花鳥風月 藝術沙龍展 【台北 グループ展】 | 帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

4度結婚したオンナの、「幸せ」の追求と日々。
5年間のタイ、バンコク生活から2018年末に台湾、台北に移住し、5年。
約10年余の海外生活を終え
2024年春から拠点を日本に。
2025年4月2冊目商業出版決定✨✨


日式印象 花鳥風月展

に参加させていただきました。


読んでわかるよう、「日本的」な作品を集めた企画展でした。





台北では昨年個展を2回、2箇所のギャラリーで開催させていただき
また、グループ展は3回…


それが、今年は既に8月が終わろうとしていますが、グループ展示が1回のみと
なかなか計画倒れまくりです。

それは世界中同じ状況なので、
展示が出来る事だけでも、ありがたいと思っています、感謝。


今回お話をいただいたのは、急遽3週間前
若い台湾人アーティストとコラボしてみないか、とのことでした。

新作ではなく、テーマにそった5作品の出品となりました。


初めての場所
初めてのスタッフとスタイル。

常設ギャラリーでも、コマーシャルギャラリーでもなく、

多目的空間が会期のみギャラリーとなる、

ギャラリーというより、Barのあるパーティー空間という感じでしょうか。




参加アーティストは、
元グラフィックデザイナーで、このコロナ禍前後に創作活動に本腰を入れ、今回展示が初!だという

陳立偉 


日本の盆栽を思わせる作品。
但し、花器はコンクリートです。
コンクリートを使うアートをしたかった、と。
また【豊】UTAKA と名付けたこのシリーズは、U =YOU であり、丸みや緑、自然など人々がほっとするものを届けたいとの思いと、日本の「侘び寂び」を表現したかった、と語ってくれました。



人生初の展示、だそうで
気合いの入り方が半端なく、思わず母のような視点でほっこり眺めてしまいました。

日本語も流暢に操る好青年でした😊




魚をモチーフにしたシリーズを展示していたのは、

周明翰

彼はとても多くの作品を生み出しており…魚シリーズより、花や鳥、蝶を描いた更に日本的な作品もありました。
是非ご覧下さい。

何故今回魚だったのか?!
以前飼っていた魚が旅立ったようでした。
そういうことが関係していたのかもしれません。




台中の蔦屋書店で10月に個展が予定されているそう。
素晴らしいです💖





長谷川洋介 
お札をモチーフにし、
紙幣の価値を問う作品。





アーティスト
4人ということでしたが、お一人は欠席。




今回、1人200元以上のドリンクチャージのあるスタイルでした。


ギャラリーでの個展やグループ展は
大抵無料で入場出来ます。


カフェ展示や、レストランの場合
飲食代がかかりますが、ギャラリーには行かない層へのアプローチが出来る…。


実際のところ、そのアプローチが出来るのかは微妙だと私は思っています。
そもそも目的が違うのと、鑑賞しづらい難点もあるからです。

まあ、カフェやレストランで作品を買う人は、もともとそのアーティストの作品を知っている、または招待顧客であることが多いのが実情だといえるのではないでしょうか。


今回は、
飲食が出来るわけでもなく、
ギャラリー、にしては有料。


よっぽどのアート好きか、濃い関係者以外は敬遠しそうな空間(笑)でしたが、

まあ、密でしたチューチューチュー

たくさんの若者達がひっきりなしにやってきていました。


台湾のアートファン、アート熱、
カルチャーが若者層に厚いことは何だかとても可能性を感じました。






そして陳氏の友人のダンサーが
オープニングをその踊りで盛り上げてくれました。

鄧義平 (EP Boog)

謝謝💖