西武鉄道の国分寺線沿いを歩いていると、微かにジャスミンの如き香りを放つ「テイカカズラ」(定家葛)の白花が咲いていました。(下写真)

 

「和名:テイカカズラ」(定家葛)は、英語圏では「Japanese star jasmine」と呼ばれているようですが、「定家葛」の植物分類名は「キョウチクトウ科」であり、モクセイ科の「ジャスミン」とは異なる植物ですね。

 

定家葛 撮影・2023年7月 東京都多摩東部 

小枝に付く長さ=7cm前後、幅=2.5cm前後の楕円形の革質の対生葉や小枝を切ると、有毒の白い乳液が出るらしいですね。

 

直径3cm前後の花辨は五裂。その裂片は、微妙に捻れていて小さなプロペラのようにも見えます。

 

科:Apocynaceae 

キョウチクトウ科

亜科:Apocynoideae

連:Apocyneae

属:Trachelospermum 

テイカカズラ属

種:T.asiaticum 

学名:Trachelospermum asiaticum 

和名:テイカカズラ(定家葛)

別名:マサキノカズラ

英名:Japanese star jasmine