台湾人の優しさ | 帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

4度結婚したオンナの、「幸せ」の追求と日々。
5年間のタイ、バンコク生活から2018年末に台湾、台北に移住し、5年。
約10年余の海外生活を終え
2024年春から拠点を日本に。
2025年4月2冊目商業出版決定✨✨

昨日の出来事。


初めての台北生活オット不在中の大冒険(笑)
1人であまり出かけない私がフラフラ出かけている。




中山から歩いた迪化街で、お気に入りの和菓子と、レースを買った帰り道。




迪化街から自宅まで

何で帰ろうか…





1.youバイク(レンタルちゃりんこ)→MRT

2.徒歩→MRT(地下鉄)

3.バス

4.タクシー

1は、ちゃりんこに乗って地図は見れないため、最終的にちゃりんこを乗り捨て
返す場所に辿りつく自信がないので却下。

2、MRTの駅まで結構な距離があるため悩む(歩くのは基本的に嫌い)

3.まだ使いこなせてはいないバスアプリを駆使してバス🚌で帰れたら、冒険野郎っぽくてワクワクする。

という事で、早速バスアプリを起動させた。


グーグルで現在地から自宅までの経路を確認。→バスを選択する
バス番号をバスアプリに入力して
バス停の場所を探す。

→そこまで歩く

と、もうすでに乗ろうとするバスが向こうに見えてこちらに向かっている🚌💨

急いで、
でも 降りたいバス停に停まるか聞かなくちゃ💦💦💦

バスに手を挙げ、今まさに乗ろうとするお姉さんに一応英語で聞いてみた。

無言で首をふられた。
言葉が通じていないのだ。

とにかく乗って、運転手さんに地名をいろんな発音で言ってみる。

…無言でドアが後ろで閉まり、走り出した。
おいおいおい 大丈夫か?
大丈夫なのか?

ちょっと地名を変えて(もう少し有名そうな近くの場所)またいくつかの発音で言ってみる。

オウム返しのように私の言った言葉を繰り返されているが、地名だと思われていないようだガーン


と、私の腕を引っ張るさっきのお姉さん。
グイグイ引っ張って運転手さんのところから、自分の座った席の隣に座らせた。
(バスがらがらなのに、隣って…)


この間もバスは走行中🚌💨

うーむ、
そうだ!バスアプリがあるではないか?!チューチューチュー


バスアプリに表示されている地図を見せ、行きたい場所を指差してみた。



アプリによると、少し目的地から外れるが、
まあかなり近くに停留所がある。
そこから歩けばいいや、と思った。


ところが、お姉さんはなにやら二言三言話して、プイッと窓の外に顔を向けてしまった。


あらびっくり
意味もわからず、席を変わるのも気まづいし、


アプリを信じて
1番目的地の近くまで行ったあたりのバス停で降りよう、そう覚悟を決めた時だった。

お姉さんが降りますボタンを押した。


私が席を立たないと、お姉さんは降りられないため、私も素早く席をたち、通路を譲った。



すると、また腕を掴まれたびっくり
何を言っているのかわからないけれど、とにかく私を一諸にこのバスから降ろそうとしている。

いやいやいや、こんなところで降りたら余計わからないわ😆💦
私、大丈夫、このまま乗ってるわ!
と日本語で言うも


通じない…。


とにかく降りるのよ、的な
降りないとダメ、的な空気を醸し出し、なにやら私に言いながら引っ張るお姉さん。


降ります。
言うとうりにします。

でも不安です。


全く降りたことのない、MRTの駅もないバス停で降ろされ…。

お姉さん無言で立っているし…。
バス停に貼ってある時刻表みたいなものをみても、いつも私が乗れば着くと教えてもらったバス番号はなくガーン

ふー💨

とりあえず、最終的にタクシーという手もあるし、
このお姉さんはぶっきらぼうなのか、わたしが全く中国語を理解していないからか、
かなりの放置プレイと腕を引っ張る方法なんだけれど、きっと親切なんだろう、と判断した。



しばらく待っていると、一度だけ乗ったことのある、見覚えのある番号のついたバスが来た。
案の定、お姉さんは私の腕を掴んだ(笑)

謝謝と言って、バスに乗ろうとしたらお姉さんも一緒に乗った。
さらに、そこに座れ、と優先席を指差すのだった。

いや、優先席だから…と日本語で言うも通じず、座るようアゴが言っていた爆笑

ま、言うとうりにしておこう。
白髪の爺さん婆さんに挟まれる形で、白髪染めをしている私が座る。

なんだか可笑しくなった。



これで帰れる、という安堵感からか冷静になった。

このお姉さん、どこまで行く予定だったんだろうか?!


あのまま、降りずに乗って帰る予定だったんだよね?!
私がわからないまま乗ってきたから、仕方なく自分も降りて、乗り換えてくれたんだよね?!
じゃあ、どこまで行くんだろう、また乗り換えるのかな?


そんなこんな考えているうちに、おばあちゃんが乗ってきたため、私は席をたち、お姉さんの横に行った。

お姉さんはお財布から小銭をたくさん出していた。

私も、私のお財布から小銭を手のひらに乗せてみせると、必要な額以外を私のお財布にしまった。

そして、お姉さんはたくさん出した小銭をやはりしまった。



‼️
バス代を払ってくれるつもりだったんだびっくりびっくりびっくりびっくり


私がわからないまま、違う路線バスに乗っちゃったから、
降りたい自宅の最寄り停留所に停まるバスに乗り換えさせ、
自分もそこまで送り…


私のUカード(スイカみたいなやつ)が残高不足でぴーって鳴ったから

私の分まで小銭用意してくれたんだ‼️




台湾人、なんて親切なんだ?!ラブラブラブラブ


そして予想通り
自宅近くのバス停で一諸にバスを降りてくれた。



慌てて、さっき迪化街のお気に入りのお店で買った和菓子を一つ差し出すと遠慮した。

いやいやいや、もらって‼️
一つだから!!
私のもあるから!


って日本語で言うと
受け取ってくれた。



お姉さん!
謝謝💖笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き




お姉さん、ビーサンだった…。
タイ人を彷彿させるな(笑)

でも、多分お姉さんが帰りたい場所に行くバス停まで、ちょっと遠い道のりを歩くんだよね。


なんて
親切なんだろう。


お仕事帰りっぽかったし、
薄着だったし、

ごめんなさい。

声をかけずに、静かに1人で大冒険すれば良かったかな…。
私が不安そうにしたから、放っておけなかったんだよね?!


このお姉さんの事「大丈夫かな?」なんて一瞬でも思ってしまった事、申し訳ない。

謝謝とニイハオだけで
なんとかなる
んじゃなくて
中国語を勉強すべきだよね爆笑


でも

ほんっとありがとうございました😊


台湾の人 優しい💖

そうよ。
昨年の6月に初めて台湾に来て
「台湾人て優しい!」というのが一番印象に残ったんだった。
それと台湾料理が美味しくて、
なんなら住んじゃお!って決めたんだった。




あれから5ヶ月後には台湾在住になって、今。
また台湾の人の優しさに触れた💖


良いところだねラブ台湾♫





もしかしたら
謝謝とニイハオだけで
イケるかもしれないてへぺろ


写真は昨日みた、旧正月の獅子舞💖