足元が揺れるボートの乗り降り、
長蛇の列に並ぶ事や、待ち時間、
帰りの徒歩の距離の長さ、
暑さ、
近くのレストランがバックパッカーの聖地と呼ばれるカオサンになる可能性、
などなどを考えると、
着物は着れなかった(≧∀≦)
なので、もし
どこでもドアがあって、
火葬殿だけを観て、観終わったら
また
どこでもドアを開けたら自宅に戻れたなら、
という設定で、着物コーデを考えてみた。
一応
追悼なので、モノトーンを意識し、
野を超え、山を越えて、地方から
王様に会いに来ていた、見にきていた
タイの人々と、
私の、道のりを表す
風景の織られた
紬の単。
タイシルクの風合いに、少し似ているんだな。
普段着だけど、
「足るを知る」と国民に説いた、王様のもとにタイ国民の皆様と、並ぶには
華美になりすぎず、馴染むかな、と。
帯は「観(る)」
まさに、見に (観に)行く、というそのまんま(≧∀≦)
観劇や発表会、展覧会などを観にいく機会に締めたいと思って買ったもの。
もう、見れない、見ることのない火葬殿。