こうのとりが来た!準備編 | 薬と法律と娘ちゃんのまわり

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私の頭の中を解析するために言葉にする、自分自身のための場所です。でも誰かの役に立てばいいな。

今回は準備編!




本当に妊娠するまでに1年近くかかると思っていたので、同じ歳ぐらいの友だちが軒並み1年以上かかってたので、

入籍してからすぐに子作り期間にしました。
だんなさんの強い希望でもあったし、本気で時間かかると思ってた(しつこい)から。

就職してから1年経たないと育休が取れない会社が多いんだけど、そして私の会社もそうなんだけど、
1年以内にできると思ってなかったし(しつこい)辞めることになったとしても早く始めたい、というだんなさんの強い希望から、そうしました。

ここは正社員として雇われる以上、無責任だ!と言われても仕方ない部分ではありますが、
面接時に会社には私からちゃんと言ってあるので、問題ないと思ってもらいたい…





準備期間に大切なのは葉酸!
葉酸の不足は二分脊椎症などの神経管閉鎖症の原因になると言われてるの。

妊娠希望の3カ月ぐらい前から始めておいた方がいいものなので、
前の薬局を辞めるときにフォリアミン300錠を買っておき、入籍前はまぁまぁ毎日1日2錠(10mg←これは少なめな量)飲んでた、けど、忘れることも多かった…ってかほとんど忘れてて、週に2回ぐらいだったかなぁ。


入籍してからは2錠を忘れず毎日飲み続けました。今も飲んでる。今はフォリアミンがなくなったのでドラッグストアでサプリ買った。

葉酸は食事からも摂れるんだけど、吸収率が悪く、不足しやすいビタミンです。
たとえ取りすぎてしまっても、水溶性ビタミンなので体に蓄積されて有害になることはありません。(全部尿中にでる)
なので、サプリで摂った方がいい。
フォリアミンは医薬品だけど、病気でないと出せないので医者に頼んでもまず処方してくれることはないと思う。

医薬品の方が吸収率はいいけど、もともと厚労省は食品摂取を勧めてるぐらいなのでサプリで十分です。(サプリは医療上は食品扱いだよ)



そして準備として大事なのが、ちゃんと排卵があるかを調べること。
調べ方は大きく2つ。
1、基礎体温をつけて高温期と低温期がちゃんとあるかをみる
2、排卵日検査薬を使う

高齢であればあるほど早く調べておかないと時間のムダになっちゃう。排卵がないと分かった場合は病院に行けば治療法はたくさんある。

私は排卵日あたりに明らかに体調の変化があるのでどっちもやったことはなかったキョロキョロ
次生理が来ちゃったらやろう、と思ってたときに発覚した感じ。

生理周期がちょー安定してる人なら排卵日検査薬が楽チンかな。
基礎体温は私は面倒でやれる気がしない…

とはいえ、基礎体温を測るクセができていれば妊娠したときも分かりやすいし、妊娠の継続も確認できるので、クセがつけられる人はもちろんやった方がいい。

卵子の命は1日。
精子の命は2日と言われているので、排卵日であろう日前後2日間の合計5日間頑張ればいいのです。理論上は。


ただ!!
女子は現実的なので何とも思わないところだけど、排卵日前後だけ旦那さんを求めると、
俺は種馬じゃない!
とか言って関係が悪くなることがあるらしい。

実際にそういう夫婦を聞いたこともあったので、うちは前もって話し合いをしたよ。
私は率直に、
「種馬じゃない!って嫌な気持ちになる人もいるみたいだけどどうかな?私たちはどうしていこうか?」
とストレートに聞きました。


子作り期間がどれくらいになるのか誰も想像がつかないものなので、これは初めにやっておいた方がいいと思う。その方がお互いに傷つかない。



そして話し合いをしておくべきもう1つのことは、不妊であった場合。
不妊には大きく二通りあります。
女性不妊
男性不妊

女性不妊は気付きやすいし受診もしやすいので自分次第なんだけど、
問題なのは男性不妊の場合。

過去に誰かをはらませたことあるのか聞けるのが1番だけど、そんなこと聞きたくもないし真顔
あったらあったで別の問題も起きそうだし

病院に行くことを男性側から切り出してくることは、あまり期待できないと思っておいた方がいい。

なので、
どのくらいの期間経ったら病院を受診するのか、
不妊治療してまで欲しいと思っているのか、
病院では男性に具体的にどんな検査があるのか
不妊治療するとしたら具体的にどこまでやるのか、

これも初めに話しておいた方がいい。
もちろん感情的にならないように注意が必要!

デリケートだよねー。この手の話題は。
例え家族であったとしてもね。


私は不妊治療してまで欲しいとは思っていなかったので、
排卵がない場合の卵管検査のみはするが、それ以外はやらない。男性不妊の場合はそこで終了でいい。
と伝えました。旦那さんはどこまで納得していたかはわからないけど、
わかった、そうしよう
って感じでした。

そして、この気持ちは今時点のもので、今後変わることはあるかもしれない(不妊治療やるって言い出すこと)ことも伝えておきましたw



不妊症とされるには1年必要なんだけど、高齢である場合は半年ぐらいで受診しても治療を始めてくれる場合もあるらしい。そこは私はあまり勉強していないのであまり情報はない。


そして話しておくべきこともう1つあった!

妊娠した子どもに決定的な障害等(言い回しが難しいけど…察してください)が見つかったときどうするか。
これはデリケートすぎて我が家の場合を書くこともやめておこうと思うけど、
正直な気持ちは話し合いしておかないと大変なことになると思う。
命の選別だ!とか言って倫理的に騒ぐ人もいるかもしれないけど、
他人の意見がどうこうじゃない。
1番大事なのは、自分たちがどうしたいか、です。

そして多くの妊婦は、
どんな障害があろうと産む!
と思うことが多いらしいです。

とはいえ、統計なんか問題ではない!
本人たちがどう思うか、を話し合っておくべき。

妊娠すると精神状態が安定しないので、これも初めの段階で!


こんなもんかなー
あと抗体価を調べておくとか歯科検診に行くとか
いろいろあるけど個別で対応も変わってくるしねー
(ちなみに私はどっちもやってない。少し後悔している)

また何か思い出したら追記します!