その後、注文してたドラシャと、デフのサイドオイルシールが来たので、交換します。
交換前に、再度チェック。
左右共に応急処置した所からは漏れてませんでしたが、ブーツの端のバンドで留めてるとこから漏れて、飛び散ってました・・・。
チェックも終わったので、早速ロアアームを外します。
正規のやり方ではありませんが、トレーリングアームのボルトナットも外し、ナックルを外側に押してガンガンとやると、デフ側のスプラインが抜けて来ます。その後、ナックルにドラシャを固定している32mmのナットをインパクトレンチで外して、ドラシャをハンマーで「コン!」と叩くとナックル側のスプラインが抜けて来ますので、ナックルを外に押しながらドラシャを外します。
言葉で書くと簡単ですが、デフ側スプラインにはスナップリングが付いているので、なかなか抜けないし、ナックルを外に押しながらドラシャを抜くのはなかなかの重労働。筋肉痛になりました(笑)。
外したドラシャとロアアーム。
正しくはSSTで抜くのですが、マイナスドライバーを使って、オイルシールの内側を手前に引いてオイルシールを抜きました。
うまく外れたのですが、外れる時にデフオイルが飛び散って大変でした(笑)。
その後、オイルシールがはまるところを綺麗にして新品のオイルシールを打ち込んだのですが、ストッパーがないことを知らずに打ち込み、少し奥まで行き過ぎてしまいました・・・。
と言うことで、またオイルシールを買ってきて、翌週に再度分解して交換しました(^^;;
オイルシール自体は500円くらいなので良いのですが、交換が大変・・・。
今回はちゃんとツライチまで打ち込みました(^^;;
そして新品のドラシャ。
10万円也!!
このスナップリングの開いている側を下にしてデフに入れます。その時にスプラインでオイルシールを傷つけると大変なので、重いドラシャを上手く持ちながらぶつけないように、そーっと入れます。そして少し回転させながらスプラインが嵌合するところを探し、入ったらナックル側のスプラインも入れて32mmのナットを仮止めします。
ここも正規ではありませんが、ナックルを内側に押してデフ側のスプラインを一番奥まで入れてスナップリングで引っかかることを確認したらOK。32mmのナットを本締めし、ナットをカシメたら、ロアアームなどを仮留めします。
ここでタイヤを付けて、台の上に着座させ、少しクルマを上下に揺すってサスペンションを馴染ませます。
この状態でロアアームなどのボルトを本締めしたら完成です。
このように1G状態でアームのボルトを締めないと、ブッシュが変に捻れてトラブルの元になりますし、アームの動きも狙い通りにならず様々な問題が起きます。ちょっと面倒ですが、サスペンションアームのボルトを緩めた時や、車高を変えた時には1Gにした状態で締めることをオススメします。