昨日(9日)の朝のTV天気ニュースが、「夏日は9日(木曜日)で終わり、10日(金曜日)から冬日に突入する」と告げていたので、昨日は朝方から夜遅くまで東京都国分寺駅界隈を彷徨って、購入したかった物品を買い漁って来ました。
一昨日(8日)のブログでは、自宅と近所で見掛けた「黄色系の花」を投稿しましたが、今日(10日)のブログでは、やや手抜き感は否めませんが、昨日(9日)の国分寺駅周辺の買い物歩きで見掛けた「赤色系の花」を投稿することにします。
東京都中央線国分寺駅 WEBより拝借
国分寺駅前のスロープの植え込みに、花よりも大きい掌状葉を付けたアオイ科の「ゼニアオイ」(銭葵)が地植えされていました。
「和名:銭葵」の由来は、花のサイズが中国前漢時代(前118年)に流通した貨幣の五銖銭 (ゴシュセン)の大きさに近いことから来ているらしいですね。(下写真)
銭葵 撮影:国分寺駅前 2023年11月9日
「銭葵」(セニアオイ)の直ぐ近くの植え込みに、アカネ科の「ペンタス」(Pentas)も地植えされていました。(下写真)
同じアカネ科の「サンタンカ」(三丹花)に似ていることから、「クササンタンカ」(草三丹花)とも呼ばれているようですね。
ペンタス 撮影:国分寺駅前 2023年11月10日
「ペンタス」から少し離れた場所に、夏の花壇の定番とも言うべきキョウチクトウ科の「ニチニチソウ」(日々草)も地植えされていました。(下写真)
「日々草」(ニチニチソウ)と呼ばれる由縁は、長く花が咲き続けるからだろうと思いますが、アフリカのマダガスカルから欧州を経由して江戸時代の長崎に渡来した当時は、「日々花」(ニチニチカ)と呼ばれていたらしいですね。
私見としては、「草」と言うよりも「花」だと思うので、江戸時代の「ニチニチカ」(日々花)の呼称の方が相応しいと思うのですが・・・如何でしょうか?
日々草 撮影:国分寺駅前 2023年11月9日
東京都23区から遠く離れた東京都国分寺駅ですが、国分寺駅前に武蔵野の面影は既に失せてしまってコンクリートジャングル化しているのですが・・・
駅前の僅かな隙間に土壌を入れて、少しでも武蔵野の面影を偲ぼうとする市民の気持ちを感じることが出来ました。