東京都多摩東部の住宅地に挟まれたスペースに、15本前後の「柿の木」を植えた場所が残っています。
地面上に落ちて放置されている柿の果実の多さからみて、柿栽培で収入を得ているのではなく、税金対策を兼ねた家庭果樹としての栽培かも知れませんね。(下写真)
撮影:2023年10月11日 東京都多摩東部 自宅近辺
去年の今頃のブログで、「来年の五月頃に開花する柿の花を撮りたい」と書いた憶えがありますが、今年もまた淡黄色の柿の花を撮り忘れてしまいました。
撮影:2023年10月11日 東京都多摩東部 自宅近辺
僕が子供時代を過ごした山口県の自宅の裏庭には、二本の甘柿の木がありました。
柿の木には、「完全甘ガキ」と「不完全甘ガキ」がありますが、故郷の庭の柿は、種のある完全甘柿の「富有柿」(フユウガキ)だったので、腹が空けば枝からもぎり取って食べていたものでした。
撮影:2023年10月11日 東京都多摩東部 自宅近辺
東京都多摩東部の「柿の実」が「完全甘ガキ」なのか、それとも「不完全甘ガキ」なのかは、門外漢の僕には分りませんが・・・
たとえ「不完全甘ガキ」であっても、その枝に雄花のつく品種を接ぎ木するか、その傍らに雄花のつく品種を植えて、「渋柿の実」の中に種を入れることに成功すれば、美味しい「甘柿」として食することが出来るのだそうです。
撮影:2023年10月11日 東京都多摩東部 自宅近辺
東京都多摩東部の自宅近くの柿の家庭果樹園には多くの柿の木があるので、きっと雄花のつく品種も含まれているのではないでしょうか?
まだ未成熟の柿の実が多く含まれているようですが、10月下旬から11月初旬まで待てば、完熟期を迎える甘柿が実るに違いありません。
柿の木の植物分類名
科:Ebenaceae
属:Diospyros
学名:Diospyros kaki
和名:カキノキ 柿の木
英名:Kaki Persimmon