10月に入り、日本、またはお茶の世界では着物は袷に、というルール?しきたり?
衣替え?
の声がちらほら…。
毎年繰り返される、ゆかた論争、
単衣の時期、袷の時期、それをどうするか、意見を述べ、注釈をつけてSNSなどに写真をあげる…。
(やはり面倒くさい)
初心者の私、さらには南国に住み、気温は外が30度、冷房の効き過ぎる室内は22度(>人<;)
この季節をどう判断したら良いやら(笑)
タクシーでドアからドア、室内のみの場合と、多少屋外に出る場合という事でも選び方は変わる。
だから、自分なりのルールを決めて着るようにしている。
それは正式なお茶席や式典でなければ、通用するはず、いやしなくては可笑しな事になる…。
だが、可笑しな事になっていた人がいても、それはそれで良いではないか。
自分も強制され、見張られている中で着物を着るなんてまっぴらだし、誰の事も強制などしたくない。
また今日は自由に着たくても、明日はどこぞのしきたりに合わせて着たくなったりもする。
ファッションは自分の心のままに。
また一方で、見る人のものでもあるとはいえるが、普段着としての着物なら
結論としては何でもアリ。
堂々とされたら、それが一番素敵なんだと思う。
自信なさげに肩をすぼめ、人目を気にして小さくなっていては、何を着ていても、みすぼらしい。
本人が納得した上で、見られている事も想定して選んだ服装、着物もしかり、
それはその人のセンスなのである。
センスの良し悪しは洋服にも着物にも現れる。
磨くべきはセンスであり、
それは客観的な目をいかに自分に向けられるか、ということ。
色柄、生地素材はもちろんだが、着付け方も似合う姿は人それぞれ。
この研究が楽しかったりする♫
常夏の国、季節は日本と違って3つ、時期もズレ、何といっても雨季もあれば、水たまりもある。
道はガタガタで、汚れの種類も日本とは違う。
着物を着る、という事を始め、ハマっていくには本来は向かない環境なんだろう。
だが、すでにハマってしまった(笑)
覚悟を決めて、着物の楽しさ、奥深さを日々積み上げていこうと思う。