奥多摩・チクマ山【西山、平石山、本仁田山、荏ノ久保山】 | HIROのブログ

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趣味のブログです。気の向くままに山登りをしています。



1月19日(日)


今回の登山は奥多摩、チクマ山です。
チクマ山は、奥多摩駅の北側にある
本仁田山に連なるピークで
奥多摩・多摩の百山のひとつに
数えられています。

私は奥多摩・多摩の百山は
あと4座で全山踏破です。
今回はその残りのうちのひとつ
チクマ山を目指します。

チクマ山だけを目指すのも
現実的ではないので
東京里山百選に数えられている
西山、平石山、
そして本仁田山も併せて登ろうと思います。




早朝4時半に自宅を出発しました。

天気予報は夕方から雨となっていますが

時間に余裕をもって

早めに下山するつもりです。






いつもの始発電車です。




電車を乗り継いで

お正月休みに来て以来

2週間ぶりの奥多摩駅に到着です。


支度を済ませて行動を開始します。


 


駅前の売店が取り壊しの工事中でした。

あの売店は

過去に何度か利用したことがあります。





今回は駅からそのままスタートです。

途中まで大休場尾根コースと

同じ道を歩きます。



大休場尾根から本仁田山は

だいぶ昔に登りました。

古い記録を見返すと

昭和62年の元旦に登っています。

38年も前の事ですね。


本仁田山がどんな山だったのか

だいぶ昔のことなので

覚えてはいませんが

その時は更に川苔山へ縦走して

踊平から大丹波川へ下山しました。

当時は、獅子口小屋の建物が

現存していたのを覚えています。









橋を渡ります。




石灰岩の採掘の大きな工場があります。




本仁田山方面に向かいます。




長い車道歩きです。


本仁田山へ向かう大休場尾根の

入り口を通過します。






車道の行き止まりの脇の民家の間が

登山道入り口です。




いきなり急登です。

この道は

東京電力の送電線の管理の為の道ですね。

枯れ葉があり

更に滑りやすくなっています。




急登を終えて稜線に出ました。

南側に少し進むと




小さなピークに出ました。

ピークの上には高圧線があります。

そこが西山です。


東京里山百選に数えられているピークです。





お約束のアングルの写真。




凄い絶景と言う程ではありませんが

周囲の山々が見渡せました。





さて、次は平石山に向かいます。

しばらくはなだらかな稜線歩きです。




分岐点があり

平石山に向かうには

直登コースと

左側に迂回してから登るコースがあり

迂回するコースが正規のコースのようですが

私は直登コースを歩きます。

等高線の間隔からして

急登が予想されますが

そこは気合いで行きます。





この写真ではわかりにくいですが

かなりの急登の区間がありました。

もし滑ったら

かなり下まで転げ落ちそうです。

このコースは下りでは

利用したくはないですね。





どうやら登りきりました。




そこが





平石山の山頂でした。

15センチ位の小さな標識がありました。

ショボい標識だな。

と、思ったら




その先に普通の大きさの標識がありました。


ここで小休止、水分補給しました。





あそこに見えるのは川苔山のようです。




平石山から先は

急登から解放されて

普通の稜線歩きです。






モノレールを横断します。





本仁田山から川苔山の縦走路に出ました。

ここから先は

歩きやすい道になります。


ここまで歩いてきた平石山経由のコースは

山に慣れた人向きのコースですね。




そこから僅かな距離で

本仁田山の山頂に到着です。

ここで今回初めて登山者に会いました。







三角点。




山頂の少し先が僅かに開けていて

少し雲がかかった富士山が見えました。


ここ以外は木々に囲まれていて

眺めはあまり良くないですね。






動画を撮影しました。






山頂にはベンチがありました。


私の後からも続々と登山者が登ってきます。


私は次に向かいます。


大休場尾根コースに向かいます。



