今日のブログは、「節穴から覗いた歴史の一齣」を一休みして、約半年ぶりの「」の話題です。

 

先ずは我家で5年前から鉢植えしている英国薔薇の「ガートルート・ジェキル」です。取り立てて世話をしているわけではないのですが、今頃になると元気な花顔を見せてくれます。(下写真)

 

 

やはり6年前に自家用車の購入記念として販売店から頂戴した花名不明の黄バラです。(下写真)

 

昨年に自動車免許証を返納し、車両を孫に無償譲渡して電動自転車の生活になりましたが、名無しの黄バラは、どうにかこうにか咲いています。

 

 

下蘭の数枚のバラ写真は、今年の5月から6月に掛けて散歩道で見かけた「薔薇」ですが、残念ながら品種名はわかりません。

 

 

日本語名の「バラ」の語源は、(諸説あるようですが)、「イバラ」(茨、荊、棘)のある植物から来ているようですね。いつしかトゲのある低木植物が「イバラ」と呼ばれるようになり、「イバラ」の「」を抜いた「バラ」が「バラ科」(Rosaceae)の「バラ属」(Rosa)と呼ばれるようになった・・・との説があるようですね。

 

 

英語名の「Rose」は、バラ属のラテン語表示の「Rosa」(意味:バラ色)から来ているのだと思いますが、個人的には漢字表記の「薔薇」を音読みした「ソウビ」の呼称がとても気に入っています。

 

 

紀元前の中国では、「イバラ」の事を「荊棘」(けいきょく)と書いていたようですが、5世紀以降になると蔓を這わせて観賞する花を「薔薇」と表記するにようになったとか・・・

 

 

それにしも「バラ科」(Rosaceae)・「バラ属」(Rosa)の種類は、北半球諸国を中心にして野生種、雑種、園芸種等々と余りにも多すぎて・・・門外漢の僕には殆ど区別できません。

 

それでも「薔薇」(ソウビ)の花は、いつも老いぼれの心を癒やしてくれています。