初めてのアップル製パソコン、「MacBook Air 11.6インチ」を買ってから約1か月が経過した。1か月使ってみた感想を書いてみる。5年前に買ったLet’s noteとの比較なので、良い点が多いのは当たり前なのだけど。

(良い点)
・とにかく起動が速い。特にスリープ状態からの復帰の速さは感動的。
・なので電車での移動中のちょっとした時間にメールの返信、メモの作成がし易くなった。
・電源アダプターが軽いので持ち運び易い。
・本体が薄いので、事件のファイルが分厚い時に助かる。
・画面が綺麗。少なくとも弁護士が業務用に使うノートブックであれば「Retina」ディスプレイは不要。
・キーボードが打ち易い(私はストロークが浅いのが好み。しかし、新しいMacBookは浅すぎる)。

(悪い点)
・フォルダで管理するという概念がない?のでデータの管理がわかりにくい。
・「写真」アプリは使いにくくて、写真のデータ管理がわかりにくい。
・「メール」アプリも使いにくい。「Outlook Express」に変更するか検討中。
・事務所の複合機がMacに対応していないので印刷ができない(これは確認していなかった私の責任)。
・バッテリーはLet’s noteに比べると持たない(ただ、それで困ったことはない)

 いくつか使いにくいアプリはあるけれど、OSの違いには、そんなに戸惑いはない(もともとWindowsの機能をフルに使いこなしていたわけではない)。この1か月で一番変わったことは、外出中にMacBook Airを出して使うことが多くなったので、相対的にiPadminiを使う機会が減った、ということかな。もう少し使って何か気付いたことがあれば、また報告します。
 とある事件で愛媛県松山市の弁護士と打ち合わせする必要があって、電話だけではうまく打ち合わせできないだろうということで、FaceTimeを使って打ち合わせすることにした。FaceTimeの機能自体は知っていたが、実際に使ってみたのは初めて。

 実際使ってみた感想としては、ほぼ支障なく打ち合わせができたように感じた。もちろん、直接会って打ち合わせしたほうが、もっとスムーズにできるけれど、電話の声だけで打ち合わせするよりは細かなニュアンスなども伝えられるのでいい。

 やはりコミュニケーションは声だけでなく、表情も伝わったほうがいい、という当たり前のことを感じた。
 本日発売の月刊「文藝春秋」5月号に、いわゆる神戸連続児童殺傷事件の審判書の全文が掲載されているとのこと。私はこの雑誌を購入していないので又聞きになるが、審判を担当した元裁判官が、共同通信社の編集委員の求めに応じて審判書の全文を提供し、編集委員が文藝春秋に持ち込んで記事にしたとのこと。

 元裁判官は現在、私と同じ大阪弁護士会子どもの権利委員会に所属しており、少年事件に関する活動などで交流がある。文藝春秋に企画を持ち込んだ共同通信社の編集委員の方とも面識はある。元裁判官は、以前から少年事件に関する情報はなるべく公開すべきであり、そのことによって国民の非行少年に対する偏見がなくなる、という考えを持っており、その点では、今回18年前の事件の審判書を公表したことは、彼にとってはブレのない行動である。

 しかし、私は公表に反対である。法律的な問題点はさておき、「非行少年に対する国民の理解を得るため」という全体的、抽象的な目標のため、加害者、被害者のプライバシーという個別的、具体的な権利を犠牲にすべきではないし、それを裁判官という立場とはいえ、当事者として事件に関わった人がやってはいけない、と考えている。

 私には、弁護士として著名な事件に関わった経験もないし、少年事件について偉そうに語るだけの実力もない。ただ、今後も全体的、抽象的な目標のために、個別的、具体的な権利を犠牲にする方法は取らないでおこうと肝に命じた次第である。

韓国語のキーボード

 施設見学の本隊は、朝一番の飛行機で帰国するため、早朝にゲストハウスでお別れした。今日は特に観光の予定はないが、韓国に来る前から体調が良くなかったことに加え、連日の寝不足からどこかに観光に出かける気力もなかった。朝はゲストハウスでゆっくりさせてもらって、ソウルの南にある龍山(ユンサン)駅へ向かった。

 龍山駅周辺は、東京でいう秋葉原、大阪でいう日本橋のような電気街である。韓国には日本のような家電量販店がなく、大きなビルに小さなテナントがたくさん集まって電気街を構成している感じだ。なぜ、電気街に向かったかというと、パソコンの韓国語のキーボードが欲しかったため。

 結局、龍山駅周辺にはいい感じのものがなく、次に向かったのは、教保文庫というブックストアの光化門店。ここでもピンと来るものがなくて、結局フードコートでご飯だけ食べて休憩した。キーボードの購入を諦めてソウル駅のロッテマートでお土産を買い、念のため2階の家電コーナーに行ってみると、1万5000ウォン(約1650円)で売っているキーボードを発見。この値段ならダメなら捨てればいいや、と思ったので、即決で買った。

 その後、ソウル駅のコインロッカーの鍵が開かないというトラブルがあったが、何とか駅員に解決してもらい、無事に帰国した。果たして韓国語のキーボードはうまく動くのか、明日以降事務所のパソコンに繋いで試してみる。