山伏から八紘嶺周回コース【安倍奥】 | HIROのブログ

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趣味のブログです。気の向くままに山登りをしています。




4月27日(日)

今回は安倍奥と呼ばれる山域の
山伏(やんぶし)
八紘嶺(はっこうれい)
を周回コースで歩こうと思います。

前夜、自宅を出発しました。
今年初めての前夜出発の山行です。



深夜の運転は

途中で仮眠をとります。

GWが始まり

普段の週末よりも

車は多い感じです。





黄金の湯に到着です。


私が今回最初に登る山伏は

もっと山頂寄りに駐車場がありますが

今回私の予定は周回コースですので

下山後の車の回収を考えると

ここに駐車になります。





下山したら温泉に入ろうと思います。





きれいなトイレもあります。





さて、行動を開始します。

しばらく車道を歩きます。




お茶の産地、静岡だけに

かなり山奥のこの場所にも

茶畑が広がっています。







途中からダートの林道になり

ここから山道に入ります。







沢沿いのコースを歩きます。




小さな滝がありました。




沢を渡ります。








途中から沢を離れます。

ここから急登が始まります。





ガレた場所を横切ります。

崩壊が進んでいる場所なので

素早く通過しました。






稜線に乗りました。

ここが蓬峠です。





このコースは所々にベンチがあります。




ベンチに書かれた現在の標高。

励みになります。





まだまだ急登は続きます。




だいぶ登ってきました。

日陰には、雪が残っていました。






急登が終わると山頂はすぐです。





植生保護の柵があります。



説明不用の山が見えます。




今回最初で最も標高が高いピーク

山伏(やんぶし)に到着です。




山頂標識②




山頂標識③






ここからは南アルプスの主稜線は近いです。

特に南部の山々が見渡せました。





右側は笊ヶ岳。

いつか登ろうと思っていますが

なかなか難易度が高い山です。


笊ヶ岳の山行記録を検索すると

ほとんどはピストンですが

私は縦走で登頂を考えています。



左側は悪沢岳。

悪沢岳と笊ヶ岳の間に

塩見岳らしき山の山頂部が

僅かに見えます。








赤石岳方面。

赤石岳は頭だけ見えます。






聖岳(中央)

前聖岳から奥聖岳の稜線を確認できます。


上河内岳(左側)

あの稜線はコロナ前に歩きました。

再訪したいと思っていますが

まだ果たせてはいません。



山名検索アプリも使用しました。





山頂標識④






三角点。




動画を撮影しました。




さて、まだ先が長いので

行動を再開します。



山伏から先の北側の斜面には

雪が残っていました。




アイゼンを使う程ではありませんね。





なかなか雰囲気の良い稜線です。






蓬沢の頭。




蓬沢の頭の標識の裏側。


はて?


何か意味があるのだろうか。



更に進んで行きます。



笊ヶ岳の右側の奥に

白い稜線が見えます。



拡大すると…


ピラミッド型のピークは

北岳ですね。

その左側の頭だけ見える白い山は

間ノ岳であろうか。






今回の山行は

位置的に南アルプスの南部が

よく見えますね。






稜線は小ピークを越えて行きます。




ここは大平沢の頭です。






大谷嶺(おおやれい)が見えてきました。

山の南斜面は大きく崩れていて

大谷崩れと呼ばれています。

1707年の宝永地震によってできたそうです。

その規模の大きさから

三大崩れのひとつに数えられています。





新窪乗越に到着です。

ここから下山するルートもありますが

私は更に稜線を歩きます。




新窪乗越から急登です。






稜線の片側は大きく崩れています。






ここから見ると、崩壊した斜面が

よく見えます。




更に登っていきます。





大谷嶺に到着です。








山頂は広く、絶好の休暇ポイントです。





動画を撮影しました。



まださほど疲れていないので

更に進みます。





アザミ次郎の頭。

稜線は小ピークが続きます。





これから目指す八紘嶺(はっこうれい)








越えてきた稜線。





八紘嶺の手前のキレット付近は険しく

ロープが張られています。




八紘嶺に到着です。

八紘嶺は、七面山方面から続く稜線の

ジャンクションピークです。


ここで小休止しました。





木々に囲まれていて

眺めはイマイチでした。





三角点。




私は梅ヶ島温泉方面に向かいます。








動画を見て撮影しました。




八紘嶺から少し進むと

絶景が広がっていました。


ここは安倍川の谷の両側に

馬蹄形に稜線が続いています。

その北端がこの辺りですね。


今回はその稜線の一部を歩いたことになります。





ここから先は梅ヶ島温泉まで

急な下り坂です。











春と言えばこの花ですね。

トウゴグミツバツツジ。




一旦林道に出ました。

この先も稜線は続いていますが

今回はここで下山します。


再び山道に入ります。




この看板、


たばこの吸いがらは必ず土の中にうめよう


とあります。

火事にならないように

吸いがらは埋めて確実に消火するという

意味だと思いますが

時代が違うと言えばそれまでですが

令和の時代、

吸いがらを捨てていくこと自体

ありえませんね。


山を歩いていると

昭和の頃と思われる年代物のゴミを

よく見かけます。

昔はゴミは

見えないように埋めて帰るのが

普通だったのであろうか。




そこから更に急坂が続き

足先が痛くなってきた頃に

梅ヶ島温泉に到着しました。













ここからバスもあり

もうすぐ到着時間ですが

私は今回のミッションを

コンプリートする為に

歩くことにします。





温泉宿が何軒かあります。





あの山から下りてきました。






黄金の湯に到着です。

これで今日のミッションはコンプリートです。






早速温泉に入ります。


700円でした。


ヌルヌルの泉質の温泉で

なかなかいいお湯でした。



黄金の湯には食堂もありますが

私が到着した時間は

食堂は終了していました。



今日の登山はこれで終了ですが

実は明日も山に登る予定です。


今日は山伏、八紘嶺と

山梨百名山に登頂しましたが

この近くに十枚山という名の

同じく山梨百名山があります。

せっかくここまで来たので

翌日に十枚山にも登るのが

今回の計画です。


今晩はどこか適当な場所で

車中泊するつもりですが

この温泉の駐車場は少し気が引けます。


日が暮れてきた頃に場所を移動しました。


明日登る予定の十枚山の入り口の六郎木に

広めの駐車場、トイレがありました。


田舎なのでほとんど車は通らず

もちろん歩く人もいません。

静かで絶好の車中泊ポイントです。


今夜はここで寝ることにします。


どこか食堂があれば

腹ごしらえしたかったのですが

日曜日の夜のこの時間

辺りに営業しているお店は見当たりません。


行動食を食べて寝袋に潜り込みます。


私の車はミニバンなので

シートを倒せばベッドになり

車中泊は快適でした。

夜7時過ぎには眠りにつきました。







今回歩いたコース。


山で会った登山者の数  約20人