29年ぶりに本帰国した浦島太郎の草双紙
海外駐在生活を終えたhiro-1が念願だったタイ国に移り住み、大学のタイ語学科で読み書きを学んだ後に、歴史学科に進級してタイ国のアユタヤー王朝の外交史を勉強する傍ら、自家用車を駆ってタイ国内の遺跡巡りやアジアや欧米諸国への旅を楽しみましたが・・・後期高齢者に仲間入りしたのを機に、29年ぶりに日本に本帰国して浦島太郎的生活をスタートしました。
  • 07Dec
    • 漢名は山丹花、日本名はイクソラ、何方がお好き?

      12月7日(土) 十三夜 11時 曇・小雨 気温6℃ 湿度84% 北風 3m/s二日間で2万5千歩を越える撮影散歩をしたので、足腰がガタガタになってしまいました。きっと仙骨と股関節の状態がずれてしまったのでしょう。今日は自宅でゆっくりと養生します。 12月7日の誕生花の中に、タイ国バンコクに在住していた時に、マンションの25mプールの周囲に栽植されていた“サンタンカ”(三丹花)があるのが目に留まりました。 濃緑の葉と、白、黄色、紅色、淡紅色、橙色などの小花を咲かせる丸みを帯びた花序、そして花冠の先が4つに裂ける姿形が熱帯や亜熱帯の花木らしいエキゾチックな印象を与えてくれたのを覚えています。サンタンカ (三丹花)タイの人々は、花の姿形が“針の花”に見えることから、“ドーク・ケム”(ดอกเข็ม) と呼んでいましたが、僕の目には、裁縫に使う仮止め用の待ち針を刺していた針山のように見えたのを覚えています。英語圏では“Marking Pin“、“Berry Pin”、“Dressmaker Pin”と呼ばれているようです。サンタンカ (三丹花)西マレーシア、中国南部、沖縄でも見たことがありますが、“サンタンカ”の花名の由来は、中国南部の潮州の仙丹山に多く咲いていたことから“仙丹花”となり、それが訛って“三段花”、“三丹花”になったのだろうと言う説があるようです。中国南部の潮州に旅をした折に、仙丹山に“仙丹花”が咲くようになった伝説を教えて貰ったのですが、すっかり忘れてしまいました。サンタンカ (三丹花)日本では、漢名の“三丹花”(サンタンカ)は、意外にも流布していないような気がします。植物分類学上の学名である“ Ixora chinensisLam. ”の頭の“Ixora”を“イクソラ”と仮名読みしているようですね。おそらく園芸界の考えた流通名だろうと思います。  “Ixora”=サンスクリット語の“シバ神”、“chinensis”=“中国”の意味サンタンカ (三丹花)何れにしても、“三丹花” も “Ixora”(イクソラ)も、少しばかり日本語感から離れた花名なので憶え難いですね。 “待ち針草”なんて花名も良いなと思ったのですが、残念ながら、既に別の花名として存在しているので駄目ですし・・・・“待ち針山草”では紛らわしいし・・・僕は今まで通り“三丹花”(サンタンカ)の名前で憶えて置くことにします。参考:サンタンカの植物分類名(APGⅢ)科名:アカネ科 Rubiaceae亜科:サンタンカ亜科 Ixoroideae属名:サンタンカ属 Ixora種名:サンタンカ I.chinensis学名:Ixora chinensis Lam.英名:Chinese Ixora漢名:三丹花、三段花

  • 06Dec
    • 今から紅葉狩りに出掛けます!

      12月6日(金) 午前7時6分 曇天  7℃ 北東の風 風速3m/s今朝は思っていたほど寒くないようです。今から今年初めての「紅葉狩り」(もみじがり)に向かいます。一昨日の日没後、江ノ島の橋の上から富士山のシルエット(下掲写真)を眺めていた時、見知らぬ人が「北鎌倉の円覚寺の紅葉が見頃だった」と語り合っていたのを想い出し、今年初めての“紅葉狩り”と洒落込むことにしました。日没後の富士山(江ノ島)今年の4月に辻堂町内で、人生初めての“春紅葉”(下掲写真)を見て感激したのですが、考えてみれば、秋の紅葉を見るのは、日本に本帰国してから初めての経験です。そして、“紅葉狩り”という日本語を使うのも、おそらく30年ぶりになるのではないでしょうか。 2019年4月 町内の春紅葉それにしても、秋の紅葉を観ることを、どうして「紅葉狩り」と言うのだろうと思って調べると、平安貴族が紅葉を観に行くことを、“狩りに行く”と洒落て言ったのが始まりとする説を読みました。 そもそも、“狩る”は、獣を捕まえる意味だと思うのですが、平安時代に入ってから、小動物や野鳥を捕まえるという意味にも使われるようになり、やがて果物を採ったり、紅葉を観賞する時にも洒落で使われるようになった・・・ということのようです。それでは、今から北鎌倉の円覚寺で「紅葉狩り」をするために出掛けます。 もし現地で紅葉の見頃を確認できれば、近くの建長寺にも足を延ばしてみたいと思っています。

