もしも、あの日着物だったら… | 台湾で着物を楽しむ♫ hirokoの海外ブログ 〜4度目の結婚生活と着物のこと〜

台湾で着物を楽しむ♫ hirokoの海外ブログ 〜4度目の結婚生活と着物のこと〜

4度結婚したオンナの、「幸せ」の追求と日々。
5年間のタイ、バンコク生活から2018年末に台湾、台北に移住し、海外生活続行中です。
日常着として「着物」を愛用、旅行含め「着物」に関するあれこれを綴っています。
ライター・ラジオD J は、しばらくおやすみです。

洋服で観に行った火葬殿。

足元が揺れるボートの乗り降り、
長蛇の列に並ぶ事や、待ち時間、
帰りの徒歩の距離の長さ、
暑さ、
近くのレストランがバックパッカーの聖地と呼ばれるカオサンになる可能性、
などなどを考えると、

着物は着れなかった(≧∀≦)

なので、もし
どこでもドアがあって、
火葬殿だけを観て、観終わったら
また
どこでもドアを開けたら自宅に戻れたなら、

という設定で、着物コーデを考えてみた。

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一応
追悼なので、モノトーンを意識し、

野を超え、山を越えて、地方から
王様に会いに来ていた、見にきていた
タイの人々と、
私の、道のりを表す
風景の織られた

紬の単。

タイシルクの風合いに、少し似ているんだな。

普段着だけど、
「足るを知る」と国民に説いた、王様のもとにタイ国民の皆様と、並ぶには
華美になりすぎず、馴染むかな、と。

帯は「観(る)」
まさに、見に (観に)行く、というそのまんま(≧∀≦)

観劇や発表会、展覧会などを観にいく機会に締めたいと思って買ったもの。


もう、見れない、見ることのない火葬殿。
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見に行けて良かった。