防護壁の役割。前編 | 弥 高矢 演技の先生ってどんななの??

弥 高矢 演技の先生ってどんななの??

「無意識を解放し、
全てをさらけ出しても尚、魅力的」

心理学を応用した演技理論展開を元に
表現についてなんかを
だらだらと書いてます。


演技、ダンス、歌、
様々な表現から
自身の考え方、
取り組み方と日常を・・・・・。



日常8割ですけど。

心の距離で
書いたんですが、
何故心に防護壁を
張るような現象が
起きるのでしょう???



心理的展開から
いくつか
検証してみます。



まずはオレから(笑)



ん~~・・・



オレの防護壁は
いくつかありますが、

傷つきたくないから
ってのが1番の
理由でしょうか???



「偽善者」

ってのがまず1つ。


後は

「大丈夫」

って言う事で

「ツラい」


を見せないようにしつつ

「強がる」



って所かな??

弱い自分や
苦しい自分に
負けたくないし
慰められたくないとか
そんなプライドが
原因(笑)






・・・っと、





オレは
こんなんですが、


ちょっと実例を
交えて書いて
いきますキラキラ












以前、
やたら丁寧な敬語を
話す生徒がいました。

礼儀正しいと言えば
聞えはいいんですが、
単純に
嘘くさいんですよね。

慇懃無礼に
ちょい近い。



「なんか
気に入らないなぁ~~・・」


って思っていたら
案の定、

かなり本性と本音は
汚かったんですよ。



他者をバカにし、
自分は優れてると
思い込む・・・・













1番衝撃的だったのは
休憩中に生徒と
恋愛の話しで
盛り上がっていた時、



その子のタイプや
なんで
付き合わないか
とかの話しになり・・・・




「そこら
歩いていたって
いい女なんて
全然いないじゃないですか。」



って・・・















うわ~~~~・・・・












この1言で
最低さが伺えます(笑)


この子の防護壁は

「自尊心」



「プライド」

でした。





それがないと
崩壊してしまうし


「何もない自分」


を認めるのが
怖かったんでしょうね。


認める勇気が
なかった可哀相な
子でした。



ダメな自分を
さらけ出さないように、

侵害されたり
けなされたりしない為に
必至で丁寧に話して
優劣を確保しながら
壁を作っていたんですね。




それなら周りに


「オレダメだけど
ちょっと頑張ってみるよっ!!」

とかで
頑張った方が
カッコいいんじゃん??



って思ってしまう(笑)

ダメなオレでやっていかなくちゃって。

それでいい。