  • 05Dec
    • 今日の誕生花は観賞葉のドラセナ。タイ語名はワーサナーวาสนาです。

      12月5日(木) 晴れ 午前7時 気温7℃ 湿度60% 南東の風 風速1m/s 今朝の気温も10℃以下ですが、南東の風が穏やかなので心地よい冬の朝といった感じがします。12月5日午前6時49分今朝の富士山の上空には少しばかり雲がかかっていましたが、8時半頃には雲一つない青空になりました。今日は午前10時半に歯科医院に行くことになっていますが、ゆっくりと歩きながら朝の空気を味わおうと思っています。鉢植えのドラセナ 12月5日の誕生花の中に“ナンテン”と“ドラセナ”がありました。 今日の誕生花の写真を“ナンテン”にしようと思って手元の写真在庫を捜したのですが、なんと、赤くなる前の白色のナンテンの写真しかありません。撮り忘れたのではなく、誤操作をした時に失くしてしまったのだと思います。   地植えのドラセナの花  ということで、本日の誕生花は、タイ国バンコクで撮った“ドラセナ”を掲載することにしました。“ドラセナ”(学名:Dracaena)は、タイの彼方此方で見掛けられるスズラン亜科属(APG分類)の観葉植物ですが、原産地はアフリカの熱帯から亜熱帯地域でした。因みに、タイ国では“ワーサナ”(วาสนา)の名前で親しまれています。ドラセナの葉柄日本語名としては、おどろおどろしい響きのある“竜血樹”(リュウケツジュ)”の外にも、“縞千年木“(シマセンネンボク)”や“万年竹”(マンネンダケ)の別名もあると聴いていますが、日本園芸界では、学名の “Doracaena”を、そのまま“ドラセナ”の流通名にして販売しているようですね。   地植えのドラセナ中華文化圏の大陸中国や台湾、そして世界に散らばっている華僑、華人、華生の世界では、金運を呼ぶ縁起物の植物として大事にされていますね。 僕も北京に駐在していた時に、部屋の観賞木として贈呈されたことがあります。 タイの人々も、“ドラセナ”の葉枝を何本も束にして赤色のリボンで縛り、黄金色の鈴などで飾り立てていました。もっともタイ族の人々は、“ドラセナ”ではなく、“ワーサナー”(วาสนา)の名前で呼んでいました。 類似品種のコルディリネ“ドラセナ”の類似品種にコルディリネ属(Cordyline)があります。(上写真・WEBから拝借) 日本に本帰国して訪れた園芸店では、コルディリネ属の植物を“ドラセナ”として販売していました。外観が類似しているので意図的にそうしているのか? 或いは誤認なのか? よくは分かりませんが、園芸のプロですから誤認ということではないような気がします。参考:植物分類名(APGⅢ)科名:キジカクシ科 Asparagaceae属名:ドラセナ属 Dracaena学名:Dracaena Vand. ex L.和名:ドラセナ、ドラゴンツリー、竜血樹別名:シマセンネンボク英名:dracaena, dragon treeタイ語名:ワーサナー (วาสนา)

