タイ人化?! | 帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

4度結婚したオンナの、「幸せ」の追求と日々。
5年間のタイ、バンコク生活から2018年末に台湾、台北に移住し、5年。
日常着として「着物」を愛用、旅行含め「着物」に関するあれこれを綴ってきました。
2024年日本を拠点に再出発


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今日はバンコクのFMラジオ局j-channelの番組、モーニングキス生放送だった。
毎週月曜日6時〜9時
日本時間8時〜11時のレギュラーである。

今タイは、国王様がご崩御され服喪期間中。
なんと、TV局、ラジオ放送など一部を除き、ほぼ全てが国家特別番組となり、約ひと月…。
(モーニングキスは、ニュースがメインとなるため、先週から一部内容を変更して放送を開始した)

広告収入で賄っているTV局など、またそれに携わる製作会社、フリーランスのデザイナーなどはさぞ打撃であろう…。

日本ではあり得ない措置だ。

ほぼ白黒の国王関連の放送のみが流れるTV、それはどこの局も足並みを揃えている。
ライブやイベント、毎年恒例のビアガーデンなども中止が決まっている。

観光客用の歓楽街はネオンを消し、扉の向こうでは営業を続けているようだ。

先週までは、90パーセントくらいの割合で、黒い服装だらけの街中も、今週に入ってから、70パーセントくらいになった印象だが、タイ人数人に聞いても、会社や年齢層、また亡き王様への親しみ度合いなどで、「一般の服喪期間はひと月」と言われてはいるが、3ヶ月続けるという人もいれば、きっちり一年は続けたい、という人もいる。

そんなこんなで、黒い服の割合いを注視しながら乗るようになったスカイトレインBTS、ラジオの生放送が終わって帰宅する途中、駅のホームで私は呼び止められた。

タイ語で。

背後から、エクスキューズミーにあたる、コートーナカ?である。

振り返ると、ぶわーっとタイ語で、多分タイ人と思われる若い女性がまくしたてた。

最近、白人の友人から、皆が黒い服を着ていると、もうアジア人は殆ど見分けがつかない、と嘆かれた。
そうだよね、皆んな同じような服で、日本人か否か?を認識出来るのは日本人くらいなもので、とはいっても、日本人かと思いきや、韓国人だったり、中国人だったり、と、言葉を発しているから判断するようなもので、実は「なにじん」なのか、見た目では本当にわかりにくい。


で、私…。
タイ人と思われたんだよね?!
思いっきり。

いや、ぶわーっとタイ語で、何を言われたか、聞かれたかすらもわからなかったから…
道を聞かれたのか?何かを質問されたのか?
理解不能だったから、わからないのだけど、とにかくタイ語で話しかけられたのだ。

ま、道端で寄付だとか、アンケートだとかの人にも夫はスルーされるが、私は捕まるので…
タイ人的要素があるのは何となく自覚はしていたんだが…。

駅のホームだよ?!
話しかけてきたの、一般人だよ?!


で?どうしたかって?!
そ!
「私はタイ語がわかりません」を
タイ語で言ってみたの!

奇跡的に、咄嗟にタイ語が出てきたの!
まあびっくり、大満足(笑)


その若い女性は怪訝な顔をして頭を下げて去って行ったんだけど…

何で英語で答えなかったんだろう。
いや、日本語で。

大抵、タクシーやお店などでも、相手がタイ語でも私は日本語で(笑)何故か通じる。
本当は通じていないのかもしれないけれど、何故かコミニュケーションはとれている(と信じている)。

それが、今日はタイ語よー?!

今日のポイントは、私が限りなくタイ人に間違えられた、という事より、
わからないタイ語で話しかけられ、タイ語で答えた、というところ!(笑)

いやー、ビックリした。