駅に着くと既にバスは来ていて、
私は二台目のバスに乗ることができました。
やはり人気のコース、
バスは増発されていました。
バスのチケット。
中房温泉に到着です。
登山届を提出します。
トイレを済ませて
登山開始です。
このコースは北アルプスの三大急登のひとつに
数えられています。
私の感想は、言うほどは急登ではありません。
よく整備された普通の登山道と言った感じです。
ただ、人気のコースだけに
登山道は行列になりがちです。
ペースが合わない歩きにくさはあります。
登るにつれて登山者の列は、ばらけていき
徐々に歩きやすくなってきました。
このコースは親切で疲れてくる頃に
ベンチがあります。
何回目かのベンチで小休止、
水分補給します。
ある程度登ると傾斜は緩やかになり
景色が広がってきました。
このコースの特徴は
よく整備された道で
休憩ポイントが幾つもあり
後半は展望が開けてくる。
私の感想は丹沢の大倉尾根に
なんとなく似ていますね。
合戦小屋に到着です。
ここではスイカが有名ですが
ブログに載せる写真的には
スイカを買って食べたいところですが
私はそこまでスイカが好きではなく
買ってまで食べたい訳ではありません。
記念に山バッジは購入しました。
荷揚げ用のロープウェイがあります。
これでスイカを運ぶのであろうか。
小屋の名前の由来。
合戦小屋にを過ぎて少し先で
尖った山が見えます。
そうです、北アルプスのシンボル槍ヶ岳です。
小槍も見えます。
そこには三角点があり
ここが合戦沢ノ頭です。
更に進んでいくと
燕山荘が見えてきました。
体力を消耗していると
小屋が見えてから到着するまで
とてつもなく遠く感じますが
今はまだそんなに体力は消耗していません。
ウサギギク。
ハクサンフウロ。
ゴゼンタチバナ。
トリカブト。
燕山荘に到着です。
小屋の裏側が
槍ヶ岳の撮影の絶好のスポットです。
湧いたガスがいい感じです。
まずは目指すのは燕岳です。
小屋の前にザックをデポして
貴重品だけ持って燕岳に向かいます。
この辺り、あちこちにコマクサが咲いていました。
イルカ岩。
燕岳山頂に到着です。
三角点。
燕岳山頂から見た槍ヶ岳。
槍ヶ岳は燕岳山頂からよりも
燕山荘からの方が
迫力がありますね。
動画も撮影します。
景色を満喫して燕山荘に引き返します。
メガネ岩。
燕山荘に戻りました。
燕山荘でランチにします。
うどんを注文しました。
汗をかいた後は
汁物が欲しくなりますね。
汁も全て飲み干します。
燕山荘の食堂。
色々なメニューがあります。
ケーキセットもありますね。
ランチを終えて
行動を再開します。
大天井岳方面に向かいます。
槍ヶ岳を眺めながらの稜線歩きは
テンションが上がりますね。
ここから先は快適な稜線歩きです。
大下り。
その名の通り
ここから一気に下ります。
下ると言うことは
当然そのあとは登り返しがあります。
正面に見える大天井岳の高さが増していきます。
ここが切通岩です。
そこには明日歩く予定の
喜作新道を開削した
小林喜作のレリーフがあります。
切通岩からは登りになります。
朝からの行動でそろそろ疲れが出る頃です。
ここからが踏ん張りどころです。
常念岳方面に向かいます。
あと500メートル、
しんどい登りが続きます。
400m、300m、200m、100mの標識を過ぎて
なんとか大天荘に到着しました。
これだけ細かく標識があるのは
この登りがそれだけキツく感じる方が
多いのでしょうね。
到着後、最初にテント泊の手続きをしました。
大天荘は快適なテント場でした。
ツエルトを張ります。
私は若い頃はツエルトを使用したビバークは
散々やったものですが
近年登山の趣味を復活してから
ツエルト泊は初めてです。
今回はツエルトを新調しました。
現在のツエルトは
昔、私が使っていたらツエルトよりも
かなりコンパクトに収納できるように
なっていました。
ご飯を炊きました。
景色を眺めながら
ウイスキーをチビチビ飲みます。
テントでまったり過ごす時間は
最高ですね。
ただ、ツエルトの場合、
気温が下がってくると
テントよりも結露しますね。
入り口を少し開けて
より空気が流れるようにします。
前日の夜中の運転の疲れもあるので
夕方には寝る体勢に入りました。
続く。