最近、電車に揺れながらオックスを聴いています。
自分の中での「ベスト5」は
・僕は燃えてる
・オ-ビ-バ-
・ガ-ルフレンド
・僕のハ-トをどうぞ
・テル・ミ-(ライブ・LPレコードより)
たった3年の活動にも関わらず、インパクトが強いバンドでした。
オックスと言えば、やはり「失神」。
GSブ-ムに拍車をかけ「失神」が社会現象になりました。
3年間の活動で、シングル9枚とLPレコード2枚発売。
また、非売品レコードや企画物LPのオムニバスにも参加しました。
また、田浦幸(キ-ボ-ド)は、オックス在籍時に「涙が燃えて」でソロデビュー。
この曲は、オックスの演奏でライブでも歌われました。
1969年に発売されたLP「オン・ステ-ジ」で魅了された後追いファンも多いだろう。
特に「わらべ歌メドレー」は当時のGSを取り巻く背景を象徴している気がします。
オックスと言えば「失神」
ただ「失神」だけではなく、音楽性でも魅力あるバンドでした。
しかし、やはり「失神バンド」のイメージが強いのも事実です。
そんなオックスも、1980年代に再結成しイベントに出演したりしました。
テレビ放送「BS永遠のグループサウンズ」は、多くのバンドが出演し楽しみでした。
自分は「真木ひでと」の当時と変わらぬ熱唱が好きです。
昔の音楽を古くさく感じさせない迫力、まさに永遠のグループサウンズそのものです。
1990年頃までは、オックスは何度も再結成してテレビやライブで活躍していました。
今は「真木ひでと」がオックスの名曲を歌い続けていますが、出来れば再結成して欲しいGSでした。
2010年にオルガン担当の「夏夕介」が59歳で亡くなりました。
後期のオックス人気を支えた「田浦幸」で、俳優転向後に改名。
「特捜最前線」の叶刑事役は印象深い。
「夏夕介」は、和田アキ子のバックバンド「グランプリ-ズ」でプロデビュー。
オルガンが弾けないのに、いきなりステ-ジに立たされたようです。
また、GS「オリ-ブ」に加入するため、東京へ行く事が決まっていました。
しかし直前に、和田アキ子の推薦でオックスに参加したそうです。
その頃の話をト-ク番組で語っていました。
そして2022年、オックスのベ-ス担当「福井利男」が5月に亡くなった。
あの独得のベ-スを弾く姿と歌声が好きでした。
福井さんが亡くなった2ヶ月後、7月にオルガン担当の「赤松愛」が亡くなった。
芸能界を引退して一般人になったとは言え、日本の音楽を作り上げた功績は凄いことです。
独得のキャラクターで、音楽センスは抜群でした。
芸能界引退後も、テレビ出演や雑誌のインタビューに登場しました。
いつかオックスが揃ったステ-ジを見たいと言う夢が終わり残念です。