自動車免許証の自発的返納に合せて自家用車を孫に譲渡してガラ空きとなった駐車場に、連れ合いが挿し木した「マツバギク」(英名:Fig marigold)がグランドカバーの如く横方向へ広がり過ぎてしまい・・・自家用車の代替車とし購入した電動自転車の出入庫に支障を来すようになりました。
我家のマツバギク
連れ合いによると、去年の秋と今年の春に固形の緩効性肥料を与えただけだそうですが、ハマミズナ科マツバギク属の耐候性の高い多肉植物だけあって、駐車場跡地の全面に急速に広がったようです。
我家のマツバギク
マツバギク(松葉菊)とマツバボタン(牡丹牡)の違いを連れ合いに言われるまでは、マツバギクとマツバボタンを同種の多肉植物だと思って混同していたのですが・・・
"マツバギク=ハマミズナ科の多肉植物"、かたや"マツバボタン=スベリヒユ科のサボテンの一種"であり、両者は全く別科・別属別別種の植物であることを知りました。
我家の駐車場跡地マツバギクの花と多肉葉(上写真)
サボテンの仲間・スベリヒユ科のマツバボタン(上写真)
駐車場跡地の砂利石のスペースを覆い尽くしていたマツバギクのために、自家用車の代替車とし購入した電動自転車を出し入れする度毎に、マツバギクを踏まないように難儀していたのですが・・・
僕の連れ合いが僕の難儀に同情してくれたのでしょうか(?)、数日前に砂利石部分のマツバギクの大部分を抜き去ってくれたのです。(下写真)
マツバギクを間引きした我家の駐場場跡地
電動自転車の出し入れが完璧に回復したとは言えないまでも、中央部分に繁茂していたマツバギクの間引きによって両足を踏み入れられるようになったのですから随分と楽になりました。
但し放置して置くと、忽ち根が平面的に蔓延って砂利石部分を完全に埋め尽くしてしまうらしいので要注意です。
夕暮れに花弁を閉じた我家のマツバギク
陽光が陰る夕方にな紫色の花弁を閉じ、朝光を受けると紫色の花弁を開き始めるマツバギクですが、今年も夏が終わるまでの長きに亘って花弁の開閉を楽しみたいと思います。