自宅近くの公園で「黄花矢車菊」が咲き始めました。去年と同じ場所で咲いているので多年草の花だろうと思います。(下写真)
「黄花矢車菊」(キバナヤグルマギク)を「黄金矢車菊」(オウゴンヤグルマギク)と呼ぶ人もおられますが、此処では「黄花矢車菊」で通すことにします。
黄花矢車菊 撮影:2023年5月25日 東京都北部多摩地区
80cm前後の高さの茎頂の一本に、アザミに似たような花を早々と付けた「黄花矢車菊」が目に留まりました。(上下写真)
黄花矢車菊 撮影:2023年5月25日 東京都北部多摩地区
植物分類名は、Asteraceae(キク科)・Centaurea属(セントーレア属)、世界共通の学名は「Centaurea macrocephala」(セントーレア・マクロセファラ)でした。
英語圏の流通名としては、「Armenian basketflower」、「Bighead knapweed」、「Big yellow centaurea」等々の様々な呼称があるようですが・・・
植物分類名をチェックする時は、和名、流通名、園芸名からの検索よりも、世界共通の「学名」から入るのが近道のような気がします。
黄花矢車菊 撮影:2023年5月25日 東京都北部多摩地区
和名にも「黄花矢車菊」(黄金矢車菊)と「矢車菊」のように、一見すると同じ花の略称かと勘違いしてしまいそうな名付けがありますが・・・
「黄花矢車菊」の学名は「Centaurea macrocephala」であり、「矢車菊」の学名は「Centaurea cyanus」として明確に区分されていました。
参考:黄花矢車菊の植物分類名
科:Asteraceae キク科
属:Centaurea ヤグルマギク属
学名:Centaurea macrocephala
英名:Big yellow centaurea
和名:オウゴンヤグルマギク
原産地:コーカサス地方、トルコ