『オリエント急行殺人事件』を見てきました。吹替版の方ですね。
吹替と字幕と両方見るつもりなんですが、吹替が既に1日1回になっちゃったんでまず見ておこうと。いまの感じだと字幕の方はゆっくり上映してくれそうだし。
 
私はクリスティが好きでミステリは全部読んでる……と思います。少なくともハヤカワで翻訳されたものはミステリは全部読んでる。ミステリじゃないのは読んでないですが。
クリスティの映像化作品も好きで、こっちはさすがに全部とは言えませんが、オリエント急行殺人事件は2作見たのかな?
アルバート・フィニーがポアロのものとデイヴィット・スーシェがポアロのもの。
三谷さんのは見ていません。クリスティの世界が好きすぎて日本に置きなおしたものがどうも想像できなくて。見てしまって、原作はああだったこうだったと言うよりは見ない方がいいかなぁと。
割と最近、午前十時の映画祭でもアルバート・フィニーのがあったので見に行きました。
オリエント急行殺人事件はとにかくセットが豪華なイメージ。オリエント急行自体、当時はお高くて、特に事件の舞台となった一等車は侯爵夫人や伯爵も使っていたような車両ですから、なにもかも豪華。
 
作品としては有名なものだし、けれど知らない方にミステリを解説するのも無粋なので謎やネタバレには触れないこととして感想を。
 
まずはポアロ。ポアロといえばBBCドラマのデイヴィット・スーシェが有名ですし評価も高いですがこれまでにも数人の方が演じられてますよね。なのでそこは私は違和感はなかったなぁ。ピーター・ユスティノフは今回のケネス・ブラナーよりも見た目はかけ離れてましたし。
むしろアルバート・フィニーがオリエント急行をやったときのポアロがツボにはまりすぎて、その演出と違うところが残念と思っちゃったくらい。
といっても、ポアロが口ひげにマスクして眠るとかそういう本筋とはまったく違う(けれど原作では触れられている)部分なんですけども。
でも今回のポアロは新解釈と言っていいのかな、いままでのポワロとは違う部分が結構あったかな。
これまでポアロは安楽椅子探偵とは言わないまでも、証拠集め以外では自分ではあまり動くイメージはなかったですが、今回のポアロは行動的。行動的だし、時には武闘派。
不思議ちゃんな部分も多分に持ち合わせているけれども、比較的常識人。
ポアロが常識人じゃないというわけではないけれど、不思議ちゃんな部分を普通に寄せてきてるなぁと思いました。
最初の卵のシーンを入れていてもそう思う。
 
そして見終わったときに私の口から出たのは、「ポアロがポアロのくせにカッコいい!」でした。
私はポアロが大好きで、もしかしたら全ミステリの探偵の中で一番くらいに大好きで、でもポアロがカッコいいと思ったことはないかなー。むしろちょっと不思議ちゃんな部分を愛しているので。
なのに普通にカッコよくてびっくりした。
いわゆる男前は他にたくさんいるのに、最後に一番カッコいいと思ったのがポアロでした。
 
謎と動機はどちらも触れたらネタバレになるのでここには書きませんが、犯人の最後の演技がすごく良かった。そのあたりで泣いてる人もいたなぁ。
 
このお話は犯人をあぶりだす過程でどうしても会話劇になるのが避けられないので、そこで眠くなってしまう人もいるのかもしれないのですが、思ったよりもその部分が短かったです。
1974年の映画の方は、もっと会話劇の部分が長かったと思う。そのぶん、キャラクター一人一人に関する描写は1974年の方が多くて好きでした。
今回のは、印象的に描かれている人とさらっと流されている人とがいるなぁと思いました。
 
とても印象的だったのは、謎解きのシーン。
謎解きのシーンが1974年の映画とはまるで違っていて、今回の映画は全員をずらっと横に並べる構図になっているんですが、そこを見て思い出したのが「最後の晩餐」という絵画です。
キリストと弟子たちの最後の晩餐のあの絵。
もしかしたら映画にはそんな意図はまるでなく、私が勝手にそう読み取っただけかもですが。
そういう宗教的な絵画を思い出してしまうほど、印象的なシーンでした。
 
