前回からの続きで今回は二次クラッチのメリット、デメリットです。

 

二次クラッチ、純正だとCD90が二次クラッチです。

他は社外品の二次クラッチが各メーカーから出ています。

 

まず二次クラッチのデメリットですが。

 

●社外品は各メーカーから出ていますが価格が結構高いです。

●専用のクラッチワイヤーが必要。

●車種によってはポン付出ない物もある。(購入時に要確認、特にDAX、シャリー、カブ等)

 

●メーカーにもよりますが武川製以外は二次クラッチを取り付けるのにノーマル4速だと付きませんので各メーカーごとに出ている5速を取り付ける必要が有ります。

なので5速を入れるため全バラ、クランクケースまで割らないと付きません。

●武川製はノーマル4速対応の物が有りますのでこれだとクラッチ側のみでOKです。

 

●各メーカー毎に5速も同メーカーならば問題有りませんが(デイトナは5速廃番です)メーカーごとにクラッチとの組み合わせの合う合わないが有ります。

二次クラッチのメーカーは武川、キタコ、デイトナ、ネクトが出していますが武川の二次クラッチは武川の5速、ネクトの5速が合います。

キタコは自社の5速のみが対応です。

デイトナはどのメーカーの5速にも対応しています。

ネクトは自社と武川の5速が付きます。

 

●他に、本来ノーマルエンジンはクランクシャフトの右側にクラッチが付きますが二次クラッチは小さなギアのみが付く感じなのでクランクが軽くなる分低速トルクが細くなり出だしでエンストしやすくなります。

これは乗って慣れていく感じでしょうか(笑)

 

画像はクランクにクラッチが付いているノーマルタイプの一次クラッチ。

 

二次クラッチはクランクに黒いギアのみが付いています。

 

●CD90はクランク右側に小さなギアと大きな遠心オイルフィルターが付きますのでモンキー系エンジンの様にクラッチのかわりに遠心オイルフィルターが重さのバランスを取っている感じです。

 

 

●クランクシャフトに重いクラッチが付かない二次クラッチの場合小さなギアのみが付きますがクランク自体の左右の重さバランスが変わりますのでチューナーさんによっては良くないと言われる方もおられます。

ただメーカー指定のパーツで組むので私的にはOKだと思います。

 

●CD90の純正二次クラッチをモンキー系エンジンに取り付ける場合、クラッチパーツ以外にミッション、クランクもCD90用に変える必要が有ります。

費用考えると純正にこだわらなければ武川のノーマル4速用二次クラッチ(スペシャルクラッチと言います)を買った方が安いかもしれません。

 

社外は5枚タイプ、CD90は4枚のクラッチ盤と言う差が有ります。

CD90のクラッチで武川からCD90専用のクラッチカバーも販売されています。

 

長くなりましたので二次クラッチのメリットは次回の書き込みにて・・・

前回からの続きで、圧縮比とバルブタイミングの話です。

 

今回は圧縮比の限界とコンプレッションのお話です。

 

全書き込みでシリンダー内のピストンが上死点(上側)から下死点(下側)に行く際INポートよりキャブレターからの混合気(気化したガソリン)がピストンが下がる事によってシリンダー内に入ってきます。

丁度注射器が液体を吸い込む感じと同じですかねー。

 

 

シリンダー内に入った混合気(以後ガス)、今度は下がったピストンが上死点に向かって上昇していきます。

この時物理的に吸い込まれたガスが圧縮されて行く訳です。

この圧縮されて行く混合気は多ければより爆発力が高まります(パワーが出ます)

圧縮比が高ければさらにパワーが出ます。

ただ混合気が圧縮される圧力には限界が有ります。

この限界近くになると色々な不具合現象が出てきます。

良く聞くノッキングもその一つです。

 

通常混合気を吸い込み(吸気)ヒストンが上がる事で圧縮され圧縮された混合気がピストン上死点で点火プラグによって爆発、この爆発力でピストンが押し下げられてエンジンの力が出ます。(実際の点火は上死点手前です)

ノッキングは点火プラグが点火する前、ピストンが上がりきる手前で圧縮され過ぎた混合気に火が付いてしまいノッキングが起きます。

 

話難しくなりましたが・・・

 

要するに混合気を圧縮しすぎると火種が無いのに火が付いてしまうと言う感じです。

この圧縮比の限界が色々な条件等にもよりますが横型エンジンの場合14は限界だと言う所です。

全書き込みにもありますがメーカー品では高くても13位です。

 

詳しく知りたい方はネットで調べてみてください。

 

コンプレッションですが、圧縮比が例えば12でもコンプレッションは13とか高いと15とかになったりもします。(付属カムや排気系等によって変わります)

圧縮比は計算上の圧縮の高さでコンプレッションはプラグ穴から実際に圧縮されている瞬間的な圧力を測っています。

圧縮比とコンプレッションは別物だと言う感じです。

 

これも詳しく知りたい方はネット検索してみてください。

 

コンプレッションですが圧縮比より実際の圧なので高くなります。

良く勘違いされている方多いと思いますが・・・

 

では実際の圧縮圧力ですが、同じ圧縮比でもコンプレッションの圧が違ってくるのは何故なのか。

分かりやすく言うと同じピストン、ガスケット、シリンダーヘッドでもコンプレッションが変わります。

これは入っているカムのプロフィール(バルブタイミングとカム山の形)によって変わります。

 

次回はコンプレッションとカムプロフィールのお話を書きたいと思います。

 

 

 

 

前回からの続きになります。

 

今回は二次クラッチのお話です。

 

一次クラッチはエンジンパワーに限界がありある程度のボアアップ等をすると持たなくなります。

 

 

そこでハイパワーに耐えられる二次クラッチにすると言う手段が有ります。

見ため重視で二次クラッチにされる方も多くいますが(笑)

 

 

二次クラッチは中華にも国産にも有ります。

純正で言うとCD90のエンジンが二次クラッチの4枚タイプです。

他には国産社外品の武川、キタコ、デイトナ、ネクトから二次クラッチのキットが販売されています。

 

武川製

 

デイトナ製

 

各メーカーとも構造的には少しの違いでほぼ同じ感じです。

大きな違いは武川以外はノーマルミッションが使えず自社もしくは他社の5速等を使う必要が有ります。

細かく言うとキタコは自社の5速、デイトナは他社の5速に対応ネクトは自社もしくは武川の5速に対応しています。

武川は自社の5もしくは6速(廃盤の様です)と純正4速用が有ります。

詳しくは各メーカーのカタログや取説を見てください。

(間違えもあるかもなで自己責任で・・・)

 

二次クラッチの利点は一次クラッチの3枚より多いクラッチ板の物が有ります。

一次クラッチはスペース的なものも有り3枚ですが二次クラッチは独自のクラッチカバーなのでスペースも自由で通常は5枚、武川の最新型は6枚クラッチです。

国産純正のCD90は4枚タイプで社外品との大きな違いはクランクシャフトに遠心オイルフィルターと言う物が付いています。

 

 

上記二枚目の画像と比較すると良く分かります。

社外品はクラッチカバーにフィルターが付いていますがCD90系はカバーでは無くクランク右側に遠心オイルフィルターが取り付けて有ります。

フィルターだけでは無くクランクの左右バランスを取るためと低速トルクが細くならない様に重いフィルターが取り付けて有ります。

社外の場合重いフィルターが無いので低速トルクが細くなりますがクランクに重い物が付いていないのでチューニングエンジン的にはレスポンスが良くなる利点が有ります。

 

次回は二次クラッチのメリット、デメリット等を・・・