  • 04Dec
    • 江戸時代に渡来したケールから誕生した日本の葉牡丹

        12月4日(水) 午前10時 快晴 気温11℃ 湿度57% 南西の風 風速3m/s  南西の風なので比較的暖かく感じます。今日の午後は14℃前後と暖かくなりそうなので、江ノ電を利用して鎌倉・長谷寺の弁天窟を訪れようかと思っています。  我が家の借景 午前8時3分  今日の幾つかの誕生花の中に、アブラナ科アブラナ属の“ハボタン”(葉牡丹)がありました。 “葉牡丹”を初めて見た時は、レタスやチシャの種類に似た野菜だろうと思っていたのですが、観葉植物だと教えられて意外に思ったことを憶えています。地植えの葉牡丹(茅ヶ崎)  “葉牡丹”の原種を調べると、芽キャベツやブロッコリーと同じように、紀元前から西欧で自生していた野菜の“ケール”でした。 おそらくオランダだろうと思うのですが、“ケール”が野菜として日本に伝来したのは江戸時代中期頃だったそうです。地植えの葉牡丹(茅ヶ崎)   江戸時代の園芸家は、西欧のケールを、日本人独特の美的感覚で品種改良して栽培したわけですが、当時の博物学者・山岡恭安が著した『本草正正譌』(1778年)には、この改良植物を“牡丹菜”、或いは“葉牡丹”として記載されているそうです。タイ国式・葉牡丹の生け花    その“葉牡丹”が西欧に里帰りして、今では “flowering kale” として世界各地で観賞用として栽培されているのですが、僕が長期間在住していたタイ国バンコクのエラワンホテルの受付台にも、時々ですが、飾られているのを見た事があります。  但しこの観葉植物が日本生まれだという事を知っているタイ人は、受付の人も含めて、殆どいませんでした。  我が家のマンション扉の新年の小さな正月飾りは、もし材料が手に入るのであれば、葉牡丹をあしらったものを手作りしたいなと思っています。参考:ハボタンの植物分類名科名:Brassicaceae アラブナ科属名:Brassica アラブナ属和名:葉牡丹(ハボタン)、別名:牡丹菜(ボタンナ)、ハナキャベツ別名:阿蘭陀菜(オランダナ)英名:Flowering kale (花のようなケール)別名:Ornamental cabbage (観賞用のキャベツ)別名:Ornamental kale (観賞用のケール)

  • 03Dec
    • 薔薇の花を想いつつ古を偲ぶ

        11月3日(火)晴れ 気温12℃ 湿度59% 北東の風   今日の富士山の裾野は雲に覆われています。 (下掲写真)正午過ぎから夜の10時頃まで外出となりますが、天気予報によると“晴れ時々曇り”、気温も10℃以下にはならないようなのでホットしています。11時6分の我が家の借景  11月3日の誕生花は8種類ありましたが、その中から植物分類方法が定まっていない“薔薇”を選びました。“薔薇”はバラ科バラ属の総称だそうですが、本日採り上げる薔薇の写真は、タイ国のバンコク在住中に撮り溜めた園芸栽培の薔薇”の抜粋です。園芸栽培の薔薇の主たる祖先は8種だそうです。  白薔薇  バラを日本漢字で書くと“薔薇”となりますが、音読みでは“バラ”となったり、“ソウビ”とか、“ショウビと発音することもありますね。 中国漢字(繁体字)では、発音は不明ですが、“玫瑰色”と書くようですね。  欧米では、英語系と仏語系は“rose”(ローズ)、スペイン語系やイタリア語系は“rosa”(ローサ)、ドイツ語系は“rose”(ローゼ)のように、ラテン語の“rosa”(ローサ)が訛って変化した呼称が使われているようです。黄薔薇  “薔薇”(バラ)の原種は120種あるそうですが、その内の95種の原産地は、中国南部やミャンマー、或いはヒマラヤ近辺の渓谷が発祥地だそうです。 欧米のイメージが強い“薔薇”(バラ)ですが、アジアの高地から全世界に広がって行った植物だったのですね。  現存する世界最古の“薔薇”(バラ)の化石は、なんと約3,500万年前のものらしいです。 中国の古書には、紀元前500年頃の古代中国の周王朝時代に栽培されていたとの記録もあるとか。赤薔薇  古代エジプトの女王クレオパトラは、バラを浮かべた香水風呂でアロマセラピーを毎日のように楽しんでいたそうです。恋しいアントニウスを迎える時には、宮殿の至る所を“薔薇”(バラ)で飾り立てたとか。橙薔薇  日本の「万葉集」4352: 巻二十 四三五二 丈部鳥に、薔薇を意味する「荊(うまら)」が登場します。原文 美知乃倍乃 宇萬良能宇禮尓 波保麻米乃 可良麻流伎美乎  波可禮加由加牟 道の辺の 荊(うまら)の末(うれ)に 這ほ豆の からまる君を 離(はか)れか行かむ  平安時代の 「源氏物語」(賢木)にも、“墻靡”(さうび)の呼称が登場します。「咲きかけの 蕾が見せる花の色 美しすぎる 紅の薔薇」「階下のそうび けしきばかり咲きて 春秋の花さがりより もしめやかに おかしきほどなるに」 「枕草子」(能因本)の「草の花は」の第七〇段)にも“さうび”の記述があります。さうびは ちかくて 枝のさまなどはむつかしけれど をかし。 雨など晴れゆきたる水のつら 黒木のはしなどのつらに 乱れ咲きたる夕映え。  正直に言いっますと、“薔薇”の花には植物分類学上の興味は持ち合わせていないのですが、万葉集、枕草紙、源氏物語を通じて知る薔薇の古の話にはロマンを感じます。  外出する時間になりましたので、この辺りで終わりにしたいと思います。

