続き。
初日は奥多摩の留浦から三条の湯、
飛龍山を越えて将監小屋で幕営しました。
2日目はいよいよ和名倉山に向かいます。
4月29日(月)
この辺りが牛王院平です。
山ノ神土に到着。
ここは主脈縦走路のピークを超えて行くコースと、
巻道コース、和名倉山コースの分岐点です。
和名倉山の甲州側の呼び名が白石山です。
ここがかつて難路だった和名倉山の入り口、
気を引き締めて行きます。
これまでの明瞭な道から、
ここのどこに道があるの?
というコースになります。
笹が伸びて登山道を覆っているので、
笹をかき分けるとちゃんと道があります。
少し進むと、昨夜の雪で笹が濡れているので
ズボンが濡れてしまいます。
雨具の下を履きます。
この日、私の前を歩く登山者の足跡があるので
ちょっと安心です。
これは何の足跡だろうか。
キツネか、たぬきか。
しばらく進むと、登山道上に何かいます。
近づいて見てみると、
鹿が倒れていました。
なぜ、こんな道の真ん中に…
病気、あるいは怪我の影響なのか、
ここで力尽きたようです。
手を合わせて、一礼して、ここを通過します。
続く。