北アルプス 後立山連峰縦走⑥【扇沢へ下山。後立山編完結】 | HIROのブログ

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趣味のブログです。気の向くままに山登りをしています。





猿倉から白馬岳に登り

唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳を越えてきました。

前日は冷池山荘にテント泊をして

今日が山行最終日です。




8月3日(水)


朝食はラーメンです。
汁物だからなんとか喉に流し込んだ感じですね。
乾燥米はまだ残っていますが
もう当分食べたくはないですね。


テントを撤収して
4時半頃、冷池山荘に向かいます。
今日は下山してからも
長丁場の運転がありますので
少しでも早く下山したいところです。




冷池山荘に着く頃に

夜が明けてきました。

冷池山荘の前からは

鹿島槍ヶ岳が見えました。







この日も御来光が見えました。







小屋の前にあった池が

小屋の名前の元になった冷池なのだろうか。








5時頃、冷池山荘前を出発、行動を開始します。





今回の登山、最後のピークである

爺ヶ岳が見えます。








冷乗越。


ところで、つめたいと書いて

つべたと読むのは

地元の訛った発音なのだろうか?





振り返ると冷池山荘が見えます。

その少し上にテント場が見えます。






富士山も見えます。






爺ヶ岳が近づきます。






種池山荘が見えます。




山頂を巻いて行くこともできますが

ここまで来たら、

山頂を踏まずに通過することは出来ません。





僅かな登りで爺ヶ岳の中峰に到着です。




鹿島槍ヶ岳の山頂部はガスに包まれています。


一昨日、昨日までと比べて天気はイマイチですが

ここまで晴天に恵まれた訳ですから

贅沢は言えませんね。






コマクサが咲いていました。




ここまで来たら、続く南峰も登って行きます。






南峰の山頂に到着。

今回の登山、最後に登った山頂です。







扇沢の駐車場が見えます。

今回のゴール地点です。




今回の登山で最後に見た鹿島槍ヶ岳。

山頂付近の雲は切れそうにありません。

最後に鹿島槍ヶ岳の完全な姿を見たかったですが

仕方ありませんね。








ちょうどこの辺りが森林限界の

境目のようです。





チングルマの花モード。





種池山荘に到着。




ピザがあるのですね。

次に来ることが有れば

是非食べたいですね。



ここでは山バッジを購入しました。





あとは扇沢に下るだけです。





山行最終日と言うこともあり

ザックはだいぶ軽くなっています。

推定13kg程か。

ザックの重さに苦しんだ昨日までが嘘のような

軽い足取りで進みます。

やはり、荷物が軽いと言うことは正義ですね。

歩くペースが全然違います。




チングルマの綿毛モード。




ハクサンフウロ。





コースは良く整備されています。

アルプス初心者にもおすすめできるコースですね。











富士見坂の名の通りに富士山が見えます。







雪渓を横切ります。




雪渓の下を覗くと

溶けて空洞になっています。












途中、幾つも名前が付けられた場所を通過します。







駅見と言うからには

扇沢が見えました。




扇沢がだいぶ近づいてきました。






このケルンまで来たらもうひと頑張りですね。





扇沢がどんどん近づいています。








登山道のゴールが見えてきました。






ここから車道に出ます。





付近には多くの車が駐められていました。

鹿島槍ヶ岳に登る百名山ハンターも

多くいるでしょうね。




ここから扇沢まで車道を少し登ります。





扇沢の駐車場。

数年前、扇沢に来た時は

あそこに車を置きました。

ここは無料の駐車場で、

この時は既に満車で

これから来る車は

入り口で係員が他に誘導していました。

これより扇沢寄りの駐車場は

有料になります。

さすがに有料の駐車場は空いていました。






扇沢のターミナルに到着です。


あと15分程で白馬行きのバスが出ます。

ちょうどいいタイミングで扇沢に到着しました。

汗臭い身体でバスに乗るのは申し訳無いので

とりあえずシャツを着替えました。



白馬行きとありますが

運転手さんに八方まで行くか尋ねると

行くとのこと。

バスの車体の横を開けて

そこにザックを置かせてもらいました。


八方まで1800円也。





バスに乗り込みます。

ビールを呑みたくて

ビールの自販機も見えましたが

買って呑む時間が無かったです。


タイミングが良すぎました。



扇沢から白馬に直通するバスは

一日1便だけで

それに上手い具合に乗れたのはラッキーでした。


通常は信濃大町まで行って

そこから大糸線で白馬駅に向かいます。

電車の本数も少なく

乗り継ぎが悪いとかなり時間がかかりますからね。



バスは空いていました。

途中まで私の他に1組だけでした。



しばしバス旅行の気分を味わいます。





八方のバスターミナルに到着。

直通のバスに上手い具合に乗れたおかげで

想定していたよりも早く

八方に戻ってこれました。


ここまで来たら一安心ですね。


数日ぶりの八方ですが

随分前に来たような

懐かしさすら感じました。




とりあえず車まで戻り

車内にザックを置いて

隣の温泉に向かいます。






風呂に入ると生き返りますね。

身体全体を二度洗いします。

八方の湯はアルカリの温泉で

スベスベになります。



風呂上がりに体重計に乗ると

山行前よりも体重が3kg落ちていました。

これだけ山の中を歩いて

大した量の食事を摂っていた訳では無いのですが

思ったよりも体重は落ちなかったですね。



風呂上がりに併設された食堂で

食事をしようと思いましたが

まだ時間が早過ぎて

食堂は開店前でした。




あとは安全運転で帰るだけなのですが

私はこの後、寄りたい場所がありました。


実は、私が結婚式を挙げたのが白馬村で

その式場の教会は

ここからすぐ近所でした。


八方から車で少し登った所に

その教会はありました。

私が白馬村に来るのは結婚式以来です。

その時はせっかくここまで来たので

レンタカーを借りて

式場だけではなく

周囲もドライブして巡ったのですが

昔過ぎて、記憶がおぼろげで

オリンピックで使用された

スキーのジャンプ台に行ったことぐらいしか

思い出せませんでした。

(確か、長野オリンピックが行われた年の夏に

挙式を挙げた記憶があります。)

今回はナビを頼りに辿り着きました。








私が結婚式を挙げた教会。


入籍した翌年の夏に

ここで式を挙げました。

それから24年が経ち

再びこの地を訪れました。

当時の記憶が蘇ります。



今回は私が1人で来ましたが

次に来る時は妻とゆっくり観光で来たいですね。


ここが今回の登山の

最終目的地でした。






帰りに途中にあった道の駅で

お土産を買って帰りました。

自宅用と、実家用を買いました。






今回購入した山バッジ。