エジプト学を求めて。 -27ページ目

エジプト学を求めて。

幼少からの夢はエジプト学者になること!高校卒業後に英国へ渡り、リヴァプール大学にてエジプト学を修めました。次の目標は日本で大学院進学&研究を行うこと!

なんか木曜から土曜まで寝不足のせいか体調崩してた。


484ページの本は強敵でした。まだ倒せてません。頑張ります。後で。



今日(月曜)は朝9時にEgyptian Religion(エジプト宗教)があった。


そのあと2時間ちょい空いてる間に友達のRein(レイン:エストニア人)とGeraldine(ジェラルディーン:シンガポール人)と共に校内のカフェでコーヒーすすりながらパニーニで腹ごしらえ。


いつも朝は食べてる余裕がある状態じゃないのでここで朝食。

朝10時だし、まぁ朝食ということで。


毎週月曜提出のCopticの宿題をこの時間で済ませた。

もう回答はしてあったけど、Duplicate(複製)してなかったんだ。

(2部提出して、1部は成績用に保管、もう1部は採点後に返却されるため)


そのあと12時からMaterial & Technology(素材と技術)があったわけだが・・・

30分で授業が終わってしまったため、次の授業まで1時間半の空き時間が出来てしまった。

そこでReinと共に徒歩10分の繁華街(?)にある書店Waterstone'sに行くことに。

特に買いたいものもなく、本当に暇つぶしで終わったけどね。


そして、2時からCopticの授業。

今日はCourse bookになってる”Introduction to Sahidic Coptic”(コプト語テーベ方言の入門書)のLesson 18:First PresentとFirst Futureをやった。

ここで説明しても仕方ないので内容等は割愛。


続けて3時から、またMaterial&Techの授業。

いつもと違う教室で、今回のみ?の講師だった。Dan Boatrightという、PhDの3年生らしい。

講義はEgyptian Faience & Glass production(ファイアンス陶器とガラスの生産)についてだった。

古代エジプトのFaienceは青~緑色で、よくウシャブティ(人型の人形:持ち主に代わって災いを受ける、と考えられていたらしい)とかスカラベは古代エジプト関連のテレビ番組とかで見たことある人もいるかもしれない。


時間経過で色あせるんだけども、綺麗なまま出土(出砂?)されたものもそれなりにあるらしい。

初期王朝時代の墓から、3万個とか見つかってるらしいからね。

・・・・・・多いな。


そんな感じで今日は授業終了。


帰りに大学内の本屋に立ち寄ってみたら、同じくEgyptologyの生徒で、日本人のミズキと遭遇。

名前の漢字は失念。毎授業のSign-up listにはひらがなで署名してんだもん。

ちなみに自分は漢字でフルネーム書いてる。


しかし・・・まったく同じ授業を受けてたのに・・・いつの間に本屋へ来たんだ?


Middle Egyptianの復習しなきゃーって言ってたから、色々と話してたんだけど、去年の段階でちょっとつまづいたから頑張らないとやばそう・・・らしい。

特に先生によって違うTerminology(用語)使うから、いまいち理解しづらいと。

自分の復習も兼ねて、今まで出てきたVerb form(動詞形)とそれに関する用語をまとめた。

あいかわらずお節介な奴だなぁと自分で思いつつもまとめてた。

3時間で印刷まで完了したけど、どっと疲れた。

ついでだから、先生にCorrection(訂正)あるか見てもらおう。


もう今日は本を読む気力がない・・・寝よう。



ところで、スカラベ。これは日本語だと「糞虫」・・・・・・まぁ、フンコロガシをかたどった物だけど、その姿が太陽を転がしてるようで、毎日太陽を動かしているのはフンコロガシの神様だという考えがあったらしい。

ヒエログリフにもなっていて、Kheper(ケペル)”come into being, become”(~になる)って動詞として頻繁に使われてる。

ちなみにその神様の名前は、そのままケペル。

日本語だとケプリって読まれることが多いかな?


まー、英語発音も日本語発音も、”正しくない”から気にしないけどね!

