昨日の散歩中に、平凡そうに見える地植えの草花ですが、僕にとっては「初見の花」との出合いがありました。(下写真)

 

スマホの花名アプリを起動すると、日本では「バコパ」、「ステラ」、「コルダータ」と呼ばれていることが分ったのですが、どれもこれも意味不明の園芸界における流通名でした。

 

バコパ 撮影:2023年12月24日 東京都多摩東部

 

園芸名の由来を辿ると・・・「バコパ 」=旧属名のBacopa(意味:ハーブの一種)、「ステラ」=現属名のStella(意味:恒星)、「コルダータ」=種小名のCordata(意味:心臓の形)からの流用でした。

 

バコパ 撮影:2023年12月24日 東京都多摩東部
 
散歩の同伴者である連れ合いの薀蓄によると、「バコパ」の開花期は、1月~6月と9月~12月らしく、寒さが増す12月になっても、霜降りや霜柱ができる前ならば、地植えであっても花を咲かせていると言うのですが・・・迂闊にも今まで全く気付く事なく見過ごしていました。
 
バコパの葉 撮影:2023年12月24日 東京都多摩東部

 

僕の眼前の「バコパ」は、花径2cmにも満たない桃色の楚々とした一重咲きでしたが、花色としては、外にも白色、青、複色があり、八重咲きもあるようですね。
 
前々から此の場所で長きに亘って次々と咲き続けていたらしい「バコパ」に全く気付かなかった迂闊な僕ですが、来年の新春以降から咲き始めるであろう「バコパ」に注目したいと思います。
 
 

バコパの植物分類名

科:Scrophulariaceae 

科:オオバコ科

属:Sutera Roth

学名:Sutera cordata

英名 Bacopa

原産地:南アフリカ

開花期 1月~6月、9月~12月

性状:多年草