本社ヶ丸から三ッ峠山①【雨の本社ヶ丸】 | HIROのブログ

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趣味のブログです。気の向くままに山登りをしています。






9月19日(日)


台風の影響で
今回は山に行くべきか
直前まで迷いました。

前日夕方の予報によると
日曜日は午前中の早い時間は曇りで
その後は晴れとなっています。

これは台風一過の最高の登山日和かも知れない…

そう思い、急遽行くことに決定しました。



今回は中央本線沿線の本社ヶ丸です。
そこから更に足を伸ばして、
三ッ峠山まで縦走する計画です。





始発に間に合うように自宅を出ると
まだ真っ暗でした。
この間まで夏と思っていましたが
いつの間にか季節は移り変わっていました。

自宅を出ると、雨は完全に上がっていて、
雲が切れ始めています。





すっかりお馴染みの横浜線の始発に乗り込みます。
私が日帰り登山の時は、
かなりの確率でこの電車に乗ります。





八王子、大月で乗り換え、
笹子駅で下車します。

電車を降りると、雨が降っています。
これは想定外でした。





今年のお正月以来の笹子駅です。
その時は滝子山方面に向かったのですが
今回は線路を挟んで逆方向の山です。




最初から雨具を着ての出発です。
最初から雨具を着て登るのは、
随分と久しぶりです。

私は雨の日に山に登る事は避けているので、
雨が降る予報であれば
登山は中止していたのですが…


せっかくここまで来たので、
行ける所まで行こうと思います。






ここは右に曲がります。
左に進むと、鶴ヶ鳥屋山方面です。




初っ端から雨具を着て雨の中を歩くのは
テンションが下がりますね。





ここが登山道の入り口です。





入り口からみると登山道と言うよりは、
作業道と言った感じですが
その先の登山道は明瞭でした。






薄暗い樹林帯を歩きます。






雨の中、雨具を着て、蒸し暑い中の急登です。
普段ならハイペースでガンガン行くところですが、
雨で足もとの悪い今日はゆっくり登ります。

カメラを濡らしたくはないので
雨具でカメラを覆いながら歩きます。
こんな天気でも撮影しながら歩きます。
雨の日には、
雨の日にしか撮れない写真があるのです。




高圧線の鉄塔をくぐります。





樹林帯の急登を行きます。
展望のあるコースではありませんが、
私個人的には、このような植生の登山道は
嫌いではありません。








至る所にキノコが生えていました。




幻想的なガスの中、
開けた所がありました。





そこが庭洞山の山頂でした。




三角点。




更にしばらく登ると車道に出ます。




車道を少し歩き、
再び山道に入ります。




少し空が明るくなった気がします。
でも時折り雨が強く降ったりもします。






私が雨の中の急登で苦戦している時、
自宅からメールがきました。
メールを見ると、自宅は晴れているようです。
我が家の愛猫のケイタ(14才)が気持ちよさそうに
日向ぼっこしていました。

私は登りながら、
天気予報はハズレだと思っていたのですが、
天気予報はハズレてはいなかったのですね。








キノコ祭りですね。





花も咲いています。





露岩地帯を抜けると





鶴ヶ鳥屋山からの縦走路に合流します。





少し鶴ヶ鳥屋山寄りに
角研山の山頂の標識があります。

ここで一息入れます。





ガスで幻想的な縦走路。




巨大な送電線の鉄塔。
ガスで鉄塔の先端が見えません。









キノコ祭りが続きます。















ガスが途切れ、日がさしてきました。
天気が回復する兆しのようです。







最後に急登を上り詰めると




本社ヶ丸の山頂です。

私は今回、あまり深く考えずに
本社ヶ丸に登る事を決めた訳ですが、
今、こうして見ると、
笹子駅から本社ヶ丸は
標高差が1,000m以上あります。
途中、急登でかなりしごかれます。
決して簡単な山ではなかったですね。

駅から直接登れるアプローチの良さから
手軽に登れる山の感じがしますが、
それなりの覚悟で登る山ですね。







本社ヶ丸は、秀麗富嶽十二景の一つに
数えられています。




三角点。





晴れていれば、富士山をはじめ、
絶景を拝めるところですが
残念ながら何も見えませんでした。

それでもいつの間にか雨が止んだのは救いです。
雨具を着た蒸し暑さから解放されます。



まだガスが取れそうに無いので
先に進みます。





濡れた岩場を慎重に下ります。




本社ヶ丸を振り返ります。
思ったよりもキツい山だったと言うのが
私の感想ですが、
このガスではどんな山容の山なのか
謎ですね。




この岩場、晴れていれば絶景ポイントと思われます。
地図を見ると、これが造り岩のようです。





でもこの時は…

本社ヶ丸は、いつかリベンジしたい山ですね。




下りきった鞍部が清八峠です。



標識をひとつひとつ確認しないと
清八峠とは気付かないかも知れません。





この先危険の標識が気になります。
どんな危険なのだろうか。





清八峠からひと登りで清八山に到着です。

清八山も秀麗富嶽十二景の一つに数えられていて
晴れていれば富士の絶景を拝めるのですが…




こんなガスでは絶景は望めません。
先客がいたので、
写真だけ撮って通過しました。


ここまでずっとガスの中でした。
展望を見ることもなく、蒸し暑い中の
ひたすら我慢の山歩きでした。
もし雨が降り続いていたら、
予定を変更して
ここから最短で
笹子駅に下山しようと思っていました。

幸い雨は止んでいたので
予定通りに進みたいと思います。

今回の山行、前半は散々な天気でしたが
果たして後半は?

話が長くなりましたので、一旦ここで終了。


続く。