令和5年10月19日、横浜のライブ中にBUCK-TICKの櫻井敦司さんが急逝し、大変残念に思います。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

追悼の意を込めて、メジャーデビュー初シングル曲「JUST ONE MORE KISS」とカップリング曲をピアノソロアレンジしてみました。


「JUST ONE MORE KISS」は、メジャーデビュー2年目、1988年リリースの初シングル曲(インディーズ時代のシングルを数えれば通算2枚目)です。7インチ(17cm)シングルレコード、8センチシングルCD、カセットテープ、という3形態で発売されました。

  

4thアルバム『TABOO』(1989年)からの先行シングルです。
日本ビクターのCDラジカセ「CDian」コマーシャルソングに使用されました。


アップテンポのキャッチーなメロディーでありながらも、少し哀愁が漂う曲調です。

 

カップリング曲はバクチク初期の、エネルギッシュで粗削りで勢いのある『TO SEARCH』を再レコーディングして収録されています。ライブでは絶対盛り上がる曲ですね。

 

この『TO SEARCH』は、元々は、インディーズ時代(1986年)の初シングルで、7インチ(17cm)シングルレコードでリリースされました。そのレコードのカップリング曲は「PLASTIC SYNDROME TYPE-2」。

また、4thアルバム『TABOO』(1989年)は2002年にデジタルリマスター版がリリースされ、その初回限定盤にのみボーナストラックとして収録されています。 インディーズのシングルレコードの復刻版CDもありますが、非売品です。復刻版CDは、2002年にリリースされた10枚組CDボックス「BUCK-TICK REMASTER WORKS 1987-1996」(初回限定版)に封入されていた応募券の抽選で、当選者に配布されました。

 

 

BUCK-TICKは地道に自分たちのやりたい音楽をやり続け、商業音楽やメディア露出に媚びることもなく、初期からずっとメンバーが変わることなく継続していることはなかなか真似できないことです。これだけ長期にわたって続けていれば、同じような曲調になったりマンネリ化してしまいそうですが、アルバムごとに雰囲気が変わったり、実験的な試みもあったりと、そこは主に作曲されている今井さんの天才的で独特な音楽センスによる功績が大きいようにも思います(もちろん星野さんも素晴らしい曲を作っておられます)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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