今日の記事は
あくまで単なるイチヘッポコサイクリストの独り言程度に聞いてみてくださいませ(゚∀゚)
八方で惨敗し
落ち込んだ私であったが
元からプラス思考な人間であるために、翌日には復帰!
そして、これをきっかけに、「自分のサイクル・キャリアを見直してみよう」と。
これまでは、ただひたすらに
「パワー」やら「タイム」を求めてきたあまりに、「パワーが出れば正義」「タイム良ければ正義」になっていた。
これまでに自分のクセ(?)として把握できていたのは、
いわゆる「大腿四頭筋」のひとつ「内側広筋」への負担がデカいこと。
それから、FTP値の割には、30分以上になると全然持たない点。
この辺りには気づいていたが、それが当たり前と思っていたが為に、特に補正もしなかった。それは、トレーニングの中でパワーとタイムも僅かながらに向上してきたからだ。
しかし、惨敗を機に、自分なりに分析をしてみると、この2点には密接な関係性があることにようやく気づいた。
①一般的に大腿四頭筋に頼ると、パワー重視であり、持久力には乏しいこと。
これはある程度経験を積んだローディーなら誰もが知る事だと思う。
そして、この筋肉は膝の伸展の際に使われる筋肉であるという点。
②FTP算出は、例の20分全力走で算出している点。
①、②により、内側広筋が痛む私のペダリングは、本来重視すべき「ハムストリングス」、「大臀筋」の依存度が低く、大腿四頭筋を駆使してるわけだ。そして、セオリー通り大腿四頭筋は当然に持久力がない。しかし、20分走なら痛むけどなんとか持つ。パワー重視の大腿四頭筋主導のペダリング、だからFTP値は高くなる…
そんな算出方法で導き出されたFTP値でペーシングするのだから、内側広筋が悲鳴をあげて途中で垂れる。
そして、その痛みが現れないセッティングにしようと、サドルを下げ、後退させ、かつ、後ろ下がりにして引き足を意識しようとする。
そうして、本来の適正ポジションからどんどんズレていったんだろう。
確かに、20分未満のstravaセグメントでは、そこそこ走れている(自分なりにですが)気がするけど、それ以上になると、イマイチ感は否めなかった。
コレは自分のペダリングにメスを入れなければなるまい!
ってことで、意識を大改革。
膝下は動かさないよう意識し、股関節を起点とし、膝上の上下運動のみを意識するペダリングへ。
俗にいう「股関節ペダリング」である。
まだクセも残ってるところだが、内側広筋へのダメージは確実に減っている。
逆に、今までまったく気にならなかった膝への違和感。これは、サドルが低すぎた証拠。
1cm弱引き上げることで、膝の違和感が消える位置を見つけた。
まだペダリング意識を変えて1週間なので、これがいいのか悪いのかが明らかになるのはこれからである。
しかし、この僅か1週間においての気づきとしては、これまでにはほぼ現れなかった「腹筋」への筋肉疲労が現れた点。体幹が活用できている証なのか?
それから、先週末の筑波練で、後半になってもタレ幅を低く抑えられた気がする。
結果として、どんどん山に登りたくなってくる。
ポジションやペダリングについて
教科書通りのやり方が正しいとは限らず、それぞれ個人個人にとってベストな答えっていうのは違うんだと思う。
その答えを探す為には、弱点や痛みといったネガティヴポイントから逃げずに向き合うところから始まる。微妙なポジションチェンジ等トライ&エラーを繰り返す。これは大変で地道な作業ですが、それもまた面白いのが自転車の魅力なのかな。なんて私は思っている。
複数で走る機会がある方は、客観的意見を求めたり、動画を撮影してもらうのもいいかも。
そしてその先にあるものは、
「一回り成長した自分」
であると信じたい。
真の坂バカへの道はまだまだ遠い…!
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