今朝夫に、着物の格って何?
と聞かれた。
詳しい説明はネットで検索すれば良いのですが、
コレ
http://www.sgm.co.jp/useful/basic/tpo/index.html
とか、コレ
https://着物買取.net/kisochishiki/kaku
まさか、
「ググれカス」とは言えないので(≧∀≦)
簡単に、ドレスコードみたいなもの、と説明しました。
その際、着物単体での格もさることながら、合わせる帯によって、同じ着物でも格が上下することや、
例
訪問着に、(訪問着、付け下げについても少し説明→詳しくは
http://arata.jp/setsukosato/kimonolecture/lecture-12/index.htm)
金銀の織の豪華な帯を合わせたら礼装になり、結婚式などに着れる。
その同じ訪問着に、金銀の入らない織の帯や洒落袋帯、染めの名古屋帯などを合わせれば、ちょっとしたお出かけ着として、格は落とせる。
紋を入れるか入れないかで、略礼装となる色無地や江戸小紋。
紋を入れない場合は、帯で、格を上げ下げ出来る。
着物は染め
帯は織 で格が決まってくる。
普段着は、小紋、紬、ウール、ゆかたなどで、
大雑把にいうと、着物全体に柄が入っている感じ。
これらだと、TシャツGパンの横に居ても、同じような格。
師匠が教えてくれたのは、小紋に袋帯は合わせない、格が違うから、という事…
と、ここまで話して
一番伝えたかったのは、
私の持っている着物の多くは、
小紋であり、名古屋帯だから、
TシャツとGパンの横に居ても浮かない普段着なんだよ!
という事(≧∀≦)
何とか、着物を着て一緒に出かけたい私を、着物を着ているからと、敬遠しないでもらいたかった。
一緒に出席した結婚式では、1回目は紋のついた色無地、2回目は訪問着だった。
レセプションなどでも、
夫がスーツの時
夫がジャケットの時
に、私が着る着物は普段とは違う。
1人でラジオに行く時や、
夫がシャツの時、
TシャツGパンの時に、私が着る着物は、
普段着なんだよ‼️
ハァハァ
かなり熱くなってしまった。
すると、夫が
その色々な、決まりごとはいつ、どこで知るの?と聞いてきた。
いつだろう?
詳しくは、ネットで調べたり師匠に聞いたりしたけれど…
大まかな流れ
ざっくりとは、
知っていた。
いつ、知ったのだろう?!
そうか…
嫁入りの時に着物を色々誂えてもらって…
その時に、これはこういう時に着るもの。
これは…
と教わったような?!
記憶が曖昧ではあるけれど、
普通は母から娘へと伝えられ、自然に覚えるものなんだろう。
ゆかたのたたみ方は祖母から教えてもらった。
そうだ、
持たされた色無地には、婚家の家紋を入れたんだった。
ああ、だから
離婚の後、
二足三文で、手放してしまったんだ(>人<;)
着物に興味もなかった。
そうか、
話していたら、色々思い出した。
過去ブログ↓↓↓
バンコクはぐっと気温が下がり、着物日和👘
普段着なんだよ‼️
と、もう一度念押ししたら、夫はいつものように、「ああ、うん…。」と言った。
なので、
私は
普段着物を着て、夫と映画を観に行った❤️
凍えるような映画館でも、冷蔵庫のようなカフェでも、私は着物で快適に過ごせた❤️
もうすぐクリスマス。