懐中電灯を片手にチャーリーに「星が綺麗だねえ」「ちょっと寒いよね」とか話しかけながら歩きました。
時々立ち止まっては私の顔を見上げて尻尾を振り、スタスタと歩き始めたと思うと擦り寄ってきたりで大きな体に似合わず、まだまだ子供のチャーリーです。
チャーリーと私は言葉に言い表せないくらい強い絆で結ばれています。
何があってもチャーリーは守り通してあげたいし、楽しい時も悲しい時もいつも一緒にいてあげたい、抱きしめてあげたい、そんな愛しい存在です。
我が家は田舎なのであたりは真っ暗です。
ふと思いました。
半年前のチャーリーはたった一人で山の中を彷徨っていたのです。
怖かった事でしょう。ひもじかった事でしょう。
飼い主が恋しかった事でしょう。
そんな事を考えていたら急に不憫に思えてその場でチャーリーをギュッと抱きしめたら、嫌がることも無くジッとしていました。
星が綺麗な夜に、チャーリーと抱き合ったまま静かに時間が流れていきました。
今日のお昼にその場所に一人で行ってみました。
山道なので人通りは無く、車がビュンビュン飛ばす田舎の1本道です。
チャーリーの元飼主は何を思ってその場にチャーリーを置いたのでしょう?
車に轢かれるかもしれないことや、食べ物がなくて餓死するかもしれないことを知っていたのでしょうか?
何て酷い事をしたのでしょう。
動物レスキューのボランティア活動をしていると、本当に惨いことをする人間がいることに驚き、悲しみ、怒り、恐怖さえ覚えます。
助けてあげられない命の方が遥かに多いことの現実に愕然としてしまいます。
どうすればもっとたくさんの人にこの現実を知ってもらえるのだろう。
多数のブログで動物愛護をテーマにされているはずなのに、どうして日本は犬や猫に対する行政のあり方がこんなに遅れているのだろう。
明日も管理所では犬の判定がある。
生き延びる事が出来る子と処分される犬を判定する日。
我が家のリダもこの日を迎えた朝、体調が悪くなり落とされた・・・・
それでも泣いて喚いて捥ぎ取った愛しい命。
今では毎日元気に飛び跳ねているけれど、私の胸の奥深くには今でも癒えない傷がある。
あの日、私はヴァルドとリダだけを助けた・・・・・
他にも命の期限の子がいたはず・・・・。
何という事をしてしまったのだろう。
皆助けてあげたかった・・・ごめんね。