熱射病警告アラートが発令されていた先月末、2年7ヶ月前に受けた膀胱癌摘出手術後の定期的経過検査の為に、自宅から電動自転車で15分程度の病院に出掛けました。(下写真)

 

膀胱癌手術後も通院している多摩東部の病院

 

コロナ騒動で揺れていた2021年12月下旬に膀胱癌の手術を受け、先月末で31ヶ月経過しました。膀胱癌には、上皮内癌、表在性癌、浸潤性癌のタイプがあるようですが、僕の症状は、膀胱内壁を平面的に広範囲に広がる非浸潤性の上皮内癌でした。(下図御参照)

 

膀胱癌のタイプ

 

先月末に受けた"尿の細胞検査"と"膀胱鏡検査"の結果は、今まで受けて来た検査と同じように「再発無し・転移無し」でした。但し排尿時の痛みは、少し軽くなったとは言えども、今も続いています。

 

2022年1月に退院してから数ヶ月は、再発と転移防止の為に膀胱内にBCGを注入する療法を受け、その後は膀胱鏡による視認検査と膀胱内の細胞検査を、2ヵ月1度➡3ヵ月に1度➡4ヵ月に1度のスパンで継続的に繰り返し、最近は尿による細胞検査、"膀胱鏡検査"、"膀胱部の超音波検診"を、4ヵ月毎に交互に受けています。

 

次回10月の検診は、憂鬱な膀胱鏡ではなく、超楽ちんな超音波検査と聴いてホットしています。

 

病院の検査を受けてから電動自転車で帰る途中、猛烈な熱波を避けて公園に立ち寄ると、紅白の花柄のチェリーセージ」が咲いていました。(下写真)

 

チェリーセージ

 

チェリーセージを観ていると、テレビの無かった時代に真空管ラジオからいつも流れていた歌謡曲の「ダンスパーティの夜」(作曲・歌唱:林伊佐緒)がいつも頭に思い浮かびます。

 

林伊佐緒氏の唄う歌詞とチェリーセージの脈絡は何もないと思うのですが・・・風で左右に揺れ動く動く赤と白チェリーセージの様子が、幼かった僕にはダンスを踊る女性のように見えたのかもしれませんね。

 

チェリー・セージ

 

7歳違いの連れ合いは、"ちあきなおみ"の「ダンスパーティの夜」は聴いた事があるけれども、林伊佐緒さんって誰?と言います。

 

林伊佐緒氏は、我等夫婦と同郷の大先輩であり、日本のシンガーソングライター第Ⅰ号(?)の人物だと思うのですが、僅か7年の違いでこれ程まで認識が違うとは・・・

 

 

チェリー・セージ・Hot lips 

 

チェリーセージの植物学分類上の学名が「Salvia microphylla」なので、「Salvia」と呼ぶ人もいるらしいのですが、英語圏では、ラテン語の"Salvia"から転訛した"Sage"の呼称に加えて、サクランボウに似た香りを持つことから"Cherry"を付加して、「チェリー・セージ」呼ぶ人も多いようですね。

 

園芸界では、「チェリー・セージ」の事を"Hot lips sage"とか"Hot lips "と呼ぶ人もいるようですね。これは唇を思わせるような花弁の色姿から生まれた流通名のでしょうか?

 

 

パソコンのキーボードが部分的に壊れてしまい、タイピングに通常の3倍以上の時間を要して難儀していたのですが、通販会社から別売りのワイヤレス・キーボードが到着してホットしています。

 

次回以降のブログでは、キーボード故障で停止していた「歴史の一齣」を再開するつもりですが、その合間の繋ぎとして「花ブログ」も継続したいと考えています。

 

今後とも宜しくお願いします。