(古代エジプト語は母音aeiuoを表記しない言語なので、発音方法が不明)


右上:大学敷地内、左上と下2つ:部屋の窓からと寮のすぐ外から撮影。



なかなか綺麗な写真が撮れたのでまとめて貼ってみました。


何かと不便だったりする町だけど、日本ではなかなか見られないような景色が毎日でも見られるところは、すごく気に入ってます。

左下の青い夕暮れは特にお気に入り。


フラスコみたいな形の建物は、ローマ・カソリックの大聖堂で、名前はLiverpool Metropolitan Cathedral of Christ the King(メトロポリタン大聖堂)です。 ホームページ(英語)


初めてリヴァプールに来た時に、すぐ中へ入ってみました。教会なので入場料はありません(寄付は受け付けてると思います)。


その時に中からステンドグラスを撮影したはずなんだけど・・・画像がどこにあるか不明。暇があれば撮りに行って、リヴァプールにあるもう一つの大聖堂(イングランド国教会)と共に、改めて紹介します。



Motto in Latin

これがリヴァプール大学の校章というかモットー(教訓)。



手持ちのPocket Oxford Latin Dictionaryで調べてみた。


HAEC -- this(f., nom.); these (nt., nom./acc.)


OTIA -- OTIUM 「安息、平和"leisure; rest; peace; ease" (pl., nom./acc.)


FOVENT -- FOVEO 「~を維持する、好む」"to keep warm; to favour; to maintain" (Active Indicative Present, 3rd. pl.)


STUDIA -- STUDIOSUS 「熱心な、献身的な」"eager, scholarly; affectionate, fond; devoted"


FIAT -- FIO 「~になる」"to become, to be made" (Subjunctive, 3rd. sg.)


LUX -- LUX 「光」"light; daylight, day; eyesight"



古典ラテン語は興味あって何となく勉強してみたものの、膨大な活用形を覚える暇も意義も見つからずに頓挫。でもラテン語の特徴はいくつか覚えてた。


●名詞の形は数(単数・複数)、性(男性・女性・無性)、格(以下で簡単に説明)によって変化する

●動詞の形は時制と主語の数・性によって変化するが、さらに直説法と接続法で変化が異なる

●形容詞の形は修飾している名詞の数・性・格に対応して変化する

●ただし形容詞そのものが名詞として扱われることもある

●文法が細かく厳しい代わりに、語順が自由である


*・・・格とは、主格・呼格・属格・対格・与格・奪格などのこと。英語だと語順で表される主語や目的語などの印が名詞そのものが変化することで表されることを、格変化と言う。日本語では助詞の「てにをは」に相当する。



はい、こんな感じ。全く簡単に説明できない。

興味のある方は、本屋の外国語コーナーへどうぞ。


ともかく、↑の画像の言葉を訳してみます。



HAEC FOVENT OTIA STUDIA

"these peaces maintain studying"

「これらの平和たちが勉強を維持する」

FIAT LUX

"may it become the light"

「それが光になりますように」


英訳した文を日本語にも直訳してみた。

意味は何とか通じる・・・けど少し微妙な感じ。



ちなみに↓が正解(解釈は色々できるけど、公表されている訳がこれ)


HAEC FOVENT OTIA STUDIA

"these days of peace foster lerning"

「これらの平和な日々が学習の発展を奨励する」


FIAT LUX

"let there be light"

「光あれ」


まぁ納得しておこう(日本語訳は自分で直訳なので判断は保留)。


二つ目のFIAT LUXは聖書からの引用。創世記の冒頭で神さまが言った言葉です。

ただし原文はヘブライ語で、その古典ギリシャ語訳をラテン語訳したものを英訳した上での日本語訳なので、ヘブライ語でのニュアンスとは差異があるかもしれない。でも、これだけ短い文章なら、無いも同然かな?



ただ、個人的には、平和ボケしているどこかの国には当てはまらないと思ってます。


日本にも光あれ。



*10月15日追記:校章の鳥はLiver Bird(ライヴァ・バード)といってLiverpoolを象徴する鳥だそうです。最初はEagle(鷲)として使われていたそうですが、今ではCormorant(鵜)と正式に考えられているそうです。