▲一つ計算ミスだったのはロンドンそこまで寒くない。ライトダウン
より一つ厚めのダウンを持ってきたが、腕にかけている時間が長いく
らい。日中ざっと10~15℃の体幹。セーターで過ごせるカンジだが、
木葉の舞い方をみるとすこし日本より早めに冬が訪れつつあるようだ
この先、どれくらいのネタを提供出来るかも不明なので、キックオフまでの静けさを使って②を書いていこう。
大切なマッチデー。通常、あまり引っ越しはしたくないタイミングなのだが、キックオフ時間、宿側の事情、つまり土曜が予約一杯等の理由で、お引越し。でも、新しい部屋のほうが〝聖地〟最寄りで、部屋の印象もかなり良さそうなので、実は本命だった。今朝までの部屋も、イメージしていた以上のクォリティーだったので、少し惜しみつつアウトした。
新しい部屋はオーナーが近くに住んでいるため、またまた我儘をした。
「チックイン13:00ですが、その前に荷物だけ置かせてもらえますか?バックパックで中身はぱんつだけなので最悪盗られてもいいです」
「ハハハ!いいよ。何時に来るの?」
「じゃ11:00で」
「連絡ちょうだいな」
てなわけで、チックアウト→オキニの「朝日食堂(=Sun Rise Cafe)」→新居と、朝からうろちょろとした。
新居のマップ通りの場所に来てメッセージ。実は1時間ボケていたので10:00すぎだったけど。
▲▼オーナーZshirさん宅付近の街並みと玄関先から仰ぐ聖地
「すこし早めに来ちゃいましたが、11:00まで待ちますか?」
「6番の家においで」
とやり取りした時に、チャリの若人から声を掛けられた。
「今日予約した人?」
なななんと、オーナーZahirさんの息子さんが、挙動不審のアジア人を見つけて声を掛けてくれたのだ。ちなみに、カオ自体は予約時の写真で割れてたのかもね。
「おお!いまあなたのお父上からメッセージもらって6番のお家に行くところだったよ!」
と二人で3軒ほど手前の家に行くと、お父上が出迎えてくれた。
「荷物ウチで預かっとくよ。いつ戻って来る?」
「チェックイン時間の13時に戻って来て、そこからラグビーゲームです。13時までお茶とPCで時間潰します」
「オーケー。スタジアム周辺いろいろ飲食あるからね。じゃ13時に」
後でチックインした部屋はコンパクトなが
らピッカピカ。玄関で靴を脱ぐ習慣もいい
てなことで、スタジアム横のアウトレットモールにあるチェーンコーヒー店「PRET A MANGER」で時間潰し。この店、英国経験者は誰もが知っている大衆珈琲店。Costaと鎬を削るいわば英国版サンマルク(でいいか?)だが、電源とおしりが痛くならない椅子だけで助かる。
で、ここからは①に続いて〝聖地〟界隈のおはなし。
ここ、スタジアムを2007年に建て直したのと同時進行で大規模な再開発も行い、飲食、シッピング、ホテル&ビジネス街と、地域一体が全く新しい町に生まれ変わっている。いまPCを叩くカフェも然りだが、居住、滞在者にとってはコンビニなニュータウンなので、恩恵は計り知れない。だが、個人的な印象を語れば全く味気の無いロンドンの衛星都市、いや衛生都市になっちまっている。開発とはいえ、スタジアムを取り囲む一帯のみなので、5分歩けば昔ながらの佇まいでもる。
今朝まで過ごした界隈も、写真の建物(ウチの宿と交差点を挟んで同じ様式の建物)も屋根の先に「1927年」と刻まれている。そんな懐かしさ満載の地域ではあったが、車通りの少ない裏道のようなルートでスタジアムまでを歩いて、すこし驚かされるのは、なかなかにアッパーな方々のお住まいがあること。とはいえ「アッパーミドル」「中の上」というカンジだが、いわゆる隣家と棟続きではなく、1個の独立した小庭、1台以上駐車可能なパーキング付きの家屋が並ぶ。
