて仕事や勉強ができる。




BGMが程よい音量でかかっており
私語は禁止ではないので こちらも 程よく人の気配がし 静か過ぎる環境より集中できる。

机周辺の照明は明るく かすみ目も気にならない。


一時間半ほど勉強し 早めの晩ごはんを食べ 向かったところは    Denkikan 。

昔からある映画館。



こちらがロビー。
映画館らしからぬ雰囲気。

最近はシネコンの映画館が主流だけど わたしは
こじんまりした個性的な映画館が好きだ。




小津安二郎監督「お早う」




わたしは 10代の頃から雑誌「クロワッサン」を
愛読していました。
中でも 吉本由美さんの 雑貨についてのエッセイが好きでよく読んでいました。

その吉本由美さん、熊本出身のかただったんだ!
しかも、現在は実家のある熊本に戻って来られているんだ!

初めて お声も聞きました。わたしとひとまわりも違う年齢なのに かわいらしい声だったぁ~。


「お早う」は スカパーで何回も見たし
数年前は 八千代座 でも見ました。

そのとき、 
こたつがけが その当時流行りだった毛糸のモチーフで作られた物だったのに感動しました。新しい発見でした。

今日 映画が始まる前の挨拶で 吉本さんが
「その当時のお部屋のいろんなものの柄も味わってください。」
と言われるのを聞いて、さすが雑貨についての
エッセイを書かれていた人!と感心するのと同時に 目の付け所が わたしと同じだったことに感激しました。

映画が終わったあとは 吉本由美さんとのおしゃべりタイムがありましたが 田舎住まいのわたしは
参加せずに帰ってきました。



群衆の中の孤独を楽しんだ1日でした。