紅白歌合戦  昭和43年(1968年) | 映像・音源で振り返る グループサウンズ フォ-クソング

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久しぶりに、紅白歌合戦の記事を投稿します。

1968年の紅白歌合戦は 「NHKへの再放送の要望」 が一番多かったようです。

 

1960年代前半~歌謡曲

1960年代中半~エレキ、青春歌謡、フォ-ク

1960年代後半~GS、ム-ド歌謡

 

これらを、全部まとめたような紅白歌合戦でした。

 

実際、1968年紅白歌合戦は、幅広い世代に支持されました。

 

視聴率は何と 76.9%!

 

話は変わり、最近、ユ-チュ-ブが厳しくなりました。

動画アップ時にチェックが入り、問題なければOK。

 

OKが出ない映像も公開は出来ますが、アカウントが削除される可能性があります。

削除されたら、動画のアップが出来なくなり、今までの動画も消えてしまいます。

 

1968年の紅白歌合戦は、多くの歌が 「著作権」 に引っかりました。

動画作成したら、OKが出ない曲が多くて編集しなおしながら作成。

当初作成した、32分の映像が、18分になりました。

 

実際、ユ-チュ-ブでも1968年の紅白歌合戦・映像は少ないようです。

いくつか 「著作権・無視」 をしてアップしている人もいるようですが。

 

今回は、動画作成で 「著作権」 に引っかかった曲をカットしました。

好きな曲が多く残念です。

ピンキーとキラ-ズや都はるみを、カットしなくてはならず残念です。

 

<出演者・一覧>

 

<審査員> 

・三船敏郎、藤田弓子 

・江夏豊(阪神タイガ-ス) 他

 

<ゲスト>

・クレイジーキャッツ  

・渥美清 

・コント55号    

・三木のり平             

・てんわやんわ 

・林家三平  

・ザ・ドリフターズ 

・前田武彦

・青空はるお・あきお 

・レ・ガ-ルズ

・金井克子 原田糸子 奈美悦子

・由美かおる 江美早苗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歌と歌の合間に、多くのゲストが登場して客席や出演者を笑わせる。

この時代のお笑いの人達は、画面に登場するだけで、会場を笑いに巻き込んでしまう。

50年以上前なのに、本当に笑えてしまう。

 

  

 

クレイジーキャッツは、「恋の季節」 の替え歌。

 

恋は~~私の恋は~~~~ の部分が

 

ゴリラ~~世田谷のゴリラ~~ 

 

 

 

ザ・ドリフターズは、お馴染みの 「いい湯だな」 を客席を巻き込んで大合唱。

 

そして、レ・ガ-ルズはお色気タップリのダンスを披露。

それにしても、「由美かおる」 は、今も変わらないですね。

 

 

 

 

また、三田明が歌っている時に西郷輝彦・舟木一夫・橋幸夫が会場に花を投げ込みプレゼント。

運良く手にしたファンは、嬉しかったでしょう。

そう言えば、ザ・タイガ-ス・コンサート(2013年) で、森本太郎が投げたギタ-ピックが飛んできたので、もらいました。

あれから8年、過去の思い出になってしまいました。

 

 

紅白歌合戦と言えば、「応援合戦」。

どちらが勝ってもいいのだが、まるで運動会のように盛り上がっている。

赤が勝つ!白が勝つ!

大人たちが、必死になっている。

この年は、綱引きまで行われてしまった。

 

本当に、みんなで紅白歌合戦を盛り上げている感じです。

 

 

 

 

坂本九は、出演者に担がれて歌を熱唱。

今の時代では考えられない光景が多い。

 

 

最後は、白組が優勝!

涙ぐむ出演者もおり、いかに紅白歌合戦が栄誉ある舞台だったかが伝わる。

赤組は準優勝!

この時代、紅白歌合戦を辞退するなんてありえなかったと思います。

国民行事そのものです。

 

 

 

話はかわり・・・・

今も続いていますが、年末は 「紅白歌合戦」 「レコード大賞」 と言う2大イベントがあります。

以前は、今年のレコード大賞は誰だろう・・・・と予測するのが楽しみでした。

 

芸能雑誌では、早めに大賞予測の記事が出たり、盛り上がっていました。

1968年は、予想と結果が全く違う年でした。

 

予想では、「花の首飾り/ザ・タイガ-ス」 「恋の季節/ピンキーとキラ-ズ」

 

 

最終結果 「天使の誘惑/黛ジュン」

 

 

今のように、候補者が会場に来て 「その瞬間」 をドキドキして待つのではない時代でした。

審査で選ばれた受賞者達が、発表会に参加して表彰されるシステム。

 

だいたい、受賞は本人への電話連絡だったようです。

ある意味、つまらない感じですね。

 

しかし、参加者達は嬉しくて歌いながら泣いてしまったり・・・・・

それほど名誉ある事だったのでしょう。

 

 

この年は、日本レコード大賞が始まって10年めとの事で、過去の受賞者が勢ぞろい。

なぜかカラ-映像です。