「1927」見えるかな~
確かに町名も「ウェンブリー・ヒル(ストリート)」と〝ヒル〟が付くと、なんでも値が上がるのは世界共通だ。車通りの多い宿付近はかなり庶民多岐な奮起だが、1つ路地を入っていくと静かな住宅街が広がり、その〝ヒルズ〟を下界に進むと全てが作り替えられた〝人工スタジアムタウン〟が待ち受けている。
「ヒルズ」はこんな家並み
おっと、ただいま現地12:31。ふとカフェの外を見ると、朝にはいなかった深緑の人たちが。4時間先の随分格下の相手との試合だが、居ても立ってもなのか…。
▲ドでかい物欲の城
▲23年のフランスでは2か月を2足を酷使し、もう引退を考え
ていた靴一足で訪英。ヨーロッパの地面は国に関わらず日本の
スニーカーには酷だが限界が来た時様にアウトレットも物色済
脇道に逸れたが、朝メシ前に戻ると、再訪した朝日食堂では、勿論英国式朝飯を。基本エッグ、ベーコンに諸々チョイスの中で、「ビーンスはいらんからトマト。そしてトーストとコーヒー」と頼む。
前回と違いバイト風お姉ちゃんがオヤジと共に対応。まぁ、ちょっとした店とは異なるチープなディッシュではあるが、選んだトマト(もちろんベイクド)が、ほぼほぼ1個分というのは嬉しい驚き。いつもだが、英国の食事案件で唯一尊敬できるのが野菜のおいしさ。メンバー会見の夜に買って帰ったサインズベリーのパックサラダも、なんでこんなにシャキシャキ感が残るのか?健康に悪い薬剤でシャキらせてるのか?と思う程である。
▲SNSでも触れたが、これぞ英国風の〝煮詰まり
コーヒー〟。スタバもブルーボトルも見習うべし!
―――というあたりで、ウェンブリーの悲劇に襲われ、その後は悶々と絵日記にも、なかなか手が付けられずという日々。
すこし、この旅最初の投泊知を補足しておくと、道で行き交う人は若干肌が白くない人が多い印象。我が部屋のオーナーも名前からも想像できると通り、アラブ系だし、直接お会いしたZahirファミリーは間違いなく、いわゆる伝統的なブリトン人ではない。食い物屋は〝町の民族分布〟の大きな指針になるが、驚くほどチャイナはなく、昼夜での外食ではビリヤニばかり食べていたことで〝分布〟は想像できるだろう。
▲個人的な意見だがロンドンのビリヤニはどこも少々辛い…
▲聖地の鉄道駅なんだけど、結構ささやか
▲この有名なアーチの構造をすこし見れる位置。強烈な
ワイアーがテンションになる構造なのはなんとなく想像
▲で、しっかり観客の殺到を緩和する対処をしながら、
ぜ~んぶ風邪で吹き飛ばされるのがなんとなく英国らしい
スタジアムに隣接する巨大なアウトレットモールに来るブリトン系はいても、日常的にこの地域を活性化させているのは、印度亜大陸~それこそパレスティナ周辺あたりに出自を持つ人たち。ちなみにZahirさんの息子はロンドン生まれで、日本も旅してお気に入りだったそうだ。
▲絵日記は原則楕円なしだが、聖地の会見上のボードがいい。
「最高が至高になるところ」。ジャパンはGreatestになれるか
▲試合後のこんなライトアップも傷心のおじさん
には物悲しく感じてしまう…。明日を夢にて帰ろう
今回のロンドン滞在は、完璧にウェンブリー滞在に終わった。わずか2泊ということもあったが、ロンドンも行けばいいものを得たろうが、最早どうしても行きたいほどでもないので十分。痛恨の初侵入となるダブリンを楽しむことにというマインドでライアンエアの塒、スタンステッドに赴いた。








