少し歩くと

ゴンザス尾根コースの分岐点です。

これから向かうチクマ山は

大休場尾根から外れて

ゴンザス尾根コースに向かいます。





分岐点からは急な下りです。


本仁田山は駅から直接登れる

アプローチの良さが魅力ですが

登山口から一気に標高を稼ぐ

急登の山のイメージです。


今回は利用しませんでしたが

大休場尾根は、奥多摩の三大急登のひとつ

でしたね。




途中の木には

登山靴の剥がれた靴底がありました。


登山靴は購入して年数が経つと

経年劣化で材質が加水分解して

靴底のゴムが剥がれるトラブルがあります。


私もどこかの山で

そんな登山者には遭遇したことがあります。


登山靴は消耗品で

購入からある程度の年数が経過したら

買い換えた方が安全ですね。


もっともそれなりの頻度で山に登っていれば

登山靴は、そこまで劣化する前に消耗して

買い換えになりますね。





御前山。






そしてこのピークが




チクマ山の山頂でした。

あまりピークらしいピークではなく

標識が無ければ

気づかずに通り過ぎてしまう山頂でした。





山頂標識その②



特別眺めがいい場所ではなく

小休止しただけで次に向かいます。





チクマ山の少し先が

ゴンザス尾根コースと

花折戸尾根コースの分岐点です。


私は花折戸尾根コースに向かいます。




どんどん下って行きます。


花折戸尾根コースは

登山詳細図には破線ルートになっていますが

普通に歩きやすいコースです。





大岳山方面。




白丸ダム。




登山道の終点近くに

小さなお堂がありました。

手を合わせていきます。




登山道の出口には祠があり

その下が急な階段です。





車道に出ると

鳩ノ巣駅はすぐそばです。





鳩ノ巣駅の側には駐車場、トイレがあり

以前、この駐車場を利用したことがあります。

駐車場は最近、有料になったようです。

ただ、冬季の今は無料で解放されていました。





踏切を渡ります。

ちょうど電車が通過するところでした。



鳩ノ巣駅はすぐそこで

ここで山行を終わらせてもいいのですが

私はまだ体力、時間に余裕があります。


私は更に、東京里山100選の

荏ノ久保山に登ろうと思います。


川苔山、舟井戸コースを登ります。


時間的に本仁田山、川苔山からの

下山の登山者と何人もすれ違いました。


日照時間が短いこの時期の

お昼を過ぎた

普通なら下山する時間から登っている

怪しい登山者は私です。





山腹をダラダラ登り

稜線に乗ったところが

大根山ノ神です。







ここから一般の縦走路を外れて

荏ノ久保山に向かいます。


ここから先はマイナールートで

登山詳細図にも記されていません。





しばらく稜線を歩くと

荏ノ久保山に到着です。


杉の樹林帯のピークで

眺めはありません。




山頂標識その②


ここで小休止しました。



ここからどうするか?


来た道を戻るのが無難ですが

山レコの地図を見ると

この先の稜線は

それなりに歩く人はいるようです。




踏み跡も普通に続いています。


ここはバリルートを進むことにしました。


歩いてみると、(バリルートにしては)

普通に歩きやすいコースでした。

ただ、標識は一切無いので

地図アプリ等で確認しながら歩くことを

おすすめします。





途中に祠がありました。






このコースも終わりに近づきました。

青梅線の電車が見えました。




ここが登山道の出口です。









青梅街道に出ました。

しばらく車道を歩きます。




街道沿いの民家の人が大勢集まっています。


何しているのだろう?


見ると


それはマネキンの人形でした。


夜、急に出くわしたら怖いですね。




古里駅に到着です。












しばらくすると電車が到着しました。

今回の登山はこれで終了です。



青梅、立川、八王子で乗り換えます。

途中の立川、八王子辺りで

雨が降っていました。

天気予報は当たりました。

今回は早めの時間の下山で良かったです。




途中、八王子駅で蕎麦を食べました。








今回歩いたコース。