  • 02Dec
    • ヘリコニアの花の姿は、鸚鵡の嘴? それとも 蟹の爪?

        12月2日(月) 13時5分 雨 気温18℃ 湿度81% 南の風 雨が降っていますが、最近では珍しく南の風が吹いているので、昨日よりもかなり暖かく感じます。午後から外出の予定でしたが、夕方頃まで雨が降り続くらしいので、外出を止めてブログを書いています。   12月2日の誕生花をチェックすると、サイネリア(蕗桜)とヘリコニアでしたが、僕の外付きHDの中には、サイネリアは誤操作で消失してしまい、タイ国のバンコク郊外で撮った“ヘリコニア”が残っていました。ヘリコニア(鸚鵡花) 日本では、科名と属名の“ヘリコニア”をそのまま流通名としているようですね。“ヘリコニア”の名前の由来は、ギリシャ神話に登場する女神ムーザが住んでいたギリシャ南部のヘリコン山(曲がりくねった山)に因んでいるそうですが・・・日本人の僕には今一つ心に響きません。ヘリコニア(鸚鵡花)  個人的には、鸚鵡の嘴が連なったような“苞葉”の姿形を表した別名の“鸚鵡花”(オウムバナ)がお気に入りなのですが・・・英語圏には、“蟹の爪”を意味する“Lobster claw”と呼ぶ人もいるようです。   連なった鳥の嘴や蟹の爪に見えるのは、花ではなく“苞葉”です。本当の花被片(6枚)は、“苞葉”の中に包まれたまま咲いているので・・・僕は未だ一度も見た事がありません。 ヘリコニア(鸚鵡花)  ヘリコニア属だけで約80種が存在するそうですが、その種類を大別するとニ種類に分かれるそうです。一つは、花茎が地面から立ち上がって苞葉をつけるタイプと、もう一つは、苞葉が上から垂れ下がるハンギングタイプです。僕が見たハンギングタイプには、上掲写真のように30cm以上に及ぶ大きなものもありました。  実は正直に吐露しますと、地面から起ちあがるタイプが“ストレリチア”であり、上から下垂するハンギングタイプが“ヘリコニア”だろうと・・・恥ずかしながら長きに亘って勘違いをしていました。   今回このブログを書くにあたって、英語名をチェックしたところ、“False bird of paradise”(偽のスチレリチア)の花名があることを知って、初めて気付いたという体たらくです。   数日前の誕生花として、“ストレリチア”を掲載しましたが、その中にも“ヘリコニア”が混在していました。 遅ればせながら、紙面をお借りして、お詫び申し上げます。参考:ヘリコニアの植物分類名 科名:オウムバナ科 Heliconiaceae属名:オウムバナ属 Heliconia学名:Heliconia spp. (Heliconia psittacorum)和名:ヘリコニア (園芸名) 別名:オウムバナ(鸚鵡花)英名:Heliconia, Lobster claw, Wild plantain, False bird of paradise,Hanging lobster claw原産:コロンビア、ペルー、南太平洋諸島、熱帯アメリカ分布:マレー半島、シンガポール、フィリピン

