2024年の巨人について想うこと | あくまでも私の持論なんですが

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文中敬称は省略させていただきます

阿部 慎之助体制になった巨人がようやく2024年の開幕を迎えようとしている。


オープン戦はなかなかテレビで放映されないためどの程度仕上がっているのか良くわからなかったが、3月24日のオープン戦を見る限りまだまだ不安材料は多いなあというのが正直な感想だ。


試合経過や数字の上では点の取り方はホームラン攻勢によるもの、失点は四球の連続からという昨年と何ら変わらない結果なのだが、まあその事自体は色々な選手が入れ替わり立ち替わりで調子を見ているのだから気にしても仕方がない事であろう。


最近の記事では門脇がようやく数字が上がって来たこと、新加入の佐々木、泉口、郡といった若手が頑張っており、機動力を活かして点が取れる様になってきたことが好材料となっているが、昨年の主力である岡本や坂本、丸が今ひとつ目立った活躍をしていないのがどうにも気になる。丸と岡本に関してはようやくホームランも出たが、それ以外では全体にパッとしないのだ。


更に心配なのが秋広が2軍落ちしていることだ。

昨年後半から成績が伸び悩んでいたのが気にはなっていたが、あまりガツガツせずマイペースな感のある秋広だけに、このままスケール感のある才能を埋もれさせてしまわないか心配である。


どちらにしても現時点であれこれ心配していても仕方のない事である。要は開幕で仕上がっていれば良いのだ。


個人的に嬉しいのは小林誠司が一軍にのこっており、毎試合出場している事だ。


不思議な事に、現在の巨人の顔と言われて真っ先に思い浮かぶのが何故か小林なのだ。

勿論岡本や坂本といったスター選手達を忘れている訳ではないのだが、やはり試合に出ているだけでほっとさせられる様な雰囲気を醸し出しているのが小林という存在なのである。

実力最優先のプロの世界で勝ち負けに関係のない魅力というのも我ながら不思議には思うのだが、それもある意味才能だと言えるのかもしれない。


小林も何処かマイペースな部分があり、打席に立っても勝ち負けにこだわったバッティングをしないところが歯痒かったのだが、先日のオープン戦での同点打を放った打席の様にきっちりボールを見極めてさえくれれば結果もついてくるはずなのだ。

プロ選手にこういう言い方も何だが、とにかくそのまま頑張れと言っておきたい。