タイ国の首都「クルンテープ กรุงเทพ」(英名:Bangkok)にある河川の商港「クルンテープ港 ท่าเรือกรุงเทพ」(英名:Bangkok Port)から小舟で数分の川向こうに、「世界最高の都会のオアシス」(タイム誌 2006年度版)として紹介された「プラプラデーン「พระประแดง」と呼ばれる緑木と自然に包囲された静寂な地域があります。(下写真)

 

プラプラデーン地区(緑色の場所) WEBより拝借

 

「プラプラデーン พระประแดง」の位置は、チャオプラヤー川の終点のタイ湾河口から上流に30km余り、川の流れが大きく蛇行して半島のようになった地点にあります。

 

本日は、都心から小舟で数分の場所でありながら、電車もない、高層ビルもない、広告ネオンもない、バスも自動車も時々走るだけ、あるのは緑木に包まれた静かな田舎の風景と「バンナムプン水上マーケット」だけというエリアの中で、僕が大好きだった「壷のある景色」を写真で御覧頂きたいと思います。

 

上写真:壷の並ぶ細道

 

上写真:大小の様々な壷が配置された小さな広場 

 

上写真:壷の多くは素焼きのように見えました。 

 

上写真:通路と歩道の境界に沿って置かれた壷

 

上写真:朽ちた荷車には素焼きの壷がよく似合う・・・

 

タイ国のバンコクに在住していた現役時代、そして中国の北京で退職してバンコクに戻って第二の人生をスタートさせた時も、何かに疲れて草臥れた僕は、屡々「世界最高の都会のオアシス」のプラプラデーン地区に出掛けて、何をするでもなく日がな一日ぼんやりとして心身を癒やしたものでした。

 

日本に本帰国してからも、今まで一年に一回程度のバンコク里帰りをしていましたが、現在のパスポートの有効期間中に、人生最後のバンコク里帰りをしてみたいと思って居る今日この頃であります。