  • 01Dec
    • 12月1日の誕生花・バンコクで見た "カランコエ"の花

      12月1日(日) 午前9:00  曇天 気温8度 湿度73% 北西の風  三日間続いた真白き富士の嶺は、今朝は雲の向うにすっぽりと隠れて何も見えません。 光陰矢の如しと申しますが、グレゴリオ暦の今日は年始から335日目、年末まであと30日を残すだけとなりました。   12月1日の誕生花の一つは、ベンケイソウ科カランコエ属の“カランコエ”(Kalanchoe)でした。 日本での流通名は、僕がバンコクで撮った“カランコエ”(Kalanchoe)とは違う種類のようですが、“紅弁慶”と“琉球弁慶”の名前で呼ばれていると聞いたことがあります。カランコエ  僕がバンコクのマンションの庭園で撮ったカランコエは、草丈20㎝前後と低く、紅色の花弁は四枚でした。マンションの庭園で咲いていた“カランコエ”は、土質の影響でしょうか、いつも紅色だけでした。 日本のカランコエの花弁の枚数は五枚で、花色も白色、黄色、橙色、ピンク色と豊富らしいのですが、日本に帰国して一年半余りの僕は、残念ながら未だ見たことがありません。カランコエ  属名と学名になっている“Kalanchoe”の由来は、18世紀のフランスの博物学者のミシェル・アダンソンが、中国漢字名の“加籃菜”の発音から採ったもので、植物学の呼称に多いラテン語ではないそうです。タイ国にも独自のタイ語の花名はなく、属名と学名の“Kalanchoe” をタイ語訛りで発音されていました。カランコエ  日本へ入って来たのは、意外と遅く、昭和6年だったそうです。流通名の“琉球弁慶”の花名から想像すると、最初の渡来地は沖縄かもしれませんが、“弁慶の”名前が付けられた背景はよく分かりません。参考:カランコエの植物分類名科名: Crassulaceae (ベンケイソウ科) 属名: カランコエ属 Kalanchoe学名: Kalanchoe Adans (Kalanchoe blossfeldiana)流通名: 琉球弁慶、紅弁慶英名: Kalanchoe原産地: マダガスカル島分布: インド、マレー半島、中国

  • 30Nov
    • 11月30日の誕生花・霞草(カスミソウ)

        2019年11月30日(土) 、午前7時32分、晴れ、気温6℃、湿度66%、北東の風 3m/s寒い朝ですが晴れ渡っています。居間からの富士山の山容も、昨日よりも遥かにくっきりと見えます。  午前6時55分  11月30日の誕生花を検索すると、ツアブキ(石蕗)とカスミソウ(霞草)が出てきました。 この時期のブログに相応しいのは、“ツアブキ”(石蕗)だろうと思いながら外付のHDを見ると、ツアブキ(石蕗)の葉の写真(下掲)はあったものの、肝心の黄色花がありません。撮り忘れてしまったようです。ツアブキ(石蕗)  しからばと、“カスミソウ”(霞草)を検索すると、バンコク在住中にチャオプラヤ川畔で撮った“カスミ草”の解像力の悪い写真が二枚出て来ました。 今は廃棄してしまった旧式バカチョンカメラで撮った写真でした。カスミソウ(霞草)  “カスミソウ”(霞草)には、一年草の“ムレナデシコ”(群れ撫子)と宿根草の“ハナイトカスミソウ”(花糸撫子)があると人づてに聞いた事があります。僕がチャオプラヤ川畔で見た“カスミソウ”(霞草)は、その生き様の姿形から想像して、1年草の“ムレナデシコ”(群れ撫子)ではないかな・・・と思っているのですが・・・  “カスミソウ”(霞草)なのに、“ナデシコ”(撫子)と呼ぶ理由を教わったような気もするのですが、残念ながら忘れてしまいました。 これまた手前勝手な想像ですが、“カスミソウ”(霞草)の植物分類学上の戸籍となる科名が“ナデシコ科”(Caryophyllaceae)だからではないでしょうか?カスミソウ(霞草)  “カスミソウ”(霞草)は、中央アジアから欧州を経由して、明治末期の日本に渡来したようです。明治の人の目には、幾つにも分枝した先っぽに可憐な花を無数に咲かせる姿が霞みがかかったように見えたのでしょうか・・・明治の人らしい繊細な名付けだと思います。   僕には、英名の“Creeping babys breath”(幼児の呼吸)よりも、カスミソウ(霞草)やムレナデシコ(群撫子)の和名の方が、遥かに琴線に触れますね。参考:カスミソウの植物分類名科名:ナデシコ科 Caryophyllaceae属名:ギプソフィラ属 Gypsophila種名:カスミソウ G.elegans学名:Gypuophila repensBieb.(石灰質の土壌を好む花)和名:霞草(カスミソウ)別名:一年草=ムレナデシコ(群撫子)別名:多年草(宿根草)=花糸撫子(ハナイトナデシコ)、小米撫子(コゴメナデシコ)英名:Creeping babys breath、Gypsophila花色:白、ピンク原産地:地中海沿岸、ウクライナ、コーカサス、イラン北部種類:1000種余り花色:白色、ピンク、淡赤色等

  • 29Nov
    • 晴れ渡りましたが、かなり寒いです!

