スタンフォードの監獄。 | 弥 高矢 演技の先生ってどんななの??

弥 高矢 演技の先生ってどんななの??

「無意識を解放し、
全てをさらけ出しても尚、魅力的」

心理学を応用した演技理論展開を元に
表現についてなんかを
だらだらと書いてます。


演技、ダンス、歌、
様々な表現から
自身の考え方、
取り組み方と日常を・・・・・。



日常8割ですけど。

仕事心理ブログです。




前回の続きなんですが
しばらくは
このテーマが
続いたりします。









心理系に興味がない方は
すんません(T_T)









スタンフォードの監獄

若しくは

スタンフォード監獄実験






ついて





どういった物か
ちょっと説明したいと
思います。




もちろん
検索でも容易に出てくるくらい
有名な心理実験なので
よかったら是非。











まず、
実験に参加する為に
集めた人間を

ランダムに




「監守」と「囚人」







わけます。








そして

特設の


「監獄」





中で



監守は監守として

囚人は囚人として


生活をしてもらうって言う
演技ロールプレイに
近いものなんですが




囚人にはもちろん
本物の囚人と
同じような条件、状況、
生活を強います。



囚人なんでね。







もちろん
監守も監守で
同じように生活をしてもらうのですが








しだいに本来は
監守でも囚人でも
なんでもない人が


監守は偉そうに
囚人は卑屈に

って

変化していくんですよ。











誰も




「そうやれ!!」




って


言ってないのに・・・・・・。











恐ろしいですよね。










最初はふざけていた
参加者も
次第に
顔つき、言葉使い、態度も
変わり

虐待したり

いじめを始めたりって
なって行くんです。











・・・・・・・・
・・・・~


・・・・
・・・
・・・・・・・










一応ね、

この
実験結果としては





「役職に性格などが付いてくる」




って

世間体としては
キレイにまとめているんですけど



本当は・・・・・・・・













暗黒面の露呈だよね。






って。








人間は
閉鎖的空間内において
監守などの

人を管理監督、
若しくは
他者より優位に立てる
役職を与えられると



「自分は凄い」
「自分は偉い」


と勘違いをしはじめ、

人間のもっている
暗黒面を増幅
させる結果となり

それを
他者にふるうようになる。











って事。



「これは実験だから」

とか

「監獄って特別な空間だから」

とか

「閉鎖的な空間だから」



って


思うかも知れませんが・・・・・・
















これ・・・・・





















みなさんの回りにも
心当たりあったりしませんか??








例えば
お店の店長さんと
アルバイトの確執、

正社員と派遣社員

もっと
言ってしまうと



「家庭」

って

閉鎖的空間による


「女」「主婦」

としての


優劣による役割と
暗黒面。








つまり・・・・・・・・













「嫁姑問題」










・・・・・・
・・・・・・


・・・・・・・・・
・・・・・


・・・・・・
・・・・・
















監獄って
特別なシュチュエーションでなくても

十分転がってる
現象なんだよね。





もちろん・・・・









家庭内においての




「親子」














そう・・・・・・。













特別じゃない。



特別なんかじゃない。





特別だと思いたいだけ。














「閉鎖的」






空間で
勘違いの
役割を自ら進んで
行ってませんか??




暗黒面を出してるにも
関わらず


「親だから」

とか


「正社員だから」

とか

「店長だから」





って


勘違いしてませんか??









それは
あなたの役割では
ありません。





ただの














「勘違いしてる人」









です。



ってさ。










だからね、


気を付けてるの。



こうはならないように、
役職より、
役割より


個人があった上での
役割と役割。






暗黒面より
いい面を表に出せるように・・・





って。






その方がいいでしょ??