さて
抜糸も順調に終了し
いよいよ
治療開始となります。
①は再発時選択とし
② の抗がん剤治療は微妙
③ の分子標的薬は再発時選択
④ のサプリメントはあまり信用してない(この言葉覚えていてね)
⑤意味分かんない
⑥あまり急激にいろいろしたら大変
⑦様子見はあり得ない
結論から言いますと
②古い薬のでも肥満細胞腫には第一選択薬の
ビンブラスチンの静注を毎週行う事にしました。
メーカーより
資料を取り寄せ(普通は無理です…職権濫用です)
暇さえあれば
開いては読み耽りながら
いよいよビンブラスチン注射による治療開始です。
こちらからは、あくまでも優愛ちゃんの治療であり、個人差も出てくると思いますので
100%正しいものではないかもしれません。
参考程度にお願いします🙇♀️
まず、ビンブラスチンの用量について
獣医によりいろいろだとは思いますが
犬の肥満細胞腫には2〜3mg/m2
が有効値と言われてますが、
獣医により5mgまで選択する先生もいらっしゃるようです。
詳しくは省きますが、
人間の場合は、有効値は3mg/kg
ですが、
0.1mgから始まり、翌週には0.05mgと
増薬していきます。
(単位が違います。人は/kg 犬は/m2)
以前、急性肝炎を起こした事がある優愛ちゃんには
先生にお願いし、
人がスタートするのと同じく、
0.5mg/m2
でお願いしました。
獣医判断で、1.5mg/m2
から始まる事もありますので、
不安な方はしっかりと相談しましょう。
薬には有効値と言うのがあります。
それより低い場合には全く効果が出ない場合もあります。
ビンブラスチンは、皮膚壊死毒性があるため、万が一にでも血管から漏れると周りが壊死してしまいます。
たかひら動物病院の獣医師は、きちんとそこも説明してくださいました。
ここでは薬液がしっかり漏れないようにカテーテルを通してから注射してくださるとのこと。
安心してお任せしました。
さて一回目の注射💉は……
延期となりました
ビンブラスチンの一番の副作用が
白血球の減少です。
特に好中球… 白血球の中の顆粒球の一種であり、白血球全体の約45~75%を占め、強い貪食どんしょく能力を持ち、細菌や真菌感染から体を守る主要な防御機構
の減少がおこり、細菌感染など引き起こしやすくなり、いわゆる免疫力が下がる抗がん剤の副作用を起こします。
基本、好中球数の目安が3000/μl以上じゃないとたかひら動物病院では注射を打たないそうです。人間は4000/μl以上。
そう、一回目の注射延期は
優愛ちゃんの体質的な物でしょうとは言われましたが
好中球の数値がかなり低めでした。
2900/μl
さて、このままでは
注射も打てないし、なによりガン細胞と闘う兵隊が不足してる‼️
まずは、好中球を増やす事から‼️
と。言う事で、
栄養編を挟みます。
こちらが
一回目注射前の血液検査の数値です。
今日のゆありあ
ーーー優しい愛ちゃんが紡いでくれた絆に感謝をこめてーーー