        2019年 11月29日(金) 午前8時12分 晴れ 気温4℃ 湿度62% 北東の風今朝はよく晴れ渡りましたが、気温は4℃しかありません。相模湾から北東の冬風が吹いていることもあって、体感温度はもっと低く感じる、そんな寒い朝です。午前6時50分の富士山  久しぶりに姿を見せてくれた富士山ですが、冠雪のエリアが一段と広がって冬山の装いとなりました。裾野には厚い雲が広がっていますが、上空は雲一つなく晴れ渡っています。午前6時50分の北方向の山並み  富士山の左方向に連なる北部の山並みも冠雪していました。 いよいよ本格的な冬の到来を感じます。今日はフィットネスジムのプールの日です。相模湾からの風が冷たいので、コートを羽織って、自転車を使わずに、ゆっくりと歩いて行くことにします。

  • 28Nov
    • 小さな蘭の花・グンジャクラン(群雀蘭)

      11月28日(木)11時30分 気温11℃ 湿度73% 雨   気温は昨日よりも高いのですが、北東の風と雨の所為でしょうか、空気の流れが冷たく感じられます。  今日の誕生花は、植物分類学上の属名をそのまま和名にした“オンシジューム”(Oncidium)です。日本では流通名として“Dancing lady orchid” の花名が好まれているようですね。 カトレアと比較すると、あまりにも小さな花なので、“本当に蘭の花?”と思ってしまうような、可憐な感じの花です。Dancing lady orchid 群れ雀蘭  タイ国のバンコクに在住していた頃は、中国系タイ人から教わった“Caragana”(群れ雀)の花名がとても気に入って親しんでいたのですが、日本に本帰国してから、この花名が間違っていたことに気付きました。 “Caragana”は、マメ科の“群れ雀”であり、正しくはラン科の“Oncidium”、和名は“群れ雀蘭”でした。  しかし、現在は、日本語訳の“群れ雀蘭”(Oncidium)の呼称は、殆ど忘却の彼方で廃れる寸前となり、今やフレアスカートの女性が楽し気に踊っている様子を表現した英名の“Dancing lady orchid”が幅を利かしているようです。Dancing lady orchid 群れ雀蘭   小さくて目立たないのでラン科の花だと冒頭で書きましたが、よくよく花の姿形を観察すると、左右は対称だけれども、上下は非対称であることが分かります。これは、最高級と称されるカトレアのような大型のラン科植物と同じです。小さいながらもラン科の特徴を備えていることが分ります。Dancing lady orchid 群れ雀蘭  30年近く在住したバンコクから日本に本帰国して一年半余り経ちました。“群れ雀蘭”は、熱帯地域から亜熱帯にかけて咲く花と教わっていたのですが、未だに日本で咲いているのを見たことがありません。年を越して暖かくなれば、小さな雀が群れ遊ぶように咲く“群れ雀蘭”にお目に掛れるかもしれませんね。 “Dancing lady orchid”の日本語訳を“群れ雀蘭”(ムレスズメラン)と書いてきましたが、我が家の郵便ポストに投入された花の通信販売の冊子の商品名を見ると、“群雀蘭”と書いて、“ぐんじゃくらん”のルビが振ってありました。 “群れ雀蘭”(ムレスズメラン)と“群雀蘭”(ぐんじゃくらん)”・・・さすがに園芸界の方は巧みな名付けをするものですね。 “群雀蘭”(ぐんじゃくらん)”の呼称で、“Dancing lady orchid”の花名を凌駕して欲しいと思いますが・・・横文字が蔓延る文化と文明の中では儚い願いかも知れませんね。参考:オンシジュームの植物分類名科名:ラン科属名:オンシジューム属 Oncidium学名: Oncidium spp.和名: オンシジューム別名: 雀蘭(スズメラン)、オンシジウム、群れ雀蘭(ムレスズメラン)英名: Dancing lady orchid, Butterfly orchid, Oncidium、ゴアレムゼイ イエロー原産地: 中南米(熱帯地域から亜熱帯地域)開花時期: 周年(最盛期は8~12月)花色:黄色、オレンジ、赤、ピンク、白など。品種:400種余り。