冷却系も、エンジンオイルも綺麗にしたので、次は燃料系の洗浄です。
使ったのは、コレ。
届きました!
まずは、FUEL1をタンクに投入!
エンジンを掛けて、洗浄成分PEAによるデポジットを除去させます。
今回は、更に吸気系からエンジンコンディショナーを吸わせて吸気系も洗浄します。
4スロ内部も綺麗にします。
次に、洗浄の効果を確認するため、イグニッションコイルとプラグを外します。
外したプラグ。
まぁ、相応な感じ。
プラグも洗浄しておきます。
先端を観察。
プラグを外したヘッド。
このプラグホールからファイバースコープを入れて内部を観察します。
今回はこのファイバースコープを使いました。
前方と側方(2方向)を切り替えられるタイプで、一万円くらいなので、一つ持っておくと色々重宝するんじゃないかな?
早速差し込んでピストントップを観察。
カーボンはありますが、相応の汚れ方ですかね?
FUEL1で少しずつ綺麗になるといいかなと思います。
次に燃焼室のヘッド側を観察。ファイバースコープの側方カメラのお陰で観察できました。
これはヤバい! 大量のカーボンが・・・FUEL1か、エンジンコンディショナーによって溶かされて垂れてきてます。
他の角度。右が吸気バルブ、左が排気バルブです。
バルブ廻りも確認します。
こちらも大丈夫かな。
排気側。
#2 1,650kPa
#3 1,660kPa
#4 1,600kPa
少しバラツキあるのが気になりますが、4A-Gの基準値が
- 基準 1,330kPa
- 限度 1,080kPa
- バラツキ 98kPa
なので、一応バラツキは正常範囲内かなと。
もしかしたら、カーボンの付着量により燃焼室容積が違っていて、それがバラツキに繋がってるのかもしれません。
全体に圧力が高いのは、ヘッド面研、ピストン変更、ヘッドガスケット変更により、圧縮比を12くらいまで上げているためと思われます。
ここまでデポジットが多いと、ヘッドを降ろさないと完全に綺麗にはできないかもですが、一応プラグホールからもエンジンコンディショナーを吹いて、出来るだけ除去を試みました。
このあとはFUEL1により、少しずつ綺麗になることを祈ります。
少し走ったらまたコンプレッション測定と、燃焼室を観察してみたいと思います。
それでもダメなら、、、ヘッドを降ろしてカーボン除去ですかねー。
これ以上、汚れないように、エアクリ交換します。