吹替版というとよく話題になるのが、声優さんではない人を使って上手くはまらないという話ですが、今回のは私はまったく違和感なく入り込めました。
ポアロはBBCのドラマは熊倉一雄さんが当てていたから、そのイメージが強いと思うんですよね。今回は草刈正雄さん。どんな感じだろうと思ってたけど全然違和感なかったし、あらかじめその情報を入れていっていたのに最後に名前が挙がって来るまでまったく意識してなかったくらい。
だいたいディケンズ読んでひぃひぃ笑っているポアロもたいがいだけど、その演技がまったく違和感なくできる草刈さんもすごいよね。
もうひと方、山村紅葉さんもどうなんだろうと思ってたけど、こっちも全く違和感なかった。
山村紅葉さんはなんの役をするかを全く知らずに行ったので、最後に名前を見てびっくりしたくらい。
私はあんまり声優さんに詳しくはないですが、ジョニー・デップをいつもやってらっしゃる平田弘明さんは好き。
SMAPファンの方々は、ナカイの窓のナレーションをやってる方、といえばわかるかな。一度、カリスマ声優かなんかで出演もされてます。ワンピースのサンジをされてる方。私はTIGER&BUNNYが好きなんでタイバニの虎徹さんの方が印象強い……というかアニメほとんど見ないんでワンピースのサンジの方が実はわかってないんですが。
ジョニー・デップはいつも平田さんが声をあてられてるんですよね。あとはマット・デイモンもこの方は多くされてますね。
低い声がカッコいいんですが、今回もジョニー・デップはいい声だった。今回は悪役だったんでそりゃあもう嫌ーな顔してるいけすかないやつでしたが、声は良いんだ声は。かえってムカついたくらいw
他の方は誰が声をあててたのかまではチェックできず。
 
関係ないけど、ポアロがジョニー・デップ演じるラチェットの依頼を断るシーンがあるんですが、断る理由が「顔が嫌い」って言ってたんですよね。
こんなセリフあったっけ? 最近は読み返していないから憶えていないだけかもだけど、ジョニー・デップは作品ごとに顔がまるで違うから、敢えてそういう台詞なのかなぁとかも思いました。
向こうの映画ってときどきそういう役者の方になぞらえた台詞があったりするじゃないですか。オーシャンズシリーズでジュリア・ロバーツの南部訛りのこととか確か言ってた気がする。
 
ずいぶん脱線しましたが『オリエント急行殺人事件』とても楽しかった!
豪華客車や雪景色や、豪華俳優たちの共演や、それぞれ目が行くポイントは違うと思いますが、以前のものを見たことがある方も原作を読んだことがある方も、まったく知らない方も見てほしいと思います。
木村拓哉情報局に登録しておりますと、以前と較べると格段に情報がやってきますね。
雑誌情報とかろくに来なかったのに、以前よりは。まぁ来ないのもありますけども。
 
そういうわけで、相変わらず、ものすごい熱意とスピードでTwitterで情報を流してくださる方々に感謝しつつ本屋さんでお買い物しましたー。
女性誌は美容院に行ったときくらいしか手に取らないので発売日がいつかも知らないし、それを目的に本屋さんに行くことなんてないんですが、今回は頑張った!
九州では雑誌も発売が遅れるのでBAILAもまだ届いてないかと思いましたが、本屋さんに行ったときには既にありました。うん、情報が遅いのも自覚してる。
 
ともかく、BAILAを買うかどうかは中を見てから決めようと思ってたけど、木村さんのページ見たらそのまま雑誌ひっつかんでレジに向かってたわ。
なにこれ可愛いー!!!
髪が短くて昔の木村さんを見ているようですが、見慣れているよりもちょっとせくしー。
考えてみれば男性誌ではそういう方面でのセクシーさは出す必要ないし、アイドル誌でも出さないし、テレビ誌では特にセクシーさは必要ないですもんね。こういう感じの写真ってやっぱり女性誌ならでは。
こういう木村さんもいいですね!
 
そしてTVガイドalpha。
こっちは眉間に皺寄せてダークスーツで既視感あふれる写真でしたが、この既視感は知ってる。これ、中居さんでよく見るタイプ。
木村さんと中居さんてときどきそっくりな表情をするよなっていうのはずっと以前から思ってましたが、この木村さんはホント似てる。直江先生とかああいう感じ。
まぁつまり私の好みピンポイントどストライクってことですね。
 
SMAPでは上二人がどっちかというと女顔で、較べるとより木村さんの方が女顔で、なのに上二人はすごく男くさい表情をするのがすごく好き。
ギャップというのとはちょっと違うんだろうけれど。
怖い表情をするのも上二人の方ですよね。上二人は絶対に敵に回したくないタイプ。表情とか、目力とかで確実に負けるわ。
 
話それたけど、BAILAとTVガイドalphaはどっちも買いでした。
さーて、次はどの雑誌を見ようかな。
ヒラリー・マンテルの『ウルフホール』という本を読みました。
 
{D10F2B0A-6508-466C-A0CD-839838281C84}

時代はヘンリー8世。カトリックを抜け、イギリス国教会を作った王の時代ですね。
要は離婚したかったんですよね。カトリックは離婚を認めていないので、それを正当化するために……と言ってしまえば身も蓋もないですが、そういうことなんだろうなと思う。
 
なにがどう、とはうまく説明できませんが、私はこの時代に興味があって何冊か本を読んだのですが、まぁぶっちゃけよくわからない。私はどうも歴史に限らず興味があるものについて全体を把握する能力にかけているんじゃないかな。全体を把握したいのでいろいろと手を出すんですが、結局一番印象深いエピソードしか残ってない感じ。
好きなものが多すぎて手を出しすぎなだけかもですが。
で、この時代の本も何冊かは読んでいるはずなのにあまり残っていなくて、残っているのは5回結婚した王様がイギリス国教会を作ったということくらい。
そういう結局何にもわかっていないような状態でこの本を読んで、それなのに色鮮やかに描写されるあれこれに圧倒されました。そして、これまで点と点でしかなかったあれこれがつながって来てすごく面白いです。
 
主人公は王を支えたトマス・クロムウェル。成り上がりで権力欲が旺盛でいろんな政敵を葬り去った結果、最後は自分も処刑される、というマイナスのイメージばかりが強調されている人ですが、この作品だとそういうイメージではなく自分の王のために自分のできることをせいいっぱいやった人だと思われます。
もちろん歴史書ではなく小説ですから、著者がそういうイメージを持って描いているんでしょうが、これまでに見てきたものとは違う視点って面白いですね。
トマス・モアや、最初にトマス・クロムウェルが仕えた枢機卿やヘンリー王を取り巻く女性たちや貴族たち、そして彼のもともと属する階級の人たちと、本来だったら交わらなかったかもしれないいろんな人たちがトマス・クロムウェルを中心として描かれていますが、そのどれもが色鮮やかに目の前にいるように感じます。
 
歴史の中で悪役に描かれている人って、つまりはその歴史書を書かせた陣営にとっての敵なわけで、必ずしも悪い人とは限らないんですよね。同じように、良い人に書かれていたとしても歴史書を書かせた陣営にとっての重要人物なわけで、必ずしもいい人とは限らない。
ジョセフィン・テイの『時の娘』で描かれているリチャード3世も、歴史の中ではこれ以上ないというほどの悪逆な王が、本当に彼は悪逆卑劣な王だったのか、という視点で描かれていて面白かったのですが、ウルフ・ホールも読む前と後とで取り上げられている人物の印象が大きく変わりました。
たとえば司馬遼太郎はものすごくたくさんの人に影響を与えていますが、あれも歴史書ではなく小説で、彼の描く人物像が実際の人と同じとは限らない。
そういうこともちゃんと頭に入れて読んではいるんですが、『ウルフ・ホール』のトマス・クロムウェルはずいぶんと印象が変わりました。
ヘンリー王を取り巻く女性像もそう。
ヘンリー王の5人の妻のことはいろんな本に書かれていますが、私がこれまで読んだことがあるのはひとりひとりについて掘り下げたものはあまりなかったので、王を取り巻く女性たちについて読むのも楽しい。
 
『ウルフ・ホール』は続編の『罪人を召し出せ』と合わせてBBCのドラマになっているそうで、『罪人を召し出せ』を読み終わったらドラマも見てみたいです。
 
あー面白かった!
B'zのアルバムを買いました。というか買ってました。
初回限定盤を予約してちゃんと店着日に買いに行ったのに、まだアルバムをタブレットに落としてもないし限定盤のBlu-rayも見れていないんですけども。
クリスマスイブイブのライブに行くので、しばらくはヘビロテです。
 
今回のアルバム、1曲目からライブの情景が目の前に浮かぶような曲ですが、なかでも好きなのが4曲目の『ハルカ』。
最初に聴いたときには 何このフュージョン? と思ったのですが、稲葉さんが歌い始めると途端にやっぱりB'zになるのがすごい。そして歌詞も稲葉さんらしい、韻を踏んだ言葉が出てきたりととってもB'zらしい感じ。
私はフュージョンも聴くというのもあって、アレンジも歌詞もメロディーラインも大好きだ!
でも一番気に入っているのは『ハルカ』というタイトルです。
今回は曲のタイトルはほぼ目にしないままアルバムを聴いたんですよね。別に深い意味はなかったですが。
まずアルバムを聴いて、ある程度曲や詞が染み込んでからその曲のタイトルを見たんですが『ハルカ』ってすごいタイトルだと思うのです。歌詞カードも見ていなかったので、耳で聴いただけの情報でタイトルを見て、はじめはこの曲だってわからなかった。ちゃんと4曲目って数えながらタイトル拾って、それでも首を傾げる感じ。
確かに はるか という音は歌詞の中のとても印象に残る部分で使われているけれど『ハルカ』というタイトルを見たときにそういう使われ方をしているとは思わないと思う。
稲葉さんの言語感覚ってやっぱりすごいなと思いました。
 
他にもライブが楽しみな曲がたくさんあるし、今日こそはタブレットに曲を落とさねば!
ロケに遭遇したという方のつぶやきが回って来て思わず叫んじゃいました。しんつよおじゃマップを見たときから、吾郎さんが出るのはいつなの?ってずっと思ってたので。
 
ずっと以前、スマスマで吾郎ちゃんと慎吾ちゃんが二人でNASAに行ったときからこのコンビがずっと気になってたんですよね。
慎吾ちゃんてスマスマのビストロやトークのとき、ライブのMCのときなんかも結構吾郎ちゃんのことぞんざいに扱ってますよね。吾郎ちゃん曰くいじってくる、ということなんですけど。
でもスマスマで二人でNASAに行ったときには、慎吾ちゃんは吾郎ちゃんの後ろに隠れるというか、吾郎ちゃんにぎゅってくっついててそれがすごく新鮮だったんですよ。あーなんだかんだ言って、やっぱり二人になると吾郎ちゃんはお兄ちゃんなんだな、というか。
人と人との関係性って、その二人でないとわからないものだし、ある人への態度と他の人への態度は違っていて当たり前だし。人を見て態度を変える、とよく言われるような意味ではなくて、同じ年齢で似たような性格の相手でも兄弟と友人なら接し方は違いますよね。それは誰しもあることだし、二人きりのときと大勢の中の二人のときでも違うと思う。
あのNASAに行ったときの慎吾ちゃんと吾郎ちゃんは、いつもテレビやライブで私たちが見ている彼らとはまるで違っていて、ああこの人たちは普段はこんな感じなんだろうなぁ、と一人でものすごくテンション高く見てたんです。
 
シンゴローって二人であまり出ることがないからおじゃマップはとても楽しみ!!
オールフリーのCMも楽しみだけど、おじゃマップだと当然ロケの時間は長いだろうから素の部分が垣間見えるんじゃないかな、と期待してます。
 
さて、とりあえずHDDの容量空けなきゃね!!