受け取った一番大事なメッセージは、
誰と、どこへ行くのか。
着るものは、自分の為だけのもの、プラス
男性がネクタイまではしない、けれどスーツレベル、のパーティーやレセプションの時(この時は、主催がタイの王族関係の方だった為、一つ紋の鮫小紋と刺繍の帯にしました)髪は前髪ぱっつんのダウンスタイル…今なら髪はUPにしますね…(><)
着物コーデを考える時、
誰と、どこへ行くのか。
誰が、主役なのか?
という事を考えて選ぶ、ということ。
1人で出かける場合にはどこへ、だけを考えれば良いから、基本は好きなものを好きなように合わせたらいい。
但し、着物と帯の格は(出来るだけ)合わせた方が良い。
普段着の小紋や紬に、礼装用の袋帯はちょっとNGという事。
これは
絶対とは言わないけれど、洋服のおしゃれの概念とは少し違うらしい…。
例えば、ジーンズにタキシードの上着を合わせる、とか洋服ではアリ?!でしょ?!
ドレスにGジャンを羽織るとか…
でもそれは、ファッション誌の中であって、実際にはまああんまりやらない。
やってもいいよ、くらいな…
セレブなんかが、流行らせたりする事もあるけれど…
1人で出かけるなら、又は結構何でもアリなパーティならOKという感じでしょうか。
着物の場合も、わざとやる分には…
でも、
普段着物に似合う帯って他にいくらでもありますよね?!
基本的には名古屋帯か半幅帯なら、あとは貴方のセンス次第で、どうにでもおしゃれは作れますから!!
わざわざ格の違うものを持ってこなくても…(><)という事らしい。
納得‼️
そして普段着物といっても、付け下げや訪問着も普段着れない、というわけじゃない。
ちょっとおめかしした、グレードの高いワンピースやスーツ的な…。
1人で出かけるのでも、そんな風にめかし込みたい時ってありますよね?
スーパーに行くだけ、だと少しもったいない気がしますけど…
まあまあ、本人が良きゃ、いいんです。
但し!
その訪問着に紋がついていたら、普段着にはしない…で欲しい。
(絶対ではないけれど…)
紋が付いていたら、礼装(略礼装)扱いに。
合わせる帯の格も同等のものが、相応しい。
でも、名古屋帯や洒落帯で格を下げて、少しカジュアル気味にする場合もあったり…。
普段着物としては、あまりないかな…。
(やはり軽いパーティ以上かな)
という事で、1人で出かける、誰とも約束をしていない日の着物コーデは、紋がついていない着物、礼装用袋帯以外の帯、で
お好きなものを💕
問題は、
誰かと
どこかへ
行くとき
誰かと合流する時
お招きを受けた時
着るものは、自分の為だけのもの、プラス
相手に礼を尽くすもの、になるのです。
(式典以外でも)
例えば
ご一緒する人が歳上なのか歳下なのか、カジュアルな関係なのか、仕事などの上下関係があるのか、関係性は深いのか浅い、または初対面なのか…
自分が主役になってしまって良いのか、否か。これ大事!
とても高価な豪華な訪問着をここで着てよいのか?!と一旦考えましょう(笑)
自分がその場を華やかにする役割なのか、一歩ひく役割なのか。
場所が比較的カジュアルな場なのか一流ホテルのラウンジなのか…
を総合して考える。
うーん。
着物の色柄と帯の色柄が合うとか合わない、以前に
どんな格のどんな素材の中から選ぶか、が先になりそうですね。
ちょうど今日、私が出かける間際に、メッセージを頂いたんです。
(お目にかかった事のない方からでしたけど)
着物の写真が送られてきて、
「どんな帯が良いでしょう?」と…。
そこで、色柄だけでアドバイスするのは比較的簡単なのですが、
やはり、その着物を
どんな場所と、どんな立場で着ていかれるのか?
また、手持ちの帯はどんなものがあるのか?
を逆にこちらからお訊ねしないとお答えが出来ず…(><)
結果、私が出先から戻った時には時既に遅く…
なんのアドバイスも提案も差し上げられないまま、その方もお出かけになってしまった、という。
ごめんなさい🙏
お役に立てず(≧∇≦)
という事で、私にとってもタイムリーな学びとなった話題は、
誰かとご一緒する時には、格を考えて
着物コーデを選ぶ👘
格には上下があり、
着物は染め
帯は織り
と言われていて、面白い事に逆なのですが、それぞれ格が上がるそうです。
着物でいうと、織の代表とも言える紬なんかは、どんなに技術が高い稀少なものでも、格でいうと、染めのものより下がる…
反対に、帯に絵が描いてあるもの、なんかは染め帯で、比較的カジュアルに使用します。
(織でも博多織りや紬はカジュアルに入ります)
色糸を表に出したり、出さなかったり、文様を織り方で表現するのが織りの帯。金銀泊などが使われた絢爛豪華に作られたものは礼装用となります。
と、かなーりザックリよ、ザックリ‼️
奥が深いわ〜。
これを難しいからやめーた、にするか
なるほど〜〜と受け取り、更に探求していくか
になると思うのだけど…
私には、この話
着物の話だけのようで、
全てに通じる事のように思えたの。
自分がどうしたいか、と同時に
客観的に自分を見る目は大事だと。
それは自己プロデュースでもあるし、
他との関わりの中で、相手を尊重したり思いやったり、想像力を働かせる事でもある。
物事を多角的に見て考える、のは社会生活の中ですごく大事な事だと思う。
何事もバランス、という意味で。
着物、スゴっ‼️
男性がネクタイまではしない、けれどスーツレベル、のパーティーやレセプションの時(この時は、主催がタイの王族関係の方だった為、一つ紋の鮫小紋と刺繍の帯にしました)髪は前髪ぱっつんのダウンスタイル…今なら髪はUPにしますね…(><)
アンティーク着物に塩瀬の名古屋帯。
小紋に名古屋帯(半幅帯)を合わせるのがカジュアルでは、着物の帯と色柄だけを合わせれば良いから、コーデしやすい💕
普段着物!初心者向きですね。