分解型稽古 | 愛と武術とうどん県

愛と武術とうどん県

泊手、伝統派空手、テコンドーの稽古日記
フルコン空手から伝統派空手に転向し
空手の魅力にハマり、テコンドーの蹴り技に感動し、
沖縄拳法に出会い空手観が一変する。その後独立し琉球空手琉仁会を創設。
琉仁会代表ブログです。

今夜は型をメインにより注意すべき点。

本人が理解して型を打っているか?

その辺りを見直す稽古をしました。

この様な稽古は型を稽古する側だけの稽古ではなく、型を指導する側も稽古になります。

より深く、よりわかりやすく、より丁寧に。

その方の理解度を見ながら稽古の度合いを考えます。

適当な指導だと、本人に伝わるどころか自身の型も適当になってしまいます。

師より伝えて頂いた稽古を伝承して行く事。

その事をどう伝え、指導して行くか?

型は教わる側、教える側、どちらにも稽古になります(^^)

胴体力三種

ナイハンチ立ち

ナイハンチ立ち移動

ナイハンチ初段

ここで気になる所をご本人に問いながら型を修正して行く。

問いながらとは、多分その挙動は何をしているか理解してない部分。
それが見受けられた箇所を問い、理解して頂ける様に稽古して行きます。

見様見真似だけは最初だけです、稽古を積むにつれより理解を深めて行く稽古に移行して行きます。

なかなか、伝えるのも大変です(^^;;

次いでセイサン

まず、突きの移動

蹴り移動。

ここでまた修正点。

セイサンの蹴りはかなり難易度が高い蹴りになります。
それと重心移動というものを理解していないと伝わりません(^^;;

沖縄拳法の理解のひとつ重心移動。

セイサンの蹴りにも含まれています。

単純に蹴るという動作に含まれる色々な注意点。

しっかりと重さを乗せるには?

蹴る足に乗る。

踵の意識。

鳩尾の意識。

引き手。

軸の移動。

細かく分解すると色々あります。

今夜はセイサン蹴りだけで1時間超えて指導させて頂きました。

疲れたと思います。

ただ、こういう稽古は大人数での稽古ではまず出来ません(^^;;

少ないからこそのメリット。

次回の稽古が楽しみです(^^)

ありがとうございました。