<ジャズ喫茶・ライブ音源>
アダムス ① の続きです。
「旧約聖書」に続くシングル
眠れる乙女 / 砂のお城(1968年12月10日発売)
・眠れぬ乙女
(ボ-カル・轟健二)
旧約聖書に続くクラシカル路線で、星ではなく歌詞に 「月」 が使われている。
GS楽曲で 「月」 を題材に、ロマンチックな曲にするのは珍しい。
歌詞の~
僕は一人、死んでしまう~~ 轟健二の歌声が切なく感じる。
・砂のお城
(ボ-カル・川上幸夫)
明るい曲調でコ-ラスが印象的。
海が夕陽に真っ赤に燃える~これぞGS楽曲そのもの。
シングル2曲目は、かなりGSを意識した曲でした。
<当時のレパートリー>
・カンサス・シティー
・ヒップ・ヒップ・ホーレ
・マジカル・ミステリーツアー
・アイム・アニマル
・サウンド・オブ・サイレンス
・レイン&ティアーズ
・スワンソング
・デイ・トリッパー
・サティスファクション
・ダンディー・ライオン
・甘い微笑
・誓いのフ-ガ
・紫のけむり
・ブルー・スウェード・シューズ
・ジョーク
・ドンナ・ドンナ
・傷だらけの世界
・南国の夜の出来事
・レディ・マドンナ
・悪魔をあわれむ歌
・イッツ・オ-ライ
・ヘイ・ジュード
・雨と涙
・誓いのフ-ガ
・タッチミー
・ユア・マザー・シュッド・ノウ
・ヒッピーヒッピー・シェイク
・キープミー・ハンギングオン
・ウィアー・ハッピーピープル
・タイムイズ・オン・マイサイド
・ジャンピング・ジャック・フラッシュ
・ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンズ
オリジナルや洋楽カバァ-中心の、当時のジャズ喫茶・ライブ音源が残されています。
音はイマイチですが、ファンとの距離の近さが感じられます。
12月25日 クリスマス・パ-ティ(目黒パ-ク)を開催。
多くのファンが参加し、盛り上がりました。
ちなみに 「目黒パ-ク」 は、大きなボウリング場やライブ会場がありました。
しかし、時代の流れで1974年に閉鎖。
今、全国的にボウリング場が減ってきて、寂しさを感じます。
写真左は当時の目黒パ-クで、右は現在です。
「目黒パ-ク」 のイベント会場は、ステ-ジと客席が近い感じでだったようです。
今で言う、「手の届くアイドル」 と言う感じだったのでしょうか。
この 「目黒パ-ク」 は、他の歌手もイベントを開催しました。
この頃、ドラム川上幸夫氏は 「沢田研二のソックリさん」 として話題になりました。
芸能人ソックリと言う企画は意外と面白い。
レコード・デビューから3ヶ月、着々とファンが増えて行きました。
しかし、グループサウンズ・ブ-ムも陰りが見え始めてきたのも事実です。
この時期のGSヒット曲は、「青い鳥・タイガ-ス」 「純愛・テンプタ-ズ」など 。
他のGS曲は、ヒットはしても大ヒットには至らなかった。
どちらかと言うと、魅せるGSから聴かせるGSへの方向転換時期が12月。
それが1969年の、歌謡曲黄金時代の糸口になった気がします。。
自分的には、GSも歌謡曲、フォ-クも1968年が好きです。
そんな中、GSのテレビ出演も減ってきて、活動がジャズ喫茶中心になりました。
1年で、こんなに音楽業界が変わるとは。
アダムスに話を戻します。
1969年になり、1月2日 「ジャズ喫茶・池袋ドラム」 に出演。
それにしても、GSファンにはたまらない出演者ばかり。
ブルーコメッツ、タイガ-スにワイルドワンズ・・・・。
家庭用ビデオカメラがあったら、毎日行きたい。
この中では、「ナナとおさみ」 「小山ルミ」 が面白い。
ヘイ・ジュ-ド
ちなみに 「ナナとおさみ」 は、木の実ナナと元ジャニーズの飯野おさみです。
どんなステ-ジだったのでしょう。
正月恒例
渡辺プロダクション全員集合!
写真を載せすぎて、またまた文字数制限でオ-バ-になりました。
続きは、アダムス③ で、またお付き合いください。
宜しくお願いします。
また、詳細は書きませんが、土谷守氏の現在の情報を頂きました。
元気に過ごしています。
いつか当時の話を聞きたいものです。
と言っても、面識がないので無理ですが。