帰るところがあるっていいね | hirochanのブログ

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写真は2014年2月にハウステンボス社による大阪城のプロジェクションマッピングを見物に行ったときのものです。
プロジェクションマッピングがまだ珍しい時期のことで一度大掛かりなものを見てみたいと思って出かけたものでした。
大阪城が炎上したり中からサメや虎が出てきたり、花々が咲き誇ったりと次々に壮大で色鮮やかなマッピングが写し出されるのを息を呑んで眺めていたのを今でも思い出します。


9月16日(水曜日)
桑名から帰宅のため乗った近鉄の中川行き急行が川越富洲原を過ぎた辺りの踏み切りで女性をはねる人身事故を起こしました。
女性は即死した模様で、電車は1時間半くらい停止を余儀なくされました。
コロナ自殺と思われるます。
最近自殺が多いです。
自宅マンションで待ってくれている奥さんに遅れることを連絡しました。
自殺する人々には帰るところがなかったのでしょう。
待っていてくれる人がいなかったのでしょう。
僕はこの時、帰るところがあることの有り難さを痛切に感じました。
会社でどんな失敗をしようと僕には待っていてくれる人がいるんだと思うだけでやっていけるのです。


9月20日(日曜日)
四連休の2日目、僕は出勤でした。
四日市高校の定期テスト対策授業が入ったのです。
ヘロンの公式、チャンドラグプタの公式、トレミーの定理、パップスの定理etcの辺りです。

帰宅後21:00から「半沢直樹」を観ました。
「3人まとめて1000倍返し」には脅威を感じました。
来週の最終回がいよいよ楽しみになってきました。


9月21日(月曜日)
真山仁『神域』を読み終えました。
アルツハイマーを乗り越えるために脳細胞を複製させるワクチン開発のための治験をめぐる小説でした。
新型コロナワクチンも開発途上にありますが、ワクチンに潜む開発の困難さと危険性に気づかされた小説でもありました。
600ページ近い長編小説でしたが一気に読んでしまいました。


次に読もうと思っている本は宮本輝の『灯台からの響き』です。
宮本輝の小説にはずれはまずないし、人生の底に流れる人々の地味ではあるけれど重い心のあり様を共感する時間を持ちたいと思ったのです。


それにしても最近自殺者が多いですね。
三浦春馬、芦名星、藤木孝.........
年齢や状況は違えど、辛かったろうな..........
芸能界に限らず、8月だけで日本の自殺者は1800人を超えているようです。
帰るところ、待っていてくれる人がいないんだろうと思います。


9月25日(金曜日)
朝10:00から四日市本部で予備校の会議があました。
本来22:00までの12時間勤務のところ、翌日も12時間勤務になるので19:30分に帰宅することにしました。
何時もより早めの夕食、入浴して布団に入りました。
すると何時もは既に寝ている奥さんがリビングで起きている音が聞こえてきます。
その音を聞きながらなんとも言えない幸福感に包まれました。
今はこうして生活音が聞こえきますが、僕か奥さんのどちらかがいなくなればもうこう言った音も聞こえなくなるのです。
そう思うと涙がでてきました。


9月27日(日曜日)
竹内結子さんがお亡くなりになられました。
コロナ自殺ではないかということですが、何とも惜しいことです。
彼女にとって真に待っていてくれる人がいなかったのかもしれません。

夜9:00から「半沢直樹」最終回を観ました。
頭取との誤解解消、国交大臣の英断、宿敵大和田の友情どれをとっても最終回にふさわしい内容でした。
日本国民全体がスッキリし明日からまた頑張ろうという気になった傑作でした。


9月28日(月曜日)
僕は休日出勤して四日市高校の期末テスト対策授業を行いました。
チェバ・メネラウスの統合定理、合同式の辺りの内容です。

授業が終わってから四日市に戻って柴田歯科に向かいました。
17:00の予約でした。
一週間程前から右下奥歯に虫歯が出来てロキソニンで痛みを鎮えていました。
たいへん久しぶりの柴田歯科でした。
病院内は一新され医療機器も最新のものになっていて驚きました。
麻酔をして神経を抜いて穴を塞いでもらったのですがその小一時間、ポカッと口を開けているだけで1ミリも痛くありませんでした。
奇跡的な治療の時代になりました。
これこそ21世紀を感じさせるものだなと感心しました。
この喜びを家で待っていてくれる奥さんに話してあげようと思いました。