AE86復活の呪文5(燃料系&燃焼室洗浄編) | hiro0719jpのブログ

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冷却系も、エンジンオイルも綺麗にしたので、次は燃料系の洗浄です。



使ったのは、コレ。


届きました!


まずは、FUEL1をタンクに投入!


エンジンを掛けて、洗浄成分PEAによるデポジットを除去させます。


今回は、更に吸気系からエンジンコンディショナーを吸わせて吸気系も洗浄します。


4スロ内部も綺麗にします。



次に、洗浄の効果を確認するため、イグニッションコイルとプラグを外します。


外したプラグ。

まぁ、相応な感じ。


プラグも洗浄しておきます。


先端を観察。

特に問題はなさそう。


プラグを外したヘッド。


このプラグホールからファイバースコープを入れて内部を観察します。


今回はこのファイバースコープを使いました。


前方と側方(2方向)を切り替えられるタイプで、一万円くらいなので、一つ持っておくと色々重宝するんじゃないかな?



早速差し込んでピストントップを観察。

カーボンはありますが、相応の汚れ方ですかね?


FUEL1で少しずつ綺麗になるといいかなと思います。


次に燃焼室のヘッド側を観察。ファイバースコープの側方カメラのお陰で観察できました。

これはヤバい! 大量のカーボンが・・・FUEL1か、エンジンコンディショナーによって溶かされて垂れてきてます。


他の角度。右が吸気バルブ、左が排気バルブです。

吸気側は綺麗ですが、排気側にはカーボンが。


バルブ廻りも確認します。

幸い、バルブシートの状態は良さそう。


こちらも大丈夫かな。


排気側。

やっぱり、排気側が汚い感じ。

一般的に温度の低い吸気バルブ周辺にカーボンが溜まる傾向にありますが、このエンジンは排気側が汚い感じ。なんでだろう?

デポジットがどっかのバルブに挟まったり、ピストンとシリンダーの隙間に入ったりして圧縮できてない可能性もあるので、コンプレッションを測定することにしました。

ZN6用に新調したコンプレッションゲージを使います。
#1  1,620kPa


#2   1,650kPa


#3   1,660kPa


#4   1,600kPa


少しバラツキあるのが気になりますが、4A-Gの基準値が

  • 基準 1,330kPa
  • 限度 1,080kPa
  • バラツキ 98kPa

なので、一応バラツキは正常範囲内かなと。


もしかしたら、カーボンの付着量により燃焼室容積が違っていて、それがバラツキに繋がってるのかもしれません。


全体に圧力が高いのは、ヘッド面研、ピストン変更、ヘッドガスケット変更により、圧縮比を12くらいまで上げているためと思われます。


ここまでデポジットが多いと、ヘッドを降ろさないと完全に綺麗にはできないかもですが、一応プラグホールからもエンジンコンディショナーを吹いて、出来るだけ除去を試みました。


このあとはFUEL1により、少しずつ綺麗になることを祈ります。


少し走ったらまたコンプレッション測定と、燃焼室を観察してみたいと思います。


それでもダメなら、、、ヘッドを降ろしてカーボン除去ですかねー。


これ以上、汚れないように、エアクリ交換します。