いくら丼が食べたかったなあ
プレートチェーン?
なるほどこういうモノですね。
確かにプレートにチェーンがついてます。
裏面はタイトル画面というかロゴがモールドされています。
紙を当てて鉛筆でこすってみたくなります。
全部で7種類あるようです。
ファミスタが入っていることに加え、最初のパッケージ画像から考えても、ファミコン版を意識しているようです。
これが何かと尋ねたら?
カタログIPオープンプロジェクト のタイアップということのようです。
カタログIPってなんでんねん?しかもそれオープンて(なぜ関西弁)
・・・要するに著作権フリー化しますよということで、と言ってもゲームがタダになるとかそういうことでなく、絵・音声・ストーリーなどを自由に使って二次創作して下さいということのようです。
すごい英断のような今さらそんな古いのどうすんねんというか(だからなぜ関西弁)
とりあえずは、クリエイター(二次創作でも”クリエイト”なのかしら)の皆さんがどんなモノを作ってくださるのか、期待したいと思います。
模倣・盗作問題について思うこと
その昔・・・27年ほど前ですが、8ビットパソコンで「ヴェイグス」というアクションゲームがありました。
シルフィード と同じゲームアーツ社の作品です。
残念ながら我がFM77AV版は発売されませんでしたが。
ところがこのゲームソフトの製作中、ランダムハウス社(森田将棋などが有名)から「獣神ローガス」というゲームが発売され、「シミュレーションゲーム的な戦略性を持ったアクションゲーム」というコンセプトが非常によく似ていたため、「ヴェイグス」はよりアクションゲーム寄りに作り直されて発売されました。
という経緯がこの本に書いてありました。
1990年、電波新聞社から発売。同社の雑誌「マイコンBASICマガジン」に掲載されたレビューを中心とした読み物系の本で、ゲーム本であるにも関わらずカラー写真はきわめて少ない本です。
・・・このブログで紹介したような気がしてならないのですが、探してみてもでてきません。どんどん衰えゆく記憶力・・・それはさておき。
「ヴェイグス」は実際に「ローガス」を見る前から製作されていた、すなわち似ていたのはたまたまであるわけですから、そのまま発売して「似てるけどマネじゃないですよ、こっちが先に考えてた」と言う事もできたはずです。ほんとのほんとにマネしてないのですから。なのに、それをしなかった。
つまり、「似てるかどうか」という結果だけが問題なのであり、「マネしてない」「先に考えた」という事情論はどうでもいいのです。
にもかかわらず五輪エンブレムの件では、責める方は「マネしたんだろ!」責められた方は「マネじゃないもん!自分で考えたんだもん!!」 両者ともに主旨がおかしいです。「似てたからやめよーね」で次へ進めばいいだけなのに一体何を喧嘩してるんでしょーか。おめーらのプライドはどーでもいーから結論をサッサと出せやコラというのが私の感想です。
マジンガーZ対暗黒大将軍
「マジンガーZ対暗黒大将軍」。
はい、私なんぞが今さら語るまでもない超偉大な作品ですね。
去年の夏休みにマジンガーZ対デビルマン
を語りましたので、同じく夏休み映画であるこの作品も夏休み中に語ろうと思っていたのに、うっかり9月になってしまいました。
データ的なところを少し並べますと、
・74年7月25日公開。
・「フィンガー5と遊ぼう!東映まんがまつり」のうちの1本。
・上映時間は43分。
・併映作品は
「フィンガー5の大冒険」
「五人ライダー対キングダーク」
「イナズマンF(37話)」
「ゲッターロボ(6話)」
「魔女っ子メグちゃん(1話)」
6本あわせると2時間半は越えるはずであり、ビデオのない時代の子供にとっては夢のような時間ですが、連れてきた親にしてみれば地獄のような時間だったことでしょう。もっとも、私はこの頃はまだ映画館には行っていないと思います。「グレートマジンガー対ゲッターロボ」は映画館に連れて行ってもらった記憶があるのですが。
夏休み映画ということで、冒頭は平和で楽しそうな夏の描写から。
泳げないボスをからかうヌケ・ムチャに対し、「今日はコンデーションが悪いんだ」と言い張るボス。
最近の私は慢性的にコンデーションが悪いですが。
ところでテレビではピグマン子爵が登場するなどドクターヘル最後の総力戦へと盛り上がっている時期なのですが、この作品ではそのあたりがまったく語られません。しかしゴーゴン大公の暗黒大将軍に対するセリフから見て、「ドクターヘルがいない世界」というパラレルワールドではなく、ドクターヘルを倒した後の話になっているようです。単に「グレートが出てくる」というだけでなく、そういったあたりも最終回を先取りした形です。劇場版仮面ライダー龍騎と同じですね そうか?
そこへ突如世界の終わりを告げる預言者登場!物語は一気に重くなっていきます。
前年に「ノストラダムスの大予言」が大ヒットしたという歴史的背景も踏まえる必要があります。
そしてその預言を受け、世界各地で謎の敵が破壊活動を始めます。
そしてついに日本への攻撃をゴーゴン大公が指示します。
ゴーゴン大公はテレビでは春に登場済みであり、ドクターヘルに協力しているように見せながら実際は地上の動向を探るミケーネ帝国の諜報部員だったというキャラクターです。
この段階では「ドクターヘル亡き後、ついに本格活動を開始した」というところでしょうか。
「マジンガーZ対デビルマン」でもそうでしたが、緒戦は比較的余裕の戦い・クライマックスで大激闘というのが定番の展開です。しかしこの作品では、最初の戦いからして謎の強敵登場により苦戦に次ぐ苦戦でマジンガーも傷ついていきます。
もう本当に「ワクワクするかっこよくて楽しい映画」ではなく、重苦しい展開が続きます。
研究所もボロボロ、マジンガーもボロボロ、負傷したシローを含めて人材的にもボロボロです。
いつも単純熱血な甲児が戦いへの恐怖を独白するのを見て涙するさやかさん。
この時甲児が見ているのは・・・
おじいさんとお父さんの写真です。
何気ない1カットではありますが、この映画を真に理解するためにはこの絵をきっちり覚えておかないといけないというのが、ハードルが高いというか映画として完成度が高いというか。
翌朝、戦闘獣襲来の報を受けて出動する甲児に、さやかさんが声をかけます。
実は私がこの映画で最も好きな場面です。
行けば負ける=死ぬことがわかっているから行ってほしくない、でも世界のために決死で戦おうとしている彼を止めることはできない、そんな葛藤が涙となって言葉が出ないさやかさん。普段テレビシリーズでは喧嘩ばかりしている2人だからこそ、こういう2人の心の通じ合うシーンにグッときます。
いつものプールにゴミが浮かんでる痛々しさ・・・そしてここから現れるマジンガーも、(おそらく職員の皆さんが一生懸命修理したはずですが)不完全で傷ついた姿です。毎週ワクワクして見ているおなじみの発進シーンのはずなのに、ここでは死への旅立ちのごとき悲壮感しかありません。
傷ついた姿で出撃したマジンガーが、さらに翼を、目を、腕を奪われ、切り裂かれて溶かされていきます。
ぼくらのマジンガーZが・・・
無敵のマジンガーZが・・・
もうだめだ・・・orz
預言者が「マジンガーZが倒れる、見殺しにはできん!」と仮面をとり、
「ブレーンコンドル!」の叫びとともに鳴り響く「おれはグレートマジンガー」。
さらに「剣鉄也、時は来た。グレートマジンガーを出撃させ、ミケーネの7つの軍団を叩き潰せ!」
叩き潰せるほどにグレートマジンガーが強い、という兜博士の強烈な自信にしびれます。
先ほどの甲児の独白シーンで出てきたお父さんと同じ顔であること、両手がなにやら生身でないこと、そして預言者のコスプレをしていたことに注目する必要があります。
「マジーンゴー!」という、Zと同じ掛け声(←ここすごく重要だと思います)で水面から現れる新マジンガー!マジンガーには違いないけどZより全体に鋭角的でスパルタンなスタイル!そしてZが長期間かけて開発されたスクランダーと助走してドッキングしてやっと空を飛べるようになったのに対して、「スクランブルダーッシュ!」の一言でさっと翼が出てきてそのまま飛行可能という完成度の高さ!!マジンガーを超えるマジンガーの突然の登場に驚愕と興奮を隠せません。41年たっても。
圧倒的強さで戦闘獣を蹴散らしてしまうグレートマジンガー。
しかしZも何体かの戦闘獣は倒しているので、攻撃力が弱いわけでは決してなく防御性能が低いだけと思われます。
「強い・・・君のロボットはなんていうんだい」
「グレートマジンガー。マジンガーZの兄弟さ」
テレビの最終回ではZが完全に倒れた後でグレートが出てくるので、この2ショットはグレート終盤までお預けです。
去っていくグレートを見送りながらの甲児の言葉・・・「あれだけ強いロボットを、いったい誰が作ったんだ??」もちろんここでは明かされませんし、明かされてどうなるものでもありません。預言者の正体や甲児が見ていた写真を覚えている人だけが「あっ!」と気づくわけですが、気づいたところで物語的には消化不良。最終回からグレートへ続くテレビシリーズの方で消化していただく必要があります。
ということで各場面を語ってきたわけですが、どの場面もそれまでのテレビシリーズを見ていて、かつ今後も見続けていくことが前提になっています。つまり(テレビの最終回とパラレルな関係ではあるものの)基本的に「番外編ではなくシリーズの軸の上にある作品」なわけです。あまりにも華麗すぎる交代劇が描かれる作品だけに「ロボットアニメの最高峰」的な評価を出す人もいますが、それはちょっと違うと思います。しいて言うなら「マジンガーZの最高のクライマックス」であり、これもテレビシリーズも全部ひっくるめた「マジンガーZ」全体を楽しんでいただきたいと思います。
まァ理屈はともかく、70年代に子供時代をすごした者として見ておかねばならない作品であることには間違いありません。90年代後半(またか)にはLDも廃盤となり鑑賞不可能な時期が長かったのですが、現在はレンタルDVDやセルBlu-rayで容易に視聴可能です。
反面、テレビシリーズのマジンガーはセルDVDこそすべて発売されているものの、レンタルで見られるのはZだけでグレートもグレンダイザーも、ついでにゲッターもレンタルDVD化されていません。ライダーをはじめとした実写ヒーローがほとんどセル・レンタルDVD化されているのと比べるとかなり扱いが違うのはなんででしょうね・・・?



















