これがリヴァプール大学の校章というかモットー(教訓)。
手持ちのPocket Oxford Latin Dictionaryで調べてみた。
HAEC -- this(f., nom.); these (nt., nom./acc.)
OTIA -- OTIUM 「安息、平和"leisure; rest; peace; ease" (pl., nom./acc.)
FOVENT -- FOVEO 「~を維持する、好む」"to keep warm; to favour; to maintain" (Active Indicative Present, 3rd. pl.)
STUDIA -- STUDIOSUS 「熱心な、献身的な」"eager, scholarly; affectionate, fond; devoted"
FIAT -- FIO 「~になる」"to become, to be made" (Subjunctive, 3rd. sg.)
LUX -- LUX 「光」"light; daylight, day; eyesight"
古典ラテン語は興味あって何となく勉強してみたものの、膨大な活用形を覚える暇も意義も見つからずに頓挫。でもラテン語の特徴はいくつか覚えてた。
●名詞の形は数(単数・複数)、性(男性・女性・無性)、格(以下で簡単に説明)によって変化する
●動詞の形は時制と主語の数・性によって変化するが、さらに直説法と接続法で変化が異なる
●形容詞の形は修飾している名詞の数・性・格に対応して変化する
●ただし形容詞そのものが名詞として扱われることもある
●文法が細かく厳しい代わりに、語順が自由である
*・・・格とは、主格・呼格・属格・対格・与格・奪格などのこと。英語だと語順で表される主語や目的語などの印が名詞そのものが変化することで表されることを、格変化と言う。日本語では助詞の「てにをは」に相当する。
はい、こんな感じ。全く簡単に説明できない。
興味のある方は、本屋の外国語コーナーへどうぞ。
ともかく、↑の画像の言葉を訳してみます。
HAEC FOVENT OTIA STUDIA
"these peaces maintain studying"
「これらの平和たちが勉強を維持する」
FIAT LUX
"may it become the light"
「それが光になりますように」
英訳した文を日本語にも直訳してみた。
意味は何とか通じる・・・けど少し微妙な感じ。
ちなみに↓が正解(解釈は色々できるけど、公表されている訳がこれ)
HAEC FOVENT OTIA STUDIA
"these days of peace foster lerning"
「これらの平和な日々が学習の発展を奨励する」
FIAT LUX
"let there be light"
「光あれ」
まぁ納得しておこう(日本語訳は自分で直訳なので判断は保留)。
二つ目のFIAT LUXは聖書からの引用。創世記の冒頭で神さまが言った言葉です。
ただし原文はヘブライ語で、その古典ギリシャ語訳をラテン語訳したものを英訳した上での日本語訳なので、ヘブライ語でのニュアンスとは差異があるかもしれない。でも、これだけ短い文章なら、無いも同然かな?
ただ、個人的には、平和ボケしているどこかの国には当てはまらないと思ってます。
日本にも光あれ。
*10月15日追記:校章の鳥はLiver Bird(ライヴァ・バード)といってLiverpoolを象徴する鳥だそうです。最初はEagle(鷲)として使われていたそうですが、今ではCormorant(鵜)と正式に考えられているそうです。
