バンコクでも、世界のどこでも、普段着物を楽しんでいるhirokoです。
現在、バンコクで着物を着て楽しまれている方は結構多いと思います。
在タイ歴の長い方もいらっしゃいます。
ただ、それを発信し始めたのがもしかしたら私だったのかもしれません。
お茶のお稽古をしているわけでも
お着物がらみのお仕事をしているという事でもなく、
ただプラーっとお散歩に行くのにゆかたを着たり、
お食事に行く、語学学校に通う、などに着物(当時はゆかた)を着て行く様子をSNS上に載せはじめると…
「私も実はバンコクで着物が好きで、たまに着ていたんです」という方からお声をかけていただいたり、
「1人ではなかなか着る機会も、着て行く場所もないので、集まる機会を作って下さい」と頼まれたり、
「バンコクに夫の駐在が決まったので、日本から着物やゆかたを持参するつもりです」とご連絡いただいたり…
それまで隠れて(?)着物やゆかたを着ていた方々が表面に出てこられ(笑)
私を見て、「着物っていいな」「着てみたいな」という方も出てこられたり
が、4年前くらいかな。
その前にもバンコクに和裁の先生はいらして、老舗着付け教室もあったんです。
でもちょうど今から3年~4年前くらいの間に、その和裁の先生が本帰国されたり、タイで日本の着物を着た「着物秘伝」というTVドラマがスタートしたり…
そんなタイミングで日本から呉服屋さんがタイに進出なさってきたり…。
私もゆかたから着物へ移行し
て、そのコーデがありがたいことに日本から注目されたり、応援されたり(≧∀≦)
あ、着物でラジオに出たりコラムを書いている関係もあるのかもしれませんね。
そんなこんなで
「バンコクで着物」と言えば「ヒロコさん」と言ってくださる方も増えたのです(≧∀≦)
と、時を同じく
新たに和裁教室や着付け教室が出来たりして
【バンコクで着物】は市民権を得ました(笑)
着物仲間で集まりますが、
私がボス的に
皆さまを仕切っているわけでも、
どなたかを選別しているわけでもなく、
バンコクに数いる着物好きの方の中で
ご縁があり、繋がり、
着物を着て集まる機会が楽しい
という人で自然発生的にこのメンバーがいてくれています。
過去には他にも
バンコクで着物を着ている方もいらっしゃいましたし、今後も増えたり減ったりもするかもしれませんし、私が抜けるかもしれません。
このメンバーは
皆さま
集まっても誰かのことを噂したり悪くいったりするような方はおらず、
また、純粋に着物を楽しみたい方々なので、
普段着物に対し、
その着方はどうこう、とか、
◯月なのだから◯を着なくちゃ、
など素材を含め、着物警察のような方もいません。
でも、礼装の時はこうしたら良い、とか押さえるべきルールを教えてくれる師匠がいたり、
みな、初心者だった頃を忘れていないので、
安心してわからないことを聞いたり
工夫を教えあったり、
より綺麗に楽に着たい、に的確に答えて下さったり、
和裁の先生もいらっしゃるので、着物ごと作ってしまう方が多いんです。
あと、庶民派?(笑)
数百万かけた着物や帯を自慢するようなタイプでもなく…
お上手にお買い物され、それをシェアして下さったり💖
お着物をお商売にしていないので、仲間うちでお金を稼ぐ、という思考もない方々なんです。
どなたでもウェルカムですし
出入り自由です(笑)
そんな事を今後も大事に
皆さまの都合が合うなら集まる機会を継続したい、と考えています。
たまたま、ヒロコさん、集まりましょうよ、とお声かけていただいたので、メッセージ上でまとめたり、加工が早いとの事で写真をお撮りし、送っているのが私、というだけなんです(≧∀≦)
だから、会場の場所選びや予約まで丸投げ的に任されると嫌になっちゃったりもします(笑)
それでも皆さまで集うと、
華やいだ気分になれますし、
同じ形の、「着物」と「帯」で
こんなにも個性が出せる、出てしまうものなのか、と
改めて着物の奥深さを感じます。
今度はあんな色使いにも挑戦してみよう、とか
今度はあんな風に帯を結んでみよう、など
1人で着ている時よりも刺激を受けられて、楽しいのです♫
今日は
5.29
呉服の日だそうです。
単衣の着物や夏着物、ゆかたを楽しんで欲しいと。
11月15日は きものの日
だそうで、
袷の着物を楽しんで欲しいと。
着物から離れてしまった日本人に、何とか着物を着る喜びや楽しみを、と制定されたようです。
着るもの、で
心が華やぐのが 着物👘
はっきり言って着物を着る環境は日本が一番です(笑)
何もわざわざこんな暑い国で着物なんか…とも思わなくもないです。
でも、着物(ゆかたを含めて)の魅力に取り憑かれた今、
バンコクだけでなく、
かといって絶対毎日着物、ということでもなく、
世界のどこでも
着るを楽しんでいきたいと思っています。