今日は、大阪大学ロースクールで少年法の講義を行った。いろいろなところで講演、講義をしたことはあるが、ロースクールの授業で学生を相手に授業するのは初めてだった。
90分の授業の初めに「少年院 ~教官と少年たちの現場~」というドキュメンタリー番組を上映した(これはロースクール側で用意)。このドキュメンタリーは、愛知県の瀬戸少年院に密着取材し、少年に対する法務教官の働きかけの場面を中心に編集した50分程度の番組で、平成17年にNHKで放映されたものである。
このドキュメンタリーでは、瀬戸少年院の第2学寮に所属している少年2名、法務教官3名が登場し、個別に面接する場面が多くでてくる。面接の場面を見ると、自分が少年院で勤務していたころを思い出し、緊張感で汗が出てくる。
このように、少年の面接場面をじっくりと映像にした番組は、この番組以後、現在までない。このような番組が頻繁に放映されるようになれば、少年院の処遇についての理解が広まると思う。
番組を上映した後、30分程度少年院の処遇を説明して授業が終わり、その後1時間ぐらい質疑応答をした。少年院や刑事政策についてよく勉強している学生もいて、答えに窮する質問も多かった。さすがに阪大、レベルが高い!
この番組のNHKのホームページはこちら。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2005/0508/


