仕事心理ブログです。
スタンフォード監獄実験
について
２日にわたり
書いて行きましたが
まだ続きます。
心理系に興味がない方は
スルーでお願いします。
さて、
「閉鎖的空間において
役職により人間は
暗黒面を出すように変わる」
ってのが
この実験の
最たるものかと
思いますが
「役職によって役がついてくる」
ってのは
なかなか難しいとさえ
思ってます。
例えば
サッカーチーム内で
練習もしない、
実力もない、
素行も悪い
仲間との連携も
とれない人間が
いたとしましょう。
そこで
「役職によって役がついてくる」
ならば
その子を
「キャプテン」
に
任命してみたら
どうでしょうか？？
うん。
まず
うまく行かないし
変わらないと思うよ(笑)( ￣▽￣)(笑)
むしろ
「キャプテン」
に
なったら
余計にひどくなるだけでしょ？？
って。
これは
実験するまでもないかなぁ
って
思ったりしますけど
「暗黒面」
のみが
この方法で
引き出されるんですよね。
「いい部分を引き出す」
には
残念ながら
この方法では無理なんです。
「うちはこのやり方で
キャプテンがしっかりした！」
とか
言う人もいるかもですが
それは単純に
「元から変われる人間だった」
って
事なだけでございます。
キャプテンになっても
ならなくても
他のきっかけでも
「変化」と「進化」
が
出来る人だったに
過ぎないんですよ。
もし
この理論で平気なら
「重要な役割」
や
「重要な役職」
は
誰でもいい事に
なってしまうでしょ？？
だって
「役職によって役がついてくる」
が
性格や仕事ぶりに
実力、能力まで
反映されて
備わるなら
誰でもいいし。
それなら
選挙も何もいらないし、
大統領も総理も
誰でもいいよね(笑)
でもね・・・・・
ここまで
ブログに
お付きあいしてくれた方は
お気付きかと
思います。
暗黒面ではなくて
いい部分を引き出す為に
転化すればいいって。
もし、
自分がイヤな
人間になってしまいそうな時、
役職やポジションで
暗黒面が
出そうな時、
その自分の姿を
映し出して
客観視して欲しいんです。
「自分がいいと思う自分自身」
に
なってませんか？？
暗黒面ばかりでは
ないですか？？
って。
もちろんオレもそう。
常に考えてる。
どんな
役職でも
役割